Nicotto Town


「さくら亭」日報


コーデ記録~黄昏紅葉



朝晩の気温の差が激しいほど、
木々の彩りは美しくなる。
それが黄昏時ともなると、
楓や銀杏だけでなく、世界そのものも
紅葉に寄り添うような色彩にあふれるのだ。

黒ガチャ88の「緑茶」ですが。
下手にちゃんとした訪問着らしい訪問着なので、
かえってカジュアルダウンが難しく、
ちゃんと着たことなかった気がするので
挑戦してみました。

羽織は同系色ですが、帯やバッグに赤を入れて差し色に。
バッグはちょっと硬いかな?
とも思わないでもないのですが
着物の格にはあってるかも。


疲労困憊。
ちょっ、「こんばい」が普通に変換できなくて余計に疲れたよ。
IMEパッドで探して入力までした。

先日、スマホを受け取りに警察署まで往復歩いたのですが。
普段運動しないものですから、
翌日には足が重怠く。本日もそれが続いております。
たかが往復で合計5キロほど歩いただけなのに、
衰えすぎだろう、自分!
もっと歩かなければと決心するのでした。

そしてもうひとつ。
自宅内クエストが難航しております。

先日の「ノートに合う万年筆選手権」をやって以来、
短軸(とってもレトロな万年筆)を使いたい熱が復活。
しかし使うためにはインクカートリッジが必要。
買うのは簡単だが買いに行く暇がない。
それ以前に、持ってるはずなんですよ、
かなりの数を。
だって大抵、万年筆買うと付いてくるんで。

ところでこのインクカートリッジというやつ。
実はメーカー毎に規格が違う。
逆に海外ものはヨーロッパ規格の同一のものを使えることも多い。
でも日本国内産は、全部違う。
ため込んでいたのよ。
自分のもだし、父のも。
それがごそっと見つからない。
捨てたはずはないんだな、性格的に。
むしろ、まとめてどこかに保管してるはずなんだ。

パイロットのは見つけた。
モンブラン、パーカー、ファーバー・カステル。
筆ペン用のぺんてるのも。
インクの死んでるプラチナも出てきた。
いや、使える奴プリーズ。
エルバン数色、ヨーロッパ規格も出てきた。
なんで使いたいプラチナとセーラーがないかな!?

で、仕事終わって帰宅してから家探し。
個人的に「お宝」も発見したりもしたけれど。
辛うじて使えるプラチナのカートリッジも一本は発見。
なのにセーラーがない。
我が家の万年筆のセーラー率の高さを侮るな。
……きっと、使わない時に見つけるんだぜ。


とりあえず、プラチナの短軸のひとつにカートリッジを差しました。
使い切ったら、このカートリッジを再利用して他の色のインクを入れます。
何故なら。
おまけでついてくるカートリッジは黒しかないから。
そして私は黒インクに愛がないから。

ちなみに私のインクコレクションは赤系が多い。
なるべく万年筆の軸色に近いインクが使いたいので。
しかし、ピンクだと薄いピンクは特に視認性が悪い。
あと退色もする。
でも買ってるけどね!
あと、赤だとどのメーカーも作ってるので集めやすい。
ピンクは作ってないメーカーも多いのだ。

例えば、本と文具で有名な丸善(今はジュンク書店でもあるな)。
丸善と言えば檸檬。
梶井基次郎である。
で、「檸檬」というインクもある。持ってる。
でもめっちゃ読みにくい!
薄い色のインクはぶっとい時幅のペンに限ります。
細字だと本当に読めないから。
万年筆でお絵かきするんならまだ使いどころがあるんだけどね。

でもカートリッジを無事に刺せた
プラチナの短軸。
本当に美しく書ける。
黒なのが気に入らないが、字がきれいに見えるのだ。

学生時代の私の字は、正しく「悪筆」でした。
ぶっちゃけ、汚い。
自分の字だから読めるけど。

社会人になってから、
ひとに読んでもらうという意識ができたのか、
「読みやすい」と言われるようになった。
美しいとは言われないのがミソではあるw
自分でもマシにはなったと思う。
それが万年筆を使うと
「字が上手くなったような」気持ちを味わえる。
万年筆を使ったからって、走り書きはやっぱり汚いけれど。

でも特別なノートを使ったり、
誰かに手紙を書く時は、シャーペンやボールペンでより
ゆっくり書くからね。

万年筆は字を書く時に疲れないという。
……そんなことはない。
コントロールしようと思うとそれなりに疲れる。
のびのび書きなぐるのは気持ちいいけど、えらいことになるし。

基本は万年筆の本体の重さを利用するから
疲れないらしい。
私は正しく使っていないのだと思う。

正確に書こう、きっちり書こうとするならば、
ペン先は硬い方が向いている。
安価な鉄のペン先にもちゃんと用途はある。
でも、硬いと疲れるんだ。
あと、私の場合ペン軸が太すぎるのも疲れるし、
ペンそのものが重いのも疲れる。
手が小さいというのもあるんだろうね。

それにしてもやはり。
万年筆って眺めているだけでもいいし、
実際に使っていると更にテンションがあがる。
この機会に、沢山使おうと思う。
ただ、日記は本当に続かないんだよねえ……。
そして沢山の万年筆とインクがあっても。
私はひとりしかいないという現実がある。

ああ、いっそ阿修羅になりたい。
腕が3組あったら三倍使えるはずなんだ。
しかし脳が一つという罠もあるが。
阿修羅像って顔もみっつあるけど、脳も三つあるんだろうか?




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