ジャパンダートクラシックは◎サンライズジパング○フォーエバーヤング▲ラムジェット☆ミッキーファイト

【サウジアラビアRC】２０年と２２年は前傾ラップになってるけど２０年は不良馬場、２２年は逃げた馬が単騎で飛ばしただけで後続は実質スロー。それ以外の３年を見ても序盤～中盤はスローで流れてラスト３Fのレースラップは３４秒前後というのが基本形。フェアなコースやし毎年１０頭以下の少頭数、ノーザンFが素質馬を送り込んでくることで穴を狙うのはなかなか難しいレースという印象。血統では普通にディープの血は特注。あとはミスプロやストームキャットらスピード色の強い血も良さそう。

今年ノーザンFが勝たせに来たのはアルレッキーノか。新馬戦は負けたけど来年の主役候補クロワデュノールに食い下がったし、未勝利戦は７馬身差の完勝で時計も上々。確かにこのメンバーではパフォーマンスは１枚上かなと。気になるのは２戦とも逃げる形になったことで、どうしてもキャリアの浅い２歳馬やと逃げられへんかったり執拗に絡まれた時にどうなるか未知数。血統や気性を考えても淡白な面はありそうやからね。ただここは登録８頭でそんなタイトな競馬になるかどうか。アルテヴェローチェは新馬戦を逃げずに勝ててるのは良いし時計やラップも悪くない。ただモーリス産駒で２歳重賞を勝ったのはシュトラウスだけやし、産駒の多くが上がりの速い競馬を苦手とするタイプが多いのがね。ちなみに新馬戦で下したヒシアマンも未勝利戦で強い勝ち方して人気になりそうやけどこれもモーリス産駒で悩ましい。マイネルチケットは未勝利戦は直線前が詰まって、進路を確保した後凄い脚を使ったように見えるかもしれんけどこれは恐らくスパート地点が遅くなったことで他馬と差が出来ただけで新馬戦を見ても斬れるタイプではなさそう。正直積極的に狙いたい穴馬も見当たらんけど敢えて狙うなら前に行ける馬かなと。タイセイカレントは新馬戦は逃げて上がり最速とまだ余力は感じられたし、これもモーリス産駒ではあるけど一定のギアチェンジ力は見せたのも悪くない。あとはフードマンは千四の新馬戦をミドルで逃げ勝った馬やから前には行けそう。父キングマンはシュネルマイスターの父で母父ダークエンジェルはマッドクールの父と日本の馬場への適性はある程度保証されてる。