日本にある楊貴妃の墓伝説
- カテゴリ：日記
- 2024/12/29 13:02:11
最近知った都市伝説の中でちょとビックリしたのが
楊貴妃が日本で亡くなった説。
楊貴妃は唐の玄宗皇帝の側室で、日本三大美女
（クレオパトラ、楊貴妃、小野小町）のひとり。
また、国を滅亡させる原因となったことから
傾国の美女ともいわれている。
（妲己（だっき）、褒娰（ほうじ）、西施（せいし）、楊貴妃）
例えば都市伝説にはキリストの墓が青森にあるとか
バカバカしい説も多いのだが、
なんと、楊貴妃が日本に逃れて亡くなった説があるようだ。
日本では山口県の長門にある二尊院に五輪塔があり、
それが楊貴妃の霊廟とされている。
日本の伝承では、玄宗皇帝は安史の乱（755年～）でで失脚し
楊貴妃を殺すよう迫られた。
玄宗はこっそり楊貴妃をうつろ舟（小舟）に乗せて流し、
それが長門に漂着。
暫くしたのち、この地（長門）で楊貴妃が亡くなったという。
それを夢に見た玄宗皇帝が、日本に釈迦如来と阿弥陀如来の秘仏二尊を
日本に送った。
しかし、その仏像は山口には届かず奈良か京都にとどまり、
二尊院にはそのコピーが送られた。
それが現在の二尊院の本尊となっているそうである。
二尊院の建立は807年なので時代的には安史の乱より
約50年後ということである。
中国の史実では、安史の乱によって玄宗は馬嵬駅（ばかいえき）まで逃れ、
そこで楊貴妃が自殺させられたことになっている。
この馬嵬駅（ばかいえき）まで逃れた玄宗の側近の中に、
なんと日本人がいた。
それが遣唐使の安倍仲麻呂で、日本人でありながら科挙に合格し
玄宗の側近となっていた。
その阿倍仲麻呂が、楊貴妃を日本へ逃がした（連れ帰った？）のだという。
そうであれば、玄宗が日本へ秘仏を送った話も説明がつく。
玄宗は遣唐使を使って連絡を取り合っていたのであり、一応辻褄も合う。
以上が日本と中国の楊貴妃伝説である。
残念ながら、今のところ玄宗皇帝が日本に秘仏を二尊送ったという記録はない。
そういった記録が新しく発見されれば、あるいはこの都市伝説の信ぴょう性がもっと増すかもしれない。
そのほか、京都の泉湧寺にある観音菩薩坐像は、楊貴妃をモデルに作られた
ともいわれている。
この話は、前述の楊貴妃が日本に亡命した話が無ければまったく成り立たない。
（もしほんとだったら楊貴妃がどんな顔だったか、ある程度分かることになるので、３Dスキャンして蘇らせたいものだ）
因みに、楊貴妃は結構ぽっちゃり型（よく言えばグラマー）で、
肌はプニプニで下半身は毛深かったという都市伝説もあるｗ
最近の女の子はガリガリだと思うが・・・
華清池にある楊貴妃の入浴像はムチムチｗｗ
寺院は信者を増やすために、いろいろな話をでっちあげる。
信じちゃだめ。