Nicotto Town


彩の松ちゃん


米不足は徐々に解消されるのは当然だが今無いのだ

今年の新米は、早場米ないし早く田植えを行った田んぼは、台風来襲前に稲刈りが終わっていて、出回っているだろうが、本格的な稲刈りシーズンはこれからだ。待てばいつかは流通してくるのは当然だが、予約をしてある小売店が優先されるだろうから、店舗によって在庫がない期間が長くなる可能性はある。政府は気楽なもんで、年間消費在庫しか見ないから間に合うと思っているが、まだその在庫は田んぼの中にあるから、今食べたいと思っている消費者は手元に米がない現実があるのだ。これは消費者にとっては大問題だが、政府はただ待てと言うだけで他人事のようなコメントしか出さない。まるで政治家と同じだ。消費者は、何日も米無しに生活は出来ないから、農家や問屋に問い合わせが行くだろうし、小売店もいつ入るのかどれだけ入るのか焦りが出るのではないだろうか。当然他の物価と同様に値上げは致し方が無いが、便乗値上げも出来てしまうのは、米不足を予想して何も対応しないことに問題がある。現実として今米が買えないなら、いつ買えるのか、それを待っているのだから、徐々に解消されると言うのでは甘ったるい話だ。

 

甘ったるい話と言えば、保険証廃止の問題だ。マイナ保険証を持たない人は、資格確認書が送られてくるから、高齢者や療養中の人はデジタルの理解も無いだろうし、マイナ保険証など怖くて持てないので、資格確認書で医療機関を受診すれば良いのではないだろうか。医療機関に通う患者は、どちらかと言えば高齢の方が多いだろうから、資格確認書をメインで考えていれば、紙の保険証廃止の心配など要らない、国民に余計な心配をさせること自体が間違いなのではないか。そもそもマイナ保険証で端末機が無ければ、どこにいても記録を見ることができない、紙のお薬手帳なら自宅でもすぐ見ることが出来る。我々以上の年代は、メールさえ送れない人もいるのだから、大半は資格確認書での受診の時代になるだろう。それより大変なのは、医療機関だ、特に町医者は大変だ。資格確認書とマイナ保険証の二通りの事務処理が発生するので、ミスの発生確率も多くなるだろうから、事務処理に手間がかかり診療が遅れる恐れもある。デジタル化して手間暇がかかってしまうのなら、やる必要が無いのが結果として正論になるのではないだろうか。アナログからデジタルへの移行は、情報量を多く処理できることなので事務処理も早くなければいけない、もしそうならないのならデジタル化は成功ではない。

それから災害時に停電などが長時間発生すれば、マイナンバーカードは使えない、たとえ停電が回復しても読み取り機が損傷したり、通信回線が寸断すれば、使えないから本人確認もできないので、災害時に怪我や体調不良で診察してもらえないことになるかもしれない。やはり資格確認書が便利かもしれないね。

 

昨日は、関東では晴れたが猛暑の夏では無かったので、すでに秋の晴天と言った感じで過ごしやすかった。今後も平均的に暑いけれど、猛暑になることは滅多にないだろう。これだけ天気が良ければ、稲刈りも順調に進むだろうと考えるが、ある記事では転売ヤーの出現が掲載されていた。当然金儲けしようとする輩は、どこにでもいるものだ、2倍以上の値段がついていれば転売品の可能性はある。生産者は、そんなに高く売りたいとは思っていない、生産コストを考えても2割値上げは良心的だが、2倍の値段で売ろうとは考えない。ここで転売ヤーを懲らしめるには、備蓄米の開放だ、でもそんなことを政府がやるわけがない、結局高い米が流通しまくるだろう。小売店は、しっかりした仕入れ先と契約することである。消費者だけに買い占めを呼びかけるより買い占め業者を規制するべきだ。

 

突然だが、副業を探している人は多いだろう。ただしネットで見かける副業は、すべて詐欺だ!簡単に稼げる副業なんてありえない、何十年も昔から副業勧誘ビジネスはある、人に勧誘しておいて金を巻き上げるテクニックだ。最初は、手続きなどで数万円を振り込ませ、稼ぐにはそれなりの資金が必要になると言って振り込ませるのだ、儲かっているから追加入金を進められる、真面目な人ほど途中で止めないのだ、結局有り金全部巻き上げられる結末が待っている。俺は騙されないと思っている奴が騙されるのだ。


今日も久しぶりに晴れとなったけれどが秋だから涼しいと思ったが、やはり日中は暑い、しかし作物は季節を忘れない、我が畑の栗はパラパラ実って落ちているのだ。今年は、ついに農業廃止届を税務署に出して、農協には栗組合脱退届を出したので、気楽だと思ったが畑の栗を全部伐採したわけではないので、栗の実の処分に困ってしまうのだ。取り合えず昨年まで供給していた人にあげれば処分できるだろうと思うが、何事も簡単にはいかない。

今朝は、昨年の冷凍栗を片づけたいので、栗の炊き込みご飯を作ったが、なかなかの美味さだ、とりあえず大災害が発生しても問題が無いように貯蔵はしておくと何かと役に立つだろう。すでにジャガイモは一年分あるし、フルーツカボチャも冷凍しておけば使えそうなので収穫したばかりだ、今月は栗の収穫があるが可能な限り冷凍しておこうと思う、栄養満点で結構役に立つ。ところで相変わらず米不足のスーパーがあるだろうが、農家から直送で仕入れているスーパーを探すしかないだろう。今さら政府が備蓄米を放出などしない、だれも責任を取りたくないからだ。米不足の根本的な原因は、減反政策にあるが、米がだぶついては農家が食っていけないので難しいところである。地元の米農家は、すべて廃業しているが、一等米などもともと穫れないところだから当然の運命である。少なからず今年は、最低でも二割の値上げは必要だろう。


ところでこの米不足は簡単には落ち着かないのではないだろうか、埼玉では草加せんべいが有名であが、米が無ければせんべいが出来ない、高い米で作れば値段を上げなければいけない、困っているのは主食を必要とする消費者だけではないのである。

そもそも物価高の折、米の値段も上がるのは当然だと思っているが、政府がとぼけて民間流通が原因で米が値上がりしているような態度をとっているけど、農家から見れば値上げしなければ食っていけないのだから、もう少し米価についても責任をもって米不足にもならないような対応をしてもらいたいものだ。

さて米不足がいつ収まるのか、であるが一般的に稲刈りは10月まで続く、理由は天候だったり、人手不足だったり、いろいろあるが農家事情によって違いはある。ただ現在、9月上旬の時点では台風10号前の刈り取りが主流だろうから、流通米の絶対量は少ないだろう。そこへ買い占め業者が潜入していることは無いとは言えないから、今月は米不足と高い米が出回るのは当然だろう。10月になれば、新米在庫は十分になるだろうから、多少は安くなるかもしれないが、生産コストの上乗せがあるから昨年と同じ値段はあり得ない。とりあえず今は安い米はないので、入荷しやすいスーパーを見つけるしかない、状況は店長に聞けば分かるだろう。


話は変わるが総裁選に立候補している某氏が、国民全員に確定申告を強制するように勧めているが、確定申告自体が面倒くさいのはやっている人には良く分かるだろう。そもそも私の周りの農家は、ほとんどが紙の確定申告者である。




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