Nicotto Town



重賞展望


【京都大賞典】阪神開催やった21,22年は除いて17~20年と23年を振り返るとこの距離らしくペースや展開は年によって多少ばらつきはあるけど、前後半ではややスロー、中盤緩んでラスト4Fロンスパ戦でラスト1Fそこまで落とさんという京都らしいラップが基本形かな。今年気になるのは馬場。去年は改修直後の春開催で6週12日しか使わんかったからか秋に芝張り替えの表記がなかったんよね。それに対して今年はしっかり張り替えてきたし、年末までのロングラン開催に備えてしっかり造り込んでくることが予想される。雨の影響でも受けへん限りはかなりの高速馬場になるんちゃうかなと。血統では京都外回りらしくディープの血は特注でトニービンも目立つ。

ブローザホーンはみんな知ってるように道悪巧者なのは間違いない。あとは速い脚は使えへんけど末脚の持続力とスタミナが武器やから上がりは掛かった方が良いタイプ。実際キャリア21戦でこの馬の上がり最速は前走宝塚記念の34秒フラットでそれ以外は35秒前後。要は馬場や展開がタフになるほどこの馬の上がりでも届くってだけ。この距離で先行するのはほぼ無理やろうし、開幕週の高速馬場でスロー気味に流れた時に届くんか?ってのはある。少なくとも条件問わずの王者ではないし、斤量や想定される馬場も考えると1番人気で本命は考えてへんかな。サトノグランツは微妙やった前走は発馬で鞍ズレとのこと。まぁ、ギアチェンジが苦手な馬やからスローラスト3F瞬発力戦の流れ自体苦手やからそれがなくて勝てたかはわからんけど。ただエンジンが掛かれば長く良い脚を使えるのが長所で惰性で加速できる京都は合ってるはず。日経新春杯もハイペースの流れを自分から前を捕まえに行っての早め先頭という厳しい競馬やったことを考えれば強い内容。この時勝ったブローザホーンより0.5キロ背負わされてたことを考えれば2キロ貰える今回、馬場や展開が向けば逆転は充分ありそう。プラダリアは去年の勝ち馬やけどそれまで長く脚を使うイメージはなかったのにこの時はかなり長く脚を使って勝ち切ったし、その後の京都記念もベラジオボンドを退けたように余程京都コースが合うんやろね。コース適性は間違いないだけにあとは馬場やね。斬れるタイプではないから上がりが速くなりすぎると不安はあるはず。ディープボンドも京都適性は高いけど上がりが掛かればかかるほど良いっていう鈍足タイプなだけに開幕週の高速馬場で敢えて狙う理由はないかなと。スマートファントムは前走春天は長距離戦にしてはまずまず流れたことで差し有利やったことを考えればそこまで評価するのはどうかな。ほぼ後ろからの競馬になるけど斬れる脚はないからね。こうやって見てると京都適性は高いけど速い脚がなく開幕週の馬場が速いとキレ負けの可能性がある馬が多い印象。となると穴なら前に行ける馬から狙いたい。まずはケイアイサンデラ。母父エンパイアメーカーらしく気分良く走れるかどうかがパフォーマンスに直結するタイプでこれまで好走したのは逃げた時だけやったのが前走では初めて好位のインで逃げずに勝ち切った。目黒記念みたいなビビり散らかしてスローに落としすぎたら厳しいけど程よくマイペースで運べるなら。あとはバビット。馬柱は汚れてるけど高齢で突然復活することもあるステイゴールド系の逃げ馬なんてハマったらラッキーくらいの気持ちで押さえておくくらいで良いwそれで儲けさせてもらったのが京都記念。





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.