Nicotto Town


彩の松ちゃん


彼岸花の見ごろは彼岸のあと

彼岸花と言えば、曼殊沙華のことであるが、昔は田んぼの畦道にお彼岸の時期に咲く不気味な花であったが、どんな花でもたくさん咲いていると奇麗なもんである。最近は、曼殊沙華の観光地が増えてきているが、昔はお墓に植えてあることもあって、親に縁起が悪いから庭に植えるなと言われていた。本当の理由は、球根や花に毒があるから、触るなと言う教えなのだろう、お墓に植えてあるのはモグラやネズミを近づけないためと言うことだ。

ところで私が気分転換に出かけていくところは、日高市の巾着田の曼珠沙華である。春は、桜や菜の花、秋はコスモスが豪快に咲いていたが、新型コロナウイルス出現から混雑を避けて控えているようだ。ただ曼殊沙華は、唯一の観光収入スポットなので、毎年観光祭りを行っているため、焼き鳥と缶ビールで寛いでいる。

今年も昨年同様に花の見ごろは、お彼岸が過ぎた月末の頃になると予想する。現在は、花の茎がニョキっと出てきたところなので、満開には1週間以上かかると思われる。すべては気温しだいなので、暑いままなら10月に見ごろもあり得るが、やはりお彼岸に満開がベストである。新型コロナウイルス前は、球根の植え替えも小まめに行っていた形跡が見られるが、最近は暑さの影響もあって、以前のように花のジュータンが観られることが無くなった。やはり暑いと芽がいっせいに伸びないので、花の咲くタイミングがバラバラになってしまうのは、ムラが出来てしまうのだ。写真を撮るには、太陽が昇る前の日差しが差し込まない早朝がベストだ、理由は直接観れば納得できるだろう。

 

ところで今日は、秋の彼岸の入りだが、暑さ寒さも彼岸までとなるだろうか。現在は関東の南に高気圧がでんと居座っているので、台風14号が吹き上げた暖気流が、そのまま海面水温29度のうえに降りてくるので、いっそう気温が上がる気圧配置になっている。だから曼殊沙華も地上に出てくるのをためらってしまうかもしれないが、曼殊沙華が無くても売店で美味しいものを食べて秋を満喫するのもお彼岸の時期ならである。

 

さて曼殊沙華の開花も天気しだいだが、稲の刈り取りも天気しだいなのである。政府は、相変わらずコメの品薄は解消されるようなことを言っているが、何か対応でもしたのかと言いたくなるだろう。当然のことだがただ待っていても稲刈りは、9月から10月にかけて行われるので、いつかは新米が入荷するのは当然だ。コメントしたから何かの役に立ったのだろうか。今でもコメの無いスーパーだってあるが、もともと安いコメを売りにしていたところでは高い新米の仕入れには勇気がいるだろう。時間がかかるだろうが、来月になればコメは行き渡る、ただ昨年の2割高は我慢するしかない。それよりこの約2か月間のコメ不足が、来年も起きないとも言い切れない。来年は備蓄米の即放出を考えておいたほうが良いのではないだろうか。現在の野菜の高騰、そして北海道のジャガイモ不足、次から次へと野菜の高温障害が起きる時代だ、来年のコメにも何も起きないとは考えられない時代が来るのではないか。

 

最近、記事で「食薬」と言う言葉を見つけた。簡単に言えば食生活が薬の役割をするので、病気にならない体づくりを行えると解釈している。だから退職した今は、朝食には二合くらいのご飯を食べている、その代わり昼や夜は軽めである。勿論おかずは、季節の旬の野菜を使ったレシピとなるので、薬膳効果は最高である。スーパーに行けば何でも売っているが、必ずしも旬なものであるとは言えない。一年を通じていろいろな旬なものを食べていれば、何十年も風邪はひかないし、病院で薬をもらうこともないのでお薬手帳もない。今の時期は、栗とカボチャの炊き込み新米ご飯が絶品で栄養満点だ。その次はサツマイモ炊き込みご飯が待ち遠しい、やはり朝食は炊き込みご飯が簡単で便利なので食薬を追求してみたい。

 

ところで最近は、葉物野菜が高い、自分で食べたいから買うのではなく、我が家の鶏に食べさせるため仕方がなく買っているが、今後も値上がりしそうなので、今日は小松菜の種蒔きをプランターでやってみることにした。軒先のニガウリカーテンも枯れてきたので、軒下の日当たりが良いところなら栽培できるだろう。ほとんど鶏のエサになりそうだが、無いよりはましだ、そして食薬にも通じることだろう。


今日のニュースは、衝撃的だ。「はやぶさ」と「こまち」が時速315km走行中に連結器が分離、脱線無し、死傷者無しだったが、事故に変わりない。

連結器自体に損傷はなかったが、原因究明しなければ怖くて乗れない。

今回は、「はやぶさ」と「こまち」が分離して止まったので大騒ぎになっていないが、「はやぶさ」と「こまち」が分離後、最接近して衝突し脱線事故という事態が起きない確率はゼロとは言えないと考える。そもそも連結器が解放される確率もゼロでなければいけないはずだったろう。

個人的には、新幹線には乗らないが、原因が判明しないかぎり、また起きる可能性が無いとも言えない。





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