思い出の絵本は?
- カテゴリ:今週のお題
- 2024/09/12 13:49:13
大人になってから購入した絵本で思い出深いのはパロル舎の「Campanella」。
文 天沼春樹 画 七戸優
「機械仕掛けの少年の魔法の角笛」というサブタイトルがある。
そそられるでしょう?
七戸優の絵は細密でありつつどこか不思議な世界を造り出しているし
天沼春樹の文章は物語というよりは美しい詩であり独白のようにも感じられる。
わたしの宝物である。
ISBN 978-4894192409
今日のコーデはアリス世界のマジシャン。
天沼春樹さん、調べたんだ!翻訳っていうのは知識だけじゃなくて自分でも「美しい日本語」が書けないとダメなんだと思うよ。ペリー・ローダン!!幅広いなあw あれはシリーズものとしては屈指の長さだよねw
「まぶた」実は単行本の表紙はイマイチで七戸優さんの表紙の文庫版を待てば良かったと後悔した記憶w
カンパネルラ、中古で千円以下で見つけたけどね。どうかなあ。
でしょ? ちょっと無国籍な感じの絵柄なの。コーデも頑張ったよ。えへへ、ありがとう~♪
わたし、子供の頃は絵本読んだ記憶なくて大人になってからいろいろ読んだの。大人の鑑賞に耐えるというか、大人にならないとわからない機微のある絵本も多いよ。この本もそう。
ドイツ文学者なんだ!?
そうとは知らずに翻訳を何か読んでたりするかなあと思ったけど、
なかなかにマイナーで面白そうな訳書がいろいろ出てるけど、読んだのはなさそう。
ペリー・ローダンなんかも訳してるんだねえ。
そして画家の七戸優さんは、なんか見たことあるような……?
リアルなようでシュールな、こういう画風、けっこう好き~。
小川洋子の初期作品の表紙にこんな感じのがなかったっけ?
……と思ったらやっぱり!!! 『まぶた』の表紙だったよ!(≧▽≦)
うん、雰囲気合ってるよね?
『カンパネルラ』、手に入るかなあ? 探してみるよ!!
今日のマジシャンコーデも、少し七戸優っぽいね?
宝物なんだね〜。
アリス世界のマジシャンコーデも、良い雰囲気で素敵です^^
僕が子供の頃に読んだ絵本は、亀さんの日記にも書いたけど、「ぐりとぐら」だなぁ。
そうなの。本に限らず自分が感動したものって全てが宝物だと思う。
七戸優って、すごく好みの絵を描く方なのよ。雲の上の存在なんだけど。絵にかけるこだわりがハンパないの。例えば、椅子に座ってる少女を描くと決めたら椅子を手作りしちゃうようなw
大事な本なのですね。