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うまい菜(ふだん草) 

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おみくじ

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北海道も夜に雨。
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【うまい菜(ふだん草)】 不断草 恭菜 Beta vulgaris var.cicla

             Swiss chard

☆ヒユ科フダンソウ属の一年草‐二年草です。

<概要>

〇うまい菜(ふだん草)

@フダンソウはヒユ科、はつか大根はアブラナ科

 アブラナ科の野菜は虫が付きやすく、
 気温が下がってくる秋以降でないとネットは必須です。
 
 案外と育てるのが大変な野菜でありますが、うまい菜はそうでもありません。

 うまい菜はホウレンソウと同じヒユ科ですので、
 ホウレンソウの栽培をイメージしてもらえれば分かりやすいですが、
 ほとんど虫が付きませんので、とても栽培しやすい野菜です。

 一般的に害虫は食す野菜が決まっていまして、
 食す野菜を以外の野菜には付きません。

 この法則を利用し、異なる科の野菜を同じ畝(うね)に混植してあげることで、
 互いに害虫を寄せ付けない効果が期待出来ます。

 この為・・・

 アブラナ科のはつか大根にとり、
 うまい菜はコンパニオンプランツとして機能することが出来ます。

 ★コンパニオンプランツ

  病害虫予防や生長促進、
  風味の良化等の効果が出来る野菜の組み合わせのことです。

@うまい菜の種は1塊で4~5個程度入っていますので、
 蒔き過ぎないように注意する

 うまい菜の種は、塊になっています。

 パッと見ると塊になっていて、種1つのように見えますが、
 塊の中には種が4~5個程度含まれています。

 この為・・・

 うまい菜の種蒔きは筋蒔きではなく、1粒ずつ丁寧に蒔きます。

 育ちましたうまい菜は株ごと引き抜いて収穫も出来ますが、
 葉を1枚ずつ摘み取りまして、収穫することも出来ます。
 
 長く収穫する為には摘み取り収穫がおすすめでありまして、
 トータルでの収量も断然多くなります。

@うまい菜とははつか大根で2条蒔きして栽培する

 うまい菜とはつか大根はコンパニオンプランツとして混色しますので、
 広く株間を空けずに2条蒔きします。

 はつか大根は大根や蕪(かぶ)に比べると、コンパクトに育ちますので、
 これでも結構ゆったりと栽培している感じになります。

 その為・・・
 
 うまい菜とはつか大根の間にも、
 もう一カ所ははつか大根を蒔きまして、この畝の種蒔きは終了です。

 うまい菜はフユ科ですので、ホウレンソウと同じと考えますと、
 はつか大根よりも、生育はゆっくりになります。

 生育スピードを考えますと、
 種蒔きのタイミングは、うまい菜をよりも1種間程前に設定します。

@種蒔きから10日経過・うまい菜もはつか大根も発芽

 うまい菜は雑草と混じりまして分かりにくい感じになりますが、
 はつか大根は生育が早いです。

@1カ月経過:はつか大根は収穫サイズに成長するよりも、
 うまい菜はまだ15cm程

 この頃になりますとはつか大根は順調に成長しまして、収穫サイズになります。

 うまい菜は、ようやく15cm位までに成長したかなというべレベルで、
 まだまだ収穫には早いです。

 アブラナ科のはつか大根はアブラナ科だけありまして、成長が早いです。
 ヒユ科のうまい菜は想定通りのゆっくり成長していきます。

@うまい菜とはつか大根を混植

 うまい菜はヒユ科で、
 コンパニオンプランツのはつか大根はアブラナ科ですので、
 お互いに違う科同士の混植は害虫忌避効果が期待出来ます。

 秋野菜として育てていますので、
 これからの季節は食害はドンドン少なくなっていきますが、
 異なる種類の野菜を一緒の畝で育てていくことは、
 土壌バランスを崩さない為にも必要です。

 根菜類と葉物の混植という点でもスペースの有効活用になりますので、
 良い組み合わせになります。

@栽培・収穫

 うまい菜は「タキイ種苗」さんや「トウホク」さんが販売している、
 うまい菜の名称です。

 京都ではこの品種を栽培しまして、
 葉柄を掻き採るように収穫したものが出回ります。

 この品種自体はこうした収穫スタイル以外にも、
 比較的若いうちに「コマツナ(小松菜)」等のように、
 株ごと収穫することも出来ます。

@特徴

 うまい菜は柄の部分が白く厚みがありまして、
 葉は長楕円形でこちらもしっかりとした厚みがあります。

 成長に合わせまして、
 下部の若い葉を掻き採るように収穫することで長く収穫することも出来ますが、
 若い株を株ごと収穫することも出来ます。

 味自体には癖や苦味等は無く、青菜として色々な料理に使用出来ます。

@収穫

 暑さにも強く、ほぼ1年を通して栽培することが出来ます。

 青菜類が不足する夏にも収穫出来る為、
 ホウレンソウの代用として利用されてきました。

 又、京都では、
 秋蒔きで年明けに収穫されました、肉厚なものが出回ります。

〇料理

@炒め物

 味に癖が無く、中国料理の炒め物や洋食でも、
 サッと下茹でしてからバターで炒めましても美味しいです。

 又、ニンニクを利かせたオリーブオイルで炒めるだけで、
 美味しく食せますし、肉料理等の付け合わせにも向いています。

@煮物

 京都のおばんざい的な煮物として、蓮揚げとの炊き合わせがありますが、
 その他にもハクサイのように豚肉と似ても美味しいえす。

 又、食しやすい大きさに刻みまして、
 色々なスープの具として使用することも出来ます。

〇栄養成分とその働き

@非常に沢山のカロテンを含んでいる

 β‐カロテンは抗発ガン作用や免疫賦活(ふかつ)作用で知られていますが、
 その他にも体内でビタミンAに変換されます。

 ・髪の健康維持          ・視力維持

 ・粘膜や皮膚の健康維持      ・喉や肺等、呼吸器を守る働き

 これらがあるといわれています。

@動脈硬化や心筋梗塞等の生活習慣病の予防に

 ビタミンEが豊富に含まれていますので、
 その強い抗酸化作用によりまして、活性酵素を抑えまして、
 不飽和脂肪酸の酸化を防ぎまして、
 動脈硬化や心筋梗塞等の生活習慣病の予防に役立ちます。

@ミネラルが豊富

 カルシウムやマグネシウムをはじめ、鉄分等のミネラルを豊富に持っています。

@夏バテや高血圧の予防に

 沢山カリウムが含まれていますので、
 そのナトリウムの排出を促しまして、血圧の上昇を抑える働きにより、
 高血圧の予防、筋肉の収縮をスムーズにする働きもありますので、
 痙攣(けいれん)等の解消にも良いといわれています。

問題 うまい菜は京野菜でもあります。

   次の文章の???に入る地名を教えてください。

   四方を山に囲まれた盆地。
   南を除く三方にある北山・東山・???等、
   多くの山に降る雪や雨が、豊富な水と栄養をもたらします。
  
   山に生える植物や動物達が天然の肥料として、
   京都市や周辺の丹波や宇治、久我山といった、
   地域を農作物が育ちやすい大地にしてくれるのが美味しさの秘密です。

1、比叡山

2、愛宕山

3、魚谷山

ヒント・・・〇??? 滋賀県大津市と京都府京都市左京区に跨る山

      大比叡(海抜:848、3m)と、
      四明岳(しめいがたけ:海抜:838m)の、
      二峰から成る双耳峰(そうじほう)の相称です。

お分かりの方は数字もしくは???に入る地名をよろしくお願いします。

 

 








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