忘れられない先生
- カテゴリ:今週のお題
- 2024/11/15 03:21:54
僕にとって忘れることの出来ない教師は複数名おります。
①小学生の頃に理科の教師だったサイトウ先生
この教師が理科を教えて下さったおかげで、自然科学全般に対する興味関心が大きくなり、理科をもっと知りたいと意気込ませて下さいました!
②同時期の担任だったワタナベ先生
教師と児童という垣根を全て取り払い、植物(桜や梅、椿など木に咲く花や農産物まで)に対する興味関心がさらに深まりました!
③高校生の頃に数学の担当だったスズキのタコ!
「俺は教師だからお前たち生徒よりも偉いんだ!」を地で行く身の程知らず。数学の担当だったけど、コイツの授業で数学が分かるようになる方が可笑しいくらい、教え方がヘタクソ!! 僕が中学生・高校生の頃は地元の親友たちとストリートレースに明け暮れる日々だったので目を付けられていたが、最終的には相当痛い目に遭ってもらった。
とは言っても、全治3か月で許してあげたけど♪(う~ん、僕達って優しいね(^^♪)
④高校生の時の部活でお世話になったヨシカワ先生
僕は主に弓道部に所属していたが、興味本位でダンス部や軽音部にも出入りしていた。当時の校則では部活の掛け持ちは原則禁止だったが、そのヨシカワ先生は「見分を広げることも大切」として大目に見てくれていた。
ちなみに、僕が高校生の時の弓道部はとにかく楽しくて、部活時間中は弓道に専念していたが、部活が終わると皆でトランプやUNO、マジック・ザ・ギャザリング(略してMTGと呼んでいた)、トスバレー、パターゴルフなどなど、個々がやりたいことをやりたいようにやっていた♪
「弓道部はとにかく楽しい!」という噂が広まり、僕が大学2年に進級するタイミングで母校の弓道部に入部志願する際には、部活に入部するのに面接試験があったというから驚き( ゚Д゚)
⑤高校生の頃に3年間お世話になった学年主任のモリタ先生
学年主任を勤めるだけあって、厳しさの中にも優しさがある教師だった。③で挙げたタコの事を「彼は教員には向いていない」と断言し、俺達が「実行」しても全面的にフォローしてくれる、有言実行な教師。
→この教師への恩義を返す意味でも国公立の医学部を志した!(何故か現役で国立医学部に入学できた、今思い返しても不思議♠)
⑥大学医学部の6年間、ずっとお世話になったオオヤマ助教授
当然の事だけど、人の命を預かる医師になるための学部なので、覚えることが山積み。僕個人としては暗記力と記憶力を活かせる教科はそこそこ得意だったはずなんだけど、教科書と参考書、辞書などの分厚い書籍を丸暗記する必要があったので、さすがに堪えた・・・
⑦学生時代の教師ではないが、初期研修医(いわゆるインターン)の頃から専攻医(自分がどの診療科の医師を目指すのか、具体的なイメージをしないといけない期間。本人の希望も大事だけど、適正も大事。例えば外科医を目指しているけど指先の動きが危なっかしいと指導医に判断された場合、他科への転向を指示される)の頃までお世話になったカワモリタ医師。
指導は厳しかったけど僕が外科医になることを認めて背中を押してくれた上に、専門医の認定を得るために研修先の病院に推薦状を書いて下さった指導医。
⑧現在進行形でお世話になっている「ドクター」。迷惑になるかも知れないので名前は出しません!
僕に言わせれば、「彼こそが医師」と言える人物。ドクターは消化器外科専門医、乳腺外科専門医、日本外科学会認定外科総合指導医。ドクターは「脳神経外科はやらない」と言ってはいるが、救急搬送されてきた患者さんが脳血管イベントが起きていると判断すると、取り敢えず自分に出来ることはすべてやる。さすがに開頭術はやらないけど、やろうと思えばたぶんできると思う、もの凄い知識と技術を持つ医師!!
現在は外科部長・兼・診療部長・兼・副病院長を掛け持ちしているので管理職としての業務が無駄に多忙(誰からも認められている人格者なので本来やらなくてもいい業務も引き受けている)な医師。
⑨(※ちょっとずれるけど大切な医師なので書かせて頂きます)
心療内科のオノセ医師。僕が勤めている病院の職員さんの中でも1・2位くらいのご年配の医師。僕が消化器外科専門医の認定試験に合格したのと同じころに医師国家試験を受験した初期研修医さんが言うには、「国家試験の問題にオノセ医師の個人の名前が出てきた」ほど、著名な医師!
僕は外科医という診療科の職業の都合もあり、夜間や休日に症状急変や救急搬送で外科手術が必要だと判断されると、何故か真っ先に僕の携帯電話に病院からTELがある(僕が勤めている病院では、夜間宿直や休日・祝祭日の日直の際には、「内科系」の医師と「外科系」の医師、婦人科医師の3名が診療部で当番をやる。研修センターの若手医師は診療部の医師の助手をやりながら知識や技術を身に付ける)。
そのため、愛する奥さんや可愛い子供たちと一緒に寝ることはできない(奥さんや子供たちの睡眠を妨げることになっちゃうから)。
その結果、僕は現在、睡眠障害になってしまいましたとさ(辛
なので、気分を落ち着かせる内服薬を2種類、入眠を促す内服薬を3種類、入眠状態を維持する内服薬を1種類と、かなりの種類の薬剤のお世話になっております。そして、睡眠障害を定期的に診察して下さっている医師がオノセ医師なのです!
オノセ医師も、ドクターに負けず劣らずの人格者で、当然知識は豊富、話し方も非常に穏やかで僕も含めた患者さんには大人気なので、病院の管理会議などでは、報酬は弾むから頭と体が動く限りは当院で常勤医をお願いします!と各部署の管理者から土下座をする勢いで頭を下げられております。