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リンドウ

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おみくじ

こんにちは!低気圧や前線が本州付近を通過する影響で、

九州から関東は午前中は雨や雷雨。
東北は朝まで雨で、北海道は所々雨。
沖縄は晴れ。

【リンドウ】 竜胆 Gentiana scabra var.buergeri

          Gentian

☆リンドウ科リンドウ属の多年生植物で、
 漢方としても使用されている日本原産の植物です。

<概要>

〇花言葉

・勝利

・正義

・悲しんでるあなたを愛する

色別の「リンドウ(竜胆)」の花言葉は特に定められていません。

〇原産地

・日本

・中国

〇開花期

9月=11月

〇花の特徴、性質、花言葉の由来

リンドウは「枕草子(まくらのそうし)」でも記述がある程、
古くから親しまれている植物です。

@枕草子の「草の花は」の算段

 りんだうは枝ざしなどもむつかしけれど、こと花どものみな霜枯れたるに、
 いよはなやかなる色あひにてさし出でたる、いとをかし。

 このように寂しさを増す季節にきわやかに咲くこの花を賞美しています。

 ところが和歌ではあまり好まれませんでした。

 「きちかう(桔梗)」等と同様、漢名から借りた名である故、
 和歌の調べに馴染まないと見なされた為です。

 例外的に、物名歌では人気の話題でありました。

 「りんどう」の名は漢名「竜胆」の訓みが訛ったものです。

 古今集では当時の漢字の発音から「りうたむ」と書かれています。
 
 「古今集」巻十 物名 りうたむの花     とものり

 わがやどの花ふみしだくとりうたむ野はなければやここにしもくる

 適宜漢字を宛てるとしたら・・・

 「我が宿の花踏みしだく鳥打たむ野はなければや此処にしも来る」

 このようになります。

 第三・四句に「りうたむのはな」を隠しています。

 歌意は・・・

 「うちの庭の花を踏みにじる鳥を懲らしめてやろう。
  野には花が無いからというので、ここにやって来るのだろうか」

 棹(さお)等を抱えて「鳥打たむ」と飛び出してゆく男の姿が、
 想像されて可愛いですが「わがやどの花」は外ならぬ竜胆を指し、
 彩りの少なくなる季節に咲くこのはなへの激しい愛着が詠まれています。

 単純な言葉遊びの歌ではなく、友則さんが残した物名歌です。

 《紀友則(きのとものり)》さん

 承和12年(845年)?ー延喜7年(907年)

 平安時代前期の官人で歌人です。

 宮内権少輔の紀有友(有朋)さんの子供です。

 官位は六位です。

 大内記、三十六歌仙の一人です。

 40歳過ぎまで無官でしたが、
 和歌には巧みで多くの歌合に出詠しています。

 寛平9年(897年)に土佐國、翌昌泰元年(898年)に小内記、
 延喜4年(904年)に大内記に任じられます。

 紀貫之(きのつらゆきさん)は従兄弟にあたります。
 壬生忠岑(みぶのただみね)さんと共に「古今和歌集」の撰者となりましたが、
 完成を見ずに没しました。
 「古今和歌集」巻16に紀友則さんの死を悼(いた)む、
 貫之さんと忠岑さんの歌が収められています。

 「古今和歌集」の45首をはじめ、
 「後撰和歌集」「拾遺(しゅうい)和歌集」等の、
 勅撰和歌集に計64首入集しています。

 歌集には「智則集」があります。

@リンドウの語源・由来

 平安時代には・・・

 ・りむたう          ・りんたう

 ・りんだう          ・りうたむ

 これら等、表記は一定していませんが、
 実際は「リンダウ」に近い発音だったと考えられています。

 漢名の「竜胆」は、根の味が竜の胆のように苦いことから名付けられたもので、
 漢方では干した根を健胃にします。

 ★竜胆(りゅうたん)の効果効能
 
  □学名

  ・Gentiana scabra Bunge

  ・Gentiana manshurica Kitagawa

  ・Gentiana triflora Pallas

  ■英語

  Japanese Gentian

  □ラテン名
   
  Gentianae scabrae Radix

  ■名前

  ・竜胆

  ・龍胆

  ・竜胆草

  □使用部位

  根及び根茎

  ■成分

  ・モノテルペン配糖体(ゲンチオピクロシド)

  ・キサントン(ゲンチジン)

  □四気

  寒性
 
  ■五味

  苦

  □帰経『ききょう「臓腑弁証(ぞうふべんしょう)」』

  肝、胆

  ■気血水弁証(きけつすいべんしょう)

  水滞(すいたい)

  □効能分類

  清熱薬

 ★竜胆の特徴

  □特徴

  トウリンドウの根を使用しています。

  竜胆は苦味の強い生薬で「竜の肝のように苦い」と例えられ、   
  竜胆の名が付いたと言われています。
  名前の通り「胆」にも作用します。

  ■東洋医学の効能

  「肝胆」の熱を冷ます

  「肝胆」の炎症を治す働きがあります。
  それにより、「肝胆」の経路に対応します。

  ・目          ・耳

  ・側頭部        ・生殖器

  ・陰部

  これらの部分の不調に効果的です。
  「肝」のアンバランスによる、イライラや焦り等の感情の乱れを治します。

  「湿熱(しつねつ)」を除く

  竜胆には「湿熱」を取り除く作用もあります。
  特に下腹部の「湿」が溜まりやすい部分に効果的で、
  泌尿器や生殖器系の炎症や痒(かゆ)みを治します。

  ・膀胱炎        ・膣炎

  ・陰部湿疹       ・陰部搔痒(そうよう)症

  これら等があげられます。

  適応症

  ・「肝」の経路に熱   ・精神錯乱(さくらん)
  
  ・痙攣(けいれん)発作 ・脳炎

  ・頭痛         ・目の充血

  ・咽喉痛        ・黄疽(おうだん)

  ・熱性の下痢      ・痒みを伴う化膿性のできもの

  ・陰嚢の腫瘍      ・陰部搔痒症

 *副作用や組み合わせによる注意点等がある場合があります

 *全ての情報を網羅している訳ではありませんので、
  医師等、専門のある方に相談してください

〇リンドウの基本情報

・草丈・樹高:30~50cm          ・花色 :青紫色

・耐寒性  :普通               ・耐暑性:普通

・特性・用途:落葉性

リンドウは秋の山野草の代表的なものです。
人里に近い野山から山地の明るい林床や草原に見られます。

春に細い芽が伸びて、笹の葉に似た細い葉を付けまして、
茎は次第に立ち上がります。

夏が過ぎますと茎は次第に横に倒れまして、
秋が過ぎた頃から、先端に小さな蕾をのぞかせます。

蕾は渦状に巻いた状態で、日を追うごとに延びます。
そして、暖かい陽射しの中で、青紫色で5裂した筒状の花を数輪開きます。

花後には莢(さや)状の果実が付きまして、
秋も深まる頃には葉が枯れて休眠に入ります。

問題 リンドウの学名に付いているGentianaとは、
   イリュリアの王であるゲンチアナ王に由来しています。

   正確なイリュリアの位置は確証されていませんが、
   現バルカン半島に西部に存在した王国です。
   そのある国の国名を教えてください。

1、セルビア

2、スロベニア

3、ブルガリア

ヒント・・・〇ある国

      首都はリュブリャナで、西にイタリア、北にはオーストリア、
      南や南東にはクロアチア、北東にハンガリーと、
      それぞれ国境を接しています。

お分かりの方は数字もしくはイリュリアのありました、
現在の国名をよろしくお願いします。

   


 





  

 

  







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2024/10/28 15:54
母が好きだといっていたリンドウ
この季節は仏花に加えますねw




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