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サザンカ

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おみくじ

こんにちは!低気圧の影響で九州から関東は激しい雨。

東北南部も雨。
東北北部から北海道も雲が多いが、午後からは陽射しもある。
沖縄は晴れのち曇り。

【サザンカ】 山茶花 Camellia sasangua

           Sasangua camellia

☆ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹です。

<概要>

〇サザンカ

サザンカは花が少ない冬の時期に開花する、貴重な植物の一つです。

ツバキ科の常緑小高木で、
山口県から沖縄県にかけての山林で自生種を見ることが出来ます。

花木として庭や生け垣、盆栽等で広く植栽されていますが、
花も葉も姿が似ていることから、
古くはツバキと厳密に区別されていませんでした。

そんなサザンカとツバキの違いの紹介です。

@サザンカとツバキの違い、分かりやすい見分け方!

 ★サザンカとツバキは同じ植物?
  
  ・サザンカ:耐乾性に優れている常緑樹で、庭木としても人気がある。

  ・ツバキ :日本に古くから自生する固有種で、
        日本書紀「万葉集」にも記載があります。

        □古典に咲く花

        ツバキは神聖な樹木として様々な古典に登場しますが、
        漢字表記は色々とあります。

        ・古事記 :都婆岐

        ・日本書紀:海石榴

        このように記されています。

        私達に馴染みのある「椿」の文字は、
        万葉集で初めて目にします。
        
        ◆河の辺(へ)のつらつら椿つらつらに
         見れども飽かず巨勢(こせ)の春野は
        
         春日蔵首老(かすがのくらびとおゆ)さん
         (巻一の五十六)

         意味:川の畔(ほとり)のつらつら椿は、
            いくら見ても飽きない。
            巨勢の春野は。

         ツバキは「万葉集」の九首にみられます。

         「椿」だけではなく・・・

         ・海石榴

         ・都婆伎
 
         ・都婆吉

         このようにも記されています。

         「椿」と表記する植物は中国にもありますが、
         実は全くの別物です。
         
         *別物ですが・・・
 
          ・芳椿・・・中国東北地方の春の野菜

          ・香椿・・・中国を原産とするセンダン科の落葉樹
                (春先に見られるカラフルな新芽を、
                 観賞又は食用とするための庭木として、
                 利用されます)
                
                チャンチンと読み、
                日本に渡来したのは江戸時代以前で、
                主に本州以南に植栽されました。
                真っ直ぐに伸びる太い幹から、
                漆(うるし)に似た葉を生じ、
                木全体に特有の香りがあります。

         「海石榴」をツバキと読むのは、
         不思議に思われるかもしれませんが、
         「万葉集」に「八峯乃海石榴(やつをのつばき)
         (巻十九の四一五二)と「夜都乎乃都婆吉(やつをのつばき)
         (巻二十の四四八一)とありまして、
         どちらも八峯(やつを)のツバキを指すことから、
         両者の比較により、    
         「海石榴」がツバキであることが分かります。

         ツバキは日本原産の植物で、油が採れることは有名です。
         黒くツルツルとした果実が熟しますと、
         3つ4つに裂けまして、中から褐色の種子が出てきます。
         この種子から油を搾り出すことが出来ます。

         かつて遣唐使はこの油を持って渡海しました。
         中国において海という字が付く植物は、
         海外からもたらされたものを指すことが多い為、      
         もしかすると「海石榴」という表記は、
         中国で作られた可能性があります。

         歌にあります「つらつら椿」は、
         「万葉集」本文では「列〻椿」となっています。

         葉と葉の間からツバキの花が連なったように咲いているのが、
         見える様子です。

         『古瀬の椿』

          今回の歌に詠まれている巨勢は、
          現在の御所市の辺りといわれています。

          巨勢にあります、阿吽(あうん)寺は椿の名所で・・・

          「巨勢山のつらつら椿つらつらに
           見つつ偲はな巨勢の春野を(巻一の五四)」という、
          万葉歌碑があります。

          この歌は秋に詠まれました、
          春に咲く椿に思いを馳せた歌です。

          阿吽寺の椿の見頃は3月下旬です。

        古くから日本の山野に自生しまして、
        赤色や白色の美しい花を咲かせます。
        
        庭木を始め、化粧品、椿油としても用いられまして、
        日本人に長く親しまれています。

  ☆開花時期

   ・サザンカ:10~3月

   ・ツバキ :12~4月

  ★花の形・特徴

   ・サザンカ:花が平らに咲く、香りあり

   ・ツバキ :花が立体的に咲く、香りなし

  ☆葉の特徴

   ・サザンカ:葉がギザギザして、葉の中心を通る葉脈が黒く見える。
         葉裏の葉脈に毛が生えている。

   ・ツバキ :葉がギザギザしておらず、葉の中心を通る葉脈が透けている。
         葉裏の葉脈に毛が生えていない。

サザンカは漢字では山茶花と書きます。
中国で山茶花はツバキ類の花のことで、
同じツバキ属のチャノキに対して、山に生える茶という意味になります。

サザンカは小ぶりなヤブツバキのような葉や樹形で花も似ています。
見分ける際は葉です。

・サザンカの葉:表裏の主脈と葉柄、及び若い枝に短毛が生えている

・ヤブツバキ :無い

問題 AとBがありますが、どちらがサザンカの花なのかを教えてください。

・A  :花弁と雄蕊が基部の一部だけで合着している為、
        花後には花弁も雄蕊もバラバラに落ちる

・B  :花弁の基部が多数の雄蕊とともに合着している為、
        花が終わると、花ごと枝からポトリと落ちる

1、どちらも別の花

2、Aがヤブツバキで、Bがサザンカ

3、Aがサザンカで、Bがヤブツバキ

ヒント・・・〇サザンカの5~7枚の花は可憐に1枚ずつ散る

      見頃を終えた花は風が吹きますと、
      バラに似た甘い香りがする花弁が桜のように一枚ずつ散ります。

お分かりの方は数字もしくはAとBがありますが、
どちらがサザンカの花なのかをよろしくお願いします。

        




 


アバター
2024/11/04 16:59
こんにちは!こちらにもありがとうございます。
そうですか、検索をしてくださりましたか。
感謝です!どうもありがとうございます(礼)
 そうですね、違いがありますね。
はい、そうですね、サザンカですね。
 問題ですが3番が正解ですね。
素晴らしいですね、どうもおめでとうございます(祝)
サザンカは集散花序ですね、ヤブツバキはポトンと落ちますね。
ポトンと落ちる方は、南の島にあるマングローブ(総称)の実にもありますね。
マングローブ(総称)は、海に落ちて、
海流で種が運ばれて、どこかにたどり着いて、種が絶やさないようになっています。
どの植物も生きる為に必死で過ごしているのを感じませんか?
その他、鳥に運んでもらって生命を絶やさないタイプもありますね。
 お買い物や外出の際に、季節の植物等を眺めてみるものおすすめです。
ただ、寒い日はあまりじっくりしていると、
風邪をひく可能性がありますので、しっかりと防寒をしてくださいませ。
アバター
2024/11/04 15:39
検索したら一見分かりませんでしたが
読むうちに違いが結構あるなと思いました。
今の時期はサザンカなんですね( ..)φメモメモ

答え 3




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