重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2024/09/24 19:42:18
【シリウスS】本来は阪神ダート2000のレースやけど今年は20~22年以来の中京1900での開催。中京ダート1900はチャンピオンズCが行われる1800と比べると初角までの距離が長く序盤のペースは上がりやすい傾向。しかも坂越え2回とタフさが増すことでダートとしては差し馬にもチャンスがあるコース(差し馬だけ買っとけって意味では勿論なく、基本前有利なダートとしては差し馬にもチャンスが生まれやすいってニュアンスで)。ただそこはコーナーの角度がきつい中京やからね。後方から外ブン回しというよりはチャンピオンズCをイメージしたらわかりやすいけど内でロスなく進められる馬が優勢。実際このコースで行われた20~22年の馬券圏内9頭中4頭が1~2枠。血統では20~22年の馬券圏内9頭中7頭がターントゥ系×ミスプロ系の組み合わせ。
1番人気想定のオメガギネスはまず思ったのが重賞未勝利馬が斤量59キロとは見込まれたなぁと。確かに前走三宮S(稍重)のインパクトは大きかったけど2着馬は重賞では明らかに足りてへん馬やし3着のデシエルトも故障から復帰後は今一つ。勝ち時計も一概に比較はでけへんけど、1か月前の平城京S(良)と全く同じと特別優秀ってほどやなかったしね。良い馬やとは思うけど流石に状況的に本命とかにはしたくないかな。ハピはゆったりしたペースの方が良い中距離馬的なタイプやから前走プロキオンSのハイペースの1700m戦は追走が忙しかったし外を回るのも得意の形ではなかった。内枠を上手く使える馬やし中京実績もある。内目の枠を引ければ普通に重い印で。ハギノアレグリアスは本来の能力や実績を考えればここでは最上位の存在やとは思うけど、前走時にも書いたように全盛期ならもっとやれるはずってパフォーマンスが近走続いてるんよね。ピークアウトしてる可能性はあるし今回の斤量59.5キロもかなり重い。ロコポルティは何があったのかは知らんけどここ最近えらく強くなったような感じ。前走はオメガギネスの時に触れた平城京Sやし2走前の今回と同条件の伊勢Sも脚抜きの良い馬場やったとはいえ好時計。同じだけ走れれば通用して良いはず。穴っぽいところならまずサンダーファンデー。好走は全て逃げか番手、或いは外枠の時とわかりやすく揉まれる競馬が苦手。今回はメンバー的に前には行けそうで押さえておきたい。あとはヴィクティファルス。騙馬になってるように気性の難しいタイプで2,3走前は明らかに途中で競馬をやめてる。ただ前走は内枠でスタートから下げて気分を阻害せんかったからか復調気配を感じる末脚やった。外目の枠からある程度出して行けるなら。最後に勝ち切れへんけど安定感のあるヴァンヤールとリチュアルを挙げときます。