思い出の絵本は?
- カテゴリ:今週のお題
- 2024/09/09 10:33:20
宮沢賢治の「よだかの星」
幼稚園で研修に来ていた? お兄さんが読んでくれたのですが、話の内容が、いじめや理不尽な扱いの中で、自分を探しているように思えて、今でも覚えています。最後、星になっているところで、これは良い終わり方なんだろうか、それともかわいそうなんだろうかと考え込んでしまいました。
「シンデレラ」
たぶん、当時の子供向けの絵本の中の一冊だろうと思うのですが、絵が特徴的で。
人間はシルエットに近い絵でした。でもドレスや髪飾りなどはきちんと描かれていて、それがとても綺麗に見えた。
寝る前に父にせがんで、何度も読んでもらいました。
「果物の家の絵」正式タイトルわからず
子供向けのいろいろな? お話や情報が乗っているたぐいの、シリーズ物の本で、その中に、果物と花でできた家の絵があって、
シルエットでえがかれる女の子が、さくらんぼをかじりながら、家の中で寝転んでいるのが、平和だなあ、と思わせて、何度もその絵を見ていました。
のちに、「長くつ下のピッピ」(リンドグレーン)を読んだ時に、あ、あの絵のイメージにちょっと似ているな、と思ってうれしかったことを覚えています。絵本ではないですが、同じリンドグレーンの作品の、「やかまし村の子どもたち」も好きでした。家が五、六軒しかないのが村のすべて、というのにもびっくりしたし、干し草の山の中でトンネルを作って遊ぶのがなんだか楽しそうだった。