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ブダイ

ニコットおみくじ(2024-12-10の運勢)

おみくじ

こんにちは!寒気は緩み、九州、四国は晴れ。

本州から北海道の太平洋側も晴れるが、
日本海側は所々で雨や雪が降り、北陸は雷を伴う。
沖縄は晴れ。

【ブダイ】 布袋魚 Calotomus japonicus(Valenciennes,1840)

          parrotfish

☆ブダイはスズキ目ベラ亜目ブダイ科です。
 
 この魚達は、その鮮やかな色彩とユニークな形状で、
 多くのダイバーや水中写真家に人気です。

<概要>

〇特徴

・体長:約45cm

・体型:やや側扁し、目が小さく鱗が大きいです。

・歯 :完全に癒合(ゆごう)せず、
    見た目は乱抗歯(らんぐいば)になっています。

    *乱杭歯・・・歯の列が乱れていたり、歯と歯が重なっていたり、
           犬歯が突き出ていたりする状態

ブダイは見た目には美形とは言い難い魚ですが、
この歯で死珊瑚を摂食することにより、
珊瑚の死滅と再生のリサイクルに深く関与しているのも特徴です。

@気候変動による影響

 現在、珊瑚礁生態系は・・・

 ・白化(はっか)の高頻度化

 ・台風の大型化

 ・赤土等の流出

 これら等による、様々な影響により衰退傾向にあります。
 
 ★珊瑚礁生態系

  □影響の要因

  地球温暖化による熱波の高頻度化、
  大雨や大型台風の増加が大きく影響しています。

  ■現在の状況と将来予測

  将来、温室効果ガスの排出量の違いにより、
  珊瑚の生息可能域が変化することが示されています。

  CO2高排出シナリオ(SRES A2)では、
  今世紀末には日本近海から珊瑚が消滅する一方、
  CO2低排出(SRES B1)シナリオでは、
  九州、四国から南に生息可能であることが示されています。

  □適応策

  温室効果ガスの排出を削減するとともに、
  現在進行する珊瑚礁生態系の衰退に対し、保全を行うことが必要です。

  ◆保全
  
   ・農地等からの赤土流出の削減

   ・天敵のオニヒトデ駆除

   ・珊瑚の養殖や移植

   『農地等からの赤土流出の削減』

    最も波及効果が高いです。

    ・マルチング

     畑の裸地部を葉等で被覆します。

    ・緑肥

     休耕期に肥料植物(マメ科植物)等を植える。

    ・グリーンベルト

     農地周辺に草木を帯状に植栽する。

    ・葉穀(ようこく)梱包

     農地周囲にサトウキビの葉を束ねたものを設置する。

   『天敵オニヒトデの駆除』

    珊瑚の天敵である、オニヒトデには、モニタリングや駆除が必要です。

    ・オニヒトデは棘に猛毒があり、刺傷注意です。

    ・珊瑚の下や枝の隙間に潜み、見落としやすいです。

   『珊瑚の養殖や移植』

    低下した珊瑚群集の回復力を人為的に補助します。
 
    ・種苗に用いる、親珊瑚の育成をします。

    ・モニタリング調査を行い、
     珊瑚群集の変化を把握し、全ての対策の基礎を作ります。

  ◇赤土流出の削減・オニヒトデ対策・珊瑚の養殖・移植

   『赤土流出の削減』
   
    ●農地における対策

     沖縄県では流出源の約8割が農地とされていて、
     営農や土木の両面から対策が進められています。

    1、営農的対策

      ①緑肥             ②グリーンベルト
 
      ③葉穀梱包           ④マルチング

      ⑤サトウキビの
       春植えの推進
  
    2、①沈砂地の設置         ②勾配修正


    ●開発事業

     沖縄県では赤土等流出防止条約が1995年に施行され、
     開発行為による赤土等流出に関する規制が行われています。

   『オニヒトデ対策』

    ●短期

      ①稚ヒトデモニタリング     ②駆除

    ●長期

     赤土等の削減
     (オニヒトデ幼生の餌となる植物プランクトン増加の原因である、
      栄養塩の沿岸海域への流出を減らす)

   『珊瑚の養殖・移植』

    珊瑚の養殖や移植は、
    珊瑚が本来備えている回復力を人為的に補助する試みです。

    現在、珊瑚の養殖や移植は一部の種を対象とした、技術開発の段階です。

    移植による珊瑚幼生供給基地の造成が目的とされています。

      ①無性生殖法(直接移植を除く) ②有性生殖法

 ★4℃上昇を仮定した予測

  熱帯、亜熱帯の造礁珊瑚の生育に適する海域が、
  水温上昇と海洋酸性化により、日本近海から消滅すると予測されています。

 ☆3℃上昇を仮定した予測

  今世紀末においても、
  生育適域が一定程度残存するとされています。

 気候変動に対する順応性の高い健全な生態系を保全、再生する為、
 様々な目的の会要保護区等を連携させて効果的に配置することが大事です。

 ・沿岸生態系の連続性の確保

 ・生態系ネットワークの形成

 ・従来実施されてきた、気候変動以外の要因による生物多様性の損失への対策

 これら気候変動適応の観点を熟慮した上で、
 優先順位をつけて実施することが必要です。

 ★取り組み(一部)

  □食害防止籠(かご)による珊瑚の保全

  籠や侵入防止策で珊瑚を保護することによりまして、
  珊瑚(稚珊瑚を含む)の捕食者となる、これら等による食害を防ぎます。

  ・ブダイ

  ・ハクセイハギ

  ・ガンガゼ

〇生態

@生息

 日本列島の中部以南の海域に生息しています。

@分布

 浅い岩礁域や珊瑚礁を好みまして、世界中の至る所に分布しています。

@食性

 ・夏:石灰藻や甲殻類、底生動物を食す。

 ・冬:海藻を主に食す。

@磯臭い

 上記の食性の影響で、夏場のブダイが磯臭いと嫌われまして、
 冬場のブダイには臭みが無く、脂ものっていると、
 歓迎される理由になっています。

@産卵期

 夏です。

 又、ブダイは性転換をする魚という生態をもっています。

 ☆一次雄・二次雄

  ・一次雄:子供の頃は雄で、そのまま雄として成熟します。

  ・二次雄:子供の頃は雌で、大きくなって雄に性転換します。

@名前の由来

 諸説あります。

 ブダイに漢字を当ててみますと・・・

 ・武鯛   :鎧を身に着けた、武骨な武士に見えることから。

 ・舞鯛   :ひらひらと舞うように泳ぐところから。

 ・醜鯛・不鯛:マダイ等に比べて、容姿が劣るところから。

問題 上記にも書きましたが、ブダイの味の特徴は、
   生態の影響で、夏場のものは磯臭さがありまして、
   冬場のものは脂がのっていて、張りがあります。

   ブダイの身の特徴について、
   文章の中の???に入る言葉を教えてください。

   白身は僅かに赤身がかっていまして、水分が多い方です。
   煮込みますと良質の出汁が良く出ることと、
   ???が多くて、冷めると煮凝(にこご)りとなります。

1、ゼラチン質

2、脂質

3、カルシウム

ヒント・・・〇???

      動物の身体を形づくる繊維状のタンパク質コラーゲンです。
      
      コラーゲンは水に溶けませんが、
      加熱し、構造を分解することによりまして、
      溶けやすい水溶性のタンパク質に変化します。

ブダイの身の特徴について、
文章の中の???に入る言葉をよろしくお願いします。
  

     

   


     

     



  



 

  



    

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2024/12/12 14:08
こんにちは!度々のコメントと、そしてお答えもありがとうございます。
スズラン☆さん、どうもお疲れ様です。
 はい、おみくじですが「大大吉」でした。
どうもありがとうございます。
 そうですね、オニヒトデも理想は食用になればですね。
コメントですが1番のゼラチン質が正解です。
流石ですね、どうもおめでとうございます(祝)
なるほど~、スズラン☆さんも日によって時間帯が変わることもありましょう。
私の心配をありがとうございます。
本日は昼間も気温が上がりずらい所が多いですので、
どうか終日防寒をしてお過ごしくださいませ。
アバター
2024/12/12 00:57
大大吉おめでとうございます✨

オニヒトデも食用になればいいのにと思いました。

答え 1
深夜に返信することもあるので、
日記コメント通知受信設定は 受け取らない にしてくださいね。




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