Nicotto Town


世界に境目なんて必要ないのかもしれない。


超甘口ワインを作る話


すごく昔、不凍液(ジエチレングリコール)入りのワインが出回って大変なことになったことがありました。

1985年オーストリア産ワインジエチレングリコール混入事件
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/1985%E5%B9%B4%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%94%A3%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A8%E3%83%81%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%B7%B7%E5%85%A5%E4%BA%8B%E4%BB%B6

ジエチレングリコールは舐めると甘く、神経毒性と腎毒性があるので、前回ネタにした「旦那デスノート」でも大人気です。
(実際不凍液殺人事件ありました。)

安全に甘口ワインを作るには、【グリセリン】を添加すればいいんです。

食品添加物のものが手に入れば一番いいのですが、一番手に入りやすいのはこれです。
https://www.amazon.co.jp/%E5%81%A5%E6%A0%84%E8%A3%BD%E8%96%AC-%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%B3100ml/dp/B09MVRGHTN?dplnkId=f73a04cd-7c9f-49ed-bfd9-8c95748e8c64

これを適量ワインに混ぜると、とても甘くてまろやかなトロッケンベーレンアウスレーゼになります。

グリセリンは食品添加物の保湿剤(アンコとかに使う)としても利用されていますし、イチジク浣腸にも入っています。
安全性は抜群です。

また、グリセリンは太平洋戦争中には爆薬(ニトログリセリン)の原料として使われるので統制物質だったのですが、イチジク浣腸の販売を止めるわけにもいかなかったので、薬局・薬店でイチジク浣腸が買えました。

当時はおはぎとかの甘いものを作るときに必要な砂糖が不足していたので、代替品としてイチジク浣腸のグリセリンが使われていたそうです。

というわけで皆さんも、ワインにグリセリンを入れてみてはいかがでしょうか?

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2024/11/05 00:39
お酒飲まないのでわかりませんが、毒物が入っているというのは怖いですね。((+_+))



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