70年代TVの名挿入歌5選
- カテゴリ:音楽
- 2024/10/02 10:31:12
半世紀前のメロと歌詞が、ふとした拍子に思い出される。
70年代のテレビが映していた若者ってのは憧れだったわけで、
未だにカッコイイ年上のお兄さんお姉さんなんですよね。以下、順不同。
【1】落日のテーマ(五輪真弓)
NHK『僕たちの失敗』主題歌。五輪真弓で一番好きな曲。
どことなくアメリカンニューシネマの雰囲気が漂ってる気がする。
サムペキンパーの映画観てると、なぜかこの曲を聴きたくなることがある。
【2】遠い海の記憶(石川セリ)
これもNHK少年ドラマシリーズ『つぶやき岩の秘密』から。
本放送で聴き衝撃を受け、再放送を待ち望み歌詞を書きとったはず。
石川セリは武満徹作品集の『翼』というアルバムが素晴らしいと思う。
【3】一人(デイブ平尾)
日本テレビ『傷だらけの天使』最終回の挿入歌。超名シーンですよね。
詞は岸辺一徳、曲は井上堯之。GS出身者の揃い踏みです。
晩年の井上さんが弾き語りで歌っている映像は涙なしに観られない。
【4】墓場の島(根津甚八)
状況劇場の看板スターがNHK『男たちの旅路』で歌った劇中歌。
この後、大河ドラマ『黄金の日々』で石川五右衛門を演じ大ブレイク。
沖雅也と同様、ニヒルな二枚目イメージに苦しんだ役者さんだった。合掌。
【5】ああ青春(トランザム/吉田拓郎)
日本テレビ『俺たちの勲章』主題歌。サビのリフレインが好き。
松田優作が出てるから見てたけど、この時期の優作さんは東映で爆発する。
遊戯シリーズや『ヨコハマBJブルース』の素晴らしさは永遠です。
60年代末に鬱屈し雌伏する青春を過ごした人々が私世代のアイドル。
GSの残党、ショーケンにジュリー、小劇場出身者……それが格好良かった。
今のティーンエイジャーにとって同性のアイドルって誰なのか。ワカラン。