Nicotto Town



重賞展望


【ローズS】本来は阪神外1800のレースやけど今年は中京2000。20~22年も同条件やったけどこの時はAコース2週目で今年は連続開催でAコースを5週使った後のBコース替わり。前半から流れたり仕掛け所が早くなると差しも決まるコースではあるけど20~22年はスローで仕掛け所もラスト3~4F地点あたりと遅め。ただまぁ、起伏が激しくて牝馬にとってはかなりタフなコースではあるからね。軽いスピードだけでは押し切れへんしスタミナやパワーの裏付けは欲しいところ。血統ではディープやロベルト、キングマンボあたりが良さそう。

レガレイラはこれまでずっと牡馬と走ってきたから同世代の牝馬との力関係は不透明。牡馬のトップクラス相手に崩れてへんから力不足ってことはないと思うけど、ほぼ同血のアーバンシックほどやなくてもスタートは遅いし後ろからの競馬が基本やからね。体力が求められるなら普通に走るやろうけど、皆余力充分でヨーイドンとかになると不安はあるんかなと。陣営のコメントからも目標は次って感じやろうしね。クイーンズウォークは前走オークスの3着以下のレベルには正直懐疑的やけど後方待機馬が上位を占めたことを考えれば中団前目から早めに仕掛けての4着やったこと自体は評価して良いんかなと。個人的には2400は長いと今も思ってるから距離短縮もプラスに出そう。大型馬で跳びも大きいパワー型の馬体。パワーと持続力が問われる中京は悪くなさそう。カニキュルは前走は強い競馬に見えたけど斤量53キロで少頭数。2走前のフローラSは外枠不利な東京2000での外枠ということを考えれば4着は悪くないけど、フローラS好走組は軒並みオークスで10着前後やったようにレベル自体は低めで今回の上位人気2頭とは差がありそう。使える脚が長くない感じもするから多頭数では特に脚の使い所や仕掛け所が難しそう。タガノエルピーダは前走のオークスがちょっと負けすぎ。血統的にはこなせそうやけど距離なんかなぁ。新馬戦は好内容で朝日杯でも本命打ったけど1戦毎のパフォーマンスの上げ幅が期待してたほどやないってのが正直なところ。先行力が活きるような馬場や展開になってくれれば。フレミングフープは前走同コースの御在所特別は強く見えたし勝ち時計も悪くないように思えるけど、ペースの違いはあるにせよ前週の3歳未勝利より0秒3遅かった。セレクトセールの高額取引馬で全兄ダノンザタイガーが現状人気先行型。期待値的には重い印は打ちにくい。オーロラエックスは前走1勝Cは高速馬場やったことを差し引いてもかなり優秀な時計。サトノダイヤモンド×ガリレオという決して軽いとは言えへん血統で高速馬場やないとあかんって馬でもないはずでかなり強い可能性はある。足元の不安でキャリア2戦やからまだまだ経験値は不足してるし一気の相手強化でどうかってのはあるけどシンプルに楽しみな馬。穴っぽいところではまずはチェレスタ。未勝利戦ではその後のオークス5着馬のランスオブクイーンを下して、1勝C2着した時の勝ち馬オールセインツは次走であっさり2勝Cを突破。重厚なスタミナやパワーを感じさせるタイプで牝馬同士のタフなレースなら面白い。同じように血統的にスタミナがしっかりしてて条件的に面白そうなのはラビットアイ、サフィラあたりかな。というか先週の紫苑Sと比べて量も質も圧倒的にこっちの方が良い馬が多い印象。





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