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事納め・針供養

ニコットおみくじ(2024-12-08の運勢)

おみくじ

こんにちは!九州や四国、本州の太平洋側は晴れる。

日本海側は雨や雪となり、東北や北海道では吹雪く所も。
沖縄は曇り。
気温は平年より低い。

【事納め・針供養】 ことおさめ・はりくよう

☆事納め

 「事納め」は昔の農家で12月に作業を締めくくり、
 お正月の準備を始める時期を指します。

 毎年同じ日が事納めになり、2024年も12月8日が事納めです。
 
 又、地方によりましては12月8日を正月の行事の始まる「事始」、
 2月8日を「事納」とすることもあります。

★針供養

 折れ、曲がり、錆(さ)び等により、
 使用出来なくなった縫い針を供養しまして、近くの神社に納める行事です。

<概要>

〇事納め

一般的には12月8日が「事納め」で、来年の2月が「事始め」ですが、
逆に12月8日がお正月の準備を始めるという意味で「事始め」で、
来年の2月8日が「事納め」とする地方もあります。

@「事」によって「初め」と「納め」が異なる

 ☆事

  「事」とは元々祭り或いは祭り事を表す言葉で、  
  コトノカミという神を祀るお祭りです。

  そのお祭りが12月8日と2月8日の2回ありまして・・・

  ・事八日

  ・事の日

  これら等といわれました。

  コトノカミが「年神様」「田の神様」かで、
  事始めと事納めの時期が逆転します。

  この日付の違いは、
  この年に始める「事」が信念に迎える神様の「事」なのか、  
  田畑を耕しまして、勤(いそ)しむ人の「事」かという違いです。

@北陸地方から西日本

 12月8日が事納めで、2月8日が事納めの地域は、
 主に北陸地方から西日本です。

 ★風習

  この風習は農作業を軸に捉えるところが由来です。

  逆に入れ替わるのは主に関東地方です。

 ☆神様の事始めは12月8日、事納めは2月8日

  年を司る神様を年神様といいます。

  年神様を迎える為に正月行事の準備を始めるのが12月8日の「事始め」で、
  年越しの「神事」が始まる日です。

  そして・・・

  後片付けも全て納めるのが2月8日の「事納め」です。

  こうして神様に関する一連の「事」が終わりますと、
  春を迎えて田畑を耕す時期となりまして、人々の日常が始まります。
  
  ■御煤(おすす)納め

  江戸時代にはいりますと・・・

  12月13日が大吉日とされた鬼宿日(きしゅくび)にあたることから、
  この日が江戸城の「御煤納め」と定められました。

  この為・・・
  
  12月13日が「正月事始め」として定着しまして・・・

  ・煤払い

  ・松迎え

  これら等の正月の準備に取り掛かる日とされています。

これらのことを合わせまして、
「事八日(ことようか)」や「事の日」と呼びます。

昔は12月13日を「正月事始め」といっていました。

@人の事始めは2月8日、事納めは12月8日

 年神様を迎える為の正月行事が終わりまして、
 人の日常生活が始まるのが2月8日です。

 ☆2月8日は旧暦でいうと、3月中旬

  春がきて暖かくなりますと農業が始まります。
  
  そして・・・

  人の1年の営みが始まるというのが、この2月8日の「事始め」です。

 こうして年神様を迎える正月行事という「神事」の期間と、
 それ以外の人の「日常」の期間と分けるとしますと、
 一方の始まりの日は、又、一方の終わりの日になる訳です。

〇針供養

針供養は、2月8日又は12月8日に行われる行事で2024年も同様です。

・東日本: 2月8日

・西日本:12月8日

この日に行われる所が多くみられましたが、
地域に関わらず、どちらか一方の日に行う所や両日に行う所もあります。

この日付の違いには、
背景にある「事始め・事納め」の捉え方が影響しています。

@針供養を行っている代表的な社寺

 ★東日本

  ・東京 :浅草寺 さん・淡島堂(台東区浅草)

  ・東京 :森厳寺(しんがんじ) さん ・淡島堂(世田谷区代沢)

  ・東京 :富岡八幡宮 さん・淡島神社 さん(江東区富岡)
 
  ・東京 :正受院 さん(新宿区新宿)

  ・神奈川:荏柄天神社 さん(鎌倉市二階堂)

  *日付は全て2月8日

 ☆西日本

  ・和歌山:淡嶋神社 さん(和歌山市加太)
 
  ・大阪 :太平寺 さん(大阪市天王寺区)

  ・大阪 :大阪天満宮 さん(大阪市北区)

  ・京都 :法輪寺 さん(京都市西京区)

  ・京都 :幡枝八幡宮 針神社 さん(京都市左京区)

  *淡嶋神社さん、太平寺さん、大阪天満宮さん、幡枝神社さんは2月8日

  *法輪寺さんは2月8日と12月8日

  *幡枝八幡宮 針神社さんは12月8日

@「事始め・事納め」と「事八日」

 上記にも書きましたが・・・

 「事始め・事納め」は、コトノカミという神様を祀るお祭りです。

 元々「事」という字は、
 神様への祈りの文である祝詞(のりと)を入れた器をつけた木を高く捧げて、
 祖霊を祀るという意味の「史」と、
 吹き流しを組み合わせた形で「祀」を意味していました。

 ★コトノカミのまつり

  12月8日と2月8日の2回あります。

  ・12月8日が「事始め」で 2月8日が「事納め」

  ・ 2月8日が「事始め」で12月8日が「事納め」

  この違いはコトノカミが「年神様」か「田の神様」かという違いです。

  ・事           :神様の「事」

  ・田畑を耕し、農耕に勤しむ:人 の「事」

 ☆神様の事始め:12月8日、事納め:2月8日

  年を司る年神様を迎える為の神事を始めるのが12月8日の「事始め」で、
  全てを終えるのが2月8日の「事納め」です。

  こうして年神様に関する一連の神事を負えますと、人々の日常が始まります。

 ★人の事始め:2月8日、事納め:12月8日

  田の神様を迎えて人の日常が始まるのが2月8日の「事始め」で、
  全てを終えるのが12月8日の「事納め」です。

 2月8日と12月8日のことを・・・

 ・事八日

 ・事の日

 このように呼びます。

@事八日の針供養

 この日はお世話になった道具を片付け、感謝する風習があります。

@針供養の起源

 中国の「社日」に針線(針仕事)を止む」という、
 習わしに起因するという説があります。

 平安時代には貴族の間で行われるようになったと考えられていまして、
 江戸時代に針の労を労(ねぎら)い、
 裁縫上達を願う祭りと広がりました。

 針仕事は女性にとりまして、重要な仕事だった為、
 折れた針や古くなりました針に感謝を込めて、
 柔らかい豆腐や蒟蒻(こんにゃく)、餅に刺しまして、
 川に流したり、土に埋めたり、神社に納めたりして供養しまして、
 裁縫の上達を願いました。

問題 次の文章の中の???に入る言葉を教えてください。

   豆腐等、柔らかいものに刺すのは、
   これまで硬い生地等を刺してきた針に対しまして、
   最後は柔らかいところで???という気持ちや、
   供え物としての意味があるといわれています。

1、休んでいただきたい

2、終わって欲しい

3、次もお願いします

ヒント・・・〇???

      「お疲れだと思うので、ゆっくり???ください」とは・・・

      ・お仕事が立て込んでおります時期にこそ、
       ご自愛いただけますようお願いいたします

      このような意味合いで用いられる文言です。

お分かりの方は数字もしくは???に入る言葉をよろしくお願いします。









 









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2024/12/10 01:10
こんばんは!日付が変わりまして火曜日ですね。
スズラン☆さん、眠たいところ、
コメントとお答えをありがとうございます。
 そうですか、ニュースでチラッと放送されますか。
あはは、懐かしい針が残っている可能性があるのですね。
問題ですが1番の休んでいただきたいが正解です。
よく分かりましたね、流石です。
どうもおめでとうございます(祝)
物を大切にしなさいということです。
使用している側はお世話になっているから、感謝をしましょうということです。
 スズラン☆さん、夜はだいぶ冷え込みませんか?
風邪も流行っていますから、どうか暖かくしておやすみくださいませ。
本日もどうぞよろしくお願いします。
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2024/12/09 23:32
針供養の様子は、
ニュースで毎年チラッとは放送されます。
私の子供の頃の学校支給の裁縫箱に、
今も折れたままの針が残ってるかも(笑)

答え 1




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