Because it's there
- カテゴリ：日記
- 2024/10/30 01:12:33
急激に寒さが増してきましたが、皆様お変わりありませんでしょうか？
一部怪我をしたり、腰を痛めたりしている方もお見受けしますが
どうぞご安全にお過ごしください。
さて、気温が下がってくると行きたくなるのが
露天風呂ですね！ いやまあ一年中温泉に行ってはいるのですが
この時期は特にいいですよね
夜の帳に立ち上る湯気、星を眺めながらの入浴はたまらないものがあります
さて、先日訪れた温泉は、山の麓にありまして
この時期、登山客なんかで賑わっていました。
露天風呂に浸かっていると
登山帰りと思わしき２人がやってきて
話をしだしたのです。
一人はそこそこの経験者、 もう一人は初登山だったようです。
「ぶっちゃけ、初の山登りどうだった？」
「ん～行きはいいんだよね、どんな景色がみれるんだろう？
っていうモチベがあるから！ ただ帰りはひたすらダルイ」
「ん～なるほどなぁ ちょっとわかる気がするわ」
「また次の山にも登りたいと思った？」
「ん～ 気が付いちゃったんだけど
どの山登っても景色ってそこまで変わらないんじゃないかと」
「・・・」
「なので趣味までは行かない気がするな」
かつて登山家のジョージ・マロリーは
なぜ山に登るのか？ と聞かれ
そこに山があるからだ！ と答えたと言われていますが
これは正確な訳ではありません
いや何が正確で、忠実な訳かと言われるとまあ難しいですけどｗ
WHY did you want climb Mount Everesut
Because it's there
確かに thereを そこ、とか あそこと訳すならば
その訳は正しいように思えます
ですがこのthereはエベレストのこと
ならばitは何を示しているのか？
ということになります
その答えは後に続く文章から明らかになります。
彼は、前人未到の地を征服したいというのは人間の本性の一面だと述べているのです
itが指し示しているのはおそらくこのことで
前述の受け答えは
あなたはなぜエベレストに登るのですか？
何故ならあの山は誰も踏破してないからだ
というのがニュアンス的には、正しいのかなと
いや待てよ、山というのが未踏の地という意味で使われてるなら
そこに山があるからだは、そんなに悪くない訳に思えてきたぞｗ
話がめちゃくちゃずれてしまいましたが
恐らく初心者の彼が言いたかったのはまさにこのことかと！
誰かが見たような似通った景色には興味がない
人類未踏の地の景色が見たい
そういうことですか？
そんなわけないか…。
と温泉に浸かりながら星を見上げて思っていたのでしたｗ
今の時期紅葉ですごく綺麗だったとは思うのですけど、
今は自分で登らなくても、画像で見れる時代だから
一日かけて登って降りては、あんまりコスパ良くないと感じたのかな？
と、思いました。
趣味だから好きにすればいいとは思いますが、ちょっと判断が早い気がしますよね。
本人じゃないので詳しいことはわかりかねますが
コスパ悪い趣味だとと感じたんですかね？
なんか最近のZ世代って異様にコスパ、タイパを気にしてる感じがしてます。
そこに山があるからだ！ は世紀の大誤訳なんて言われることが多いのです。
確かに思い切り曲解なんですけど、（誰も成し遂げてないからだ！が意味的にはただしい）
けどまあ、これじゃないと後世に残らなかっただろうからこれで良かったのでは！
と思いますｗ
さすがに天保山や日和山では登った感動もないのではｗ
というかその２つは人工山だしｗ 天然物の弁天山を目指すべきですよね？
苦労と感動は比例しますから、そこそこ苦労しないと感動も少ないんですよね～
登ったら天気悪くて、もやしか見えなかったなんてよくありますしね。
挨拶は、遭難時の人相書きと最終確認ポイントの為なのでちゃんとするんですよ！
文面考えると、極めて単純で
「何でエベレスト登るんですか？」 「誰も登ってないから」
というシンプルなやり取りなんですよねｗ これだと名言になりにくいので
がんばって意訳したのが、今残ってる感じですね。
頂上での飲み食いが目的みたいなトコありますから、帰りはひたすらダルイってのもわかる気がしますねｗ
ある種のマニアだから登りますではだめなのですか？w
どこの山も一緒にみえて、ちょっとした出来事は全然違いますよね。
でも、頂上まで行ってきっと飲み食いしたのでしょう。
この飲み食いが人から気力を奪っている気がします。
でも山登りって、頂上を目指しているはずなのに下ったり、ゴツゴツ岩があったり川があったり、とてつもなく面倒くさいものなので、それに見合った感動があるべきだ！って勝手に思うけどそうでもなくて…www
初登山の割にキツイ山登り過ぎたんじゃ…
天保山あたりから踏破したら良かったのにね＾＾
私は二度と登山はしたくないと思ってるけど、唯一登山の良いところは、会った人みんな(知らない人でも)に挨拶するところだと思っています＾＾
山頂からの景色が似たようなものなら登らない、って発想だと
山登りはあくまで「景色を見る」ための行程として見てて
1回登ればじゅうぶん、ってことになっちゃったんですかねー
「そこに山があるからだ」はなかなかに妙訳（いい意味で）って感じがします
もともとの発言がいろいろな解釈ができるものだったなら
訳にもまた味わいとか深みとか掘り下げる余地とか残っててほしいです
すっごく綺麗だったと感動しなかったのかも？
こんなものかと・・・
なので次と言われてその言葉になったのかなと思いました。
あくまでも憶測ですがいい景色だったら他の山も登りたいって思うはず。