Nicotto Town




この夏は暑すぎて、まったく山に行けなかった。

というか、普通に歩くのもつらい。
日中外を歩いたら、焦げてしまう。
いや、本当にきちんと日焼け止めを塗っていても、汗をかいたところからじりじりするし、真っ赤になった。
ひっきょう買い物の回数は少なくなったし、時間も遅くなった。

それから運動なんて、できるわけがない。
室内でやっていたフィットボクシングも、汗が飛び散りすぎるのでやらなくなった。

代わりに、日の出前にランニングをするようになっていた。
とにかくどんな姿でもいいから、少しでも走る。
子供に教わったアプリは、初心者向けのウォークから始めるランニングのコースがあったし、春から続けて3キロくらい走れるようになってきた。
朝4時台に起きられたら、30分走る。そうすればそんなに日が昇らないうちに終えられるし、そんなごく早朝からやっている野菜直売もあったので、楽しく続けていた。

だが、そうなると走り方が気になってくる。
ランニングフォームなんて考えたことがなかったけれど、歩くのも下手なのだ。
変な走り方だと体を痛めるというし、と思っていたら、ランニング教室を見つけた。
公共のすぽおーつセンターで行っている事業で、1回ずつの単発でランニングフォームを見てくれるという。

これに2度ほど通った。
とにかく、私は全くフォームが無茶苦茶だったということが分かった。
先生の言うとおり、腰を意識してみたら足がつんのめりそうになったが、それに慣れると長距離でも疲れ方が違った。

最初は手と姿勢だけを意識しろということで、そればかり意識していたら、距離は伸びたが足が痛くなってきた。
膝の外側が痛くて、途中で走れなくなる。
しばらく様子を見ていたが、このままではいかんだろうと整骨院に行ってみたら、臀部から膝までがちがちだと言われた。
なんでこんなにがちがちに緊張してしまっているんだろうね、と。

3回ほど治療を受けて、今日、久しぶりにごくごくゆっくり走ってみた。
確かに走り方を変えてから、変に緊張してしまうことがある。
足を前に出さずに走る、ということばかり考えると、足を延ばさないといけない気がして、ものすごく足に力がかかるのだ。

一瞬力が抜けることがある。
そういう時は、足先に地面のざらつきを感じるのでわかる。
これ。これを続けたい、と思うのだが、一瞬のきらめきは足先をすり抜けていく…。




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