Nicotto Town



どうしたものか…

『幸達磨工房(ユキダルマコウボウ)』と言う名前で工房を開き(開きと言っても自宅の庭の一角の納屋の中でですが…)創作活動をやっています。

彫金(ちょうきん)…シルバージュエリーと折り紙アクセサリーの工房です。
『幸達磨工房』の中に、ウサギをモチーフにした作品限定のブランド『幸うさぎ(ゆきうさぎ)』があります。『幸達磨工房』も『幸うさぎ』も商標登録済みです。
かれこれ、15年くらい経つでしょうか…。
一昨年までは、本業(バスツアー添乗員)の片手間でやって来ました。
去年は年頭から本業を転職し旅行会社の正社員として採用された為、創作活動は全くできなくなりました。その為、日々の仕事のストレスと直属の上司からのパワハラと創作活動が出来ない事のストレスのトリプルパンチで身体も心も壊し、去年の末、正社員として働いていた旅行会社を退職し、今は事実上の無職です。
今年の頭から3か月くらいは、悶々とした日々が続き、メンタルクリニックなどにも通い、処方も受けていたため、徐々に回復していきました。
回復してくると、通院していたメンタルクリニックの先生の態度の異常さに気付き、不信感が募り、3月中旬から通うのを辞めてしまいました。
それと共に、このまま悶々と過ごすのも、時間も無駄だし、お金も続かないであろうという事で、副業でもあり趣味でもある彫金と折り紙を本業にすべく、動き始めました。
それまでも、ネットショップサイトには複数登録はしていたものの、商品にほとんど動きが無く、忘れた頃に1つ売れるかどうか…と言った感じでした。ところが、うさぎのイベントなどで対面販売すると、そこそこ売れる(9割が折り紙商品ですが…)ので、対面販売の機会を増やそうと、
『ひと月に1回は販売イベントなどに出展する』という目標を立て、今日までやって来ました。
実のところ、結果はと申しますと、恥ずかしい話、「日当(自分の人件費)分は稼げた」とか「家賃(出展料)分は稼げた」くらいで、イベントに出たからと言ってひと月分の収入が安定する訳では無いのです。…つまり、赤字続きです。
打開策として、委託販売店を増やしていこうと四苦八苦しています。
最初から黒字経営なんて出来ないとは思ってはいますが、正直どうなんだ?センスないんじゃね?と言う気持ちも少なからずあります。

そんな現状を踏まえ、先日の辛辣な言葉を吐く元ヘルプスタッフ(…仮にNさんとします。)に、置き土産のガチャの件(1個前の日記参照)をLINEで伝えました。
すると、長文のLINEの返信が『返信不要』で返ってきました。

ココで内容を事細かに書くと制限の3000文字を優に超えてしまうので、かいつまんで内容を記載しますがNさん自身も私の態度に相当腹を立てていた様です。

・少しでも商品が売れればいいといろいろと意見を出してきたのにそれに対して、渋々従い、結果が出ると面白くなさそうにしていた。
・徐々に否定的な発言が増え、試してみようとか、こうすれば出来そうと言う模索が無く、発案者の意見を可か不可か決めるだけ。
・模索もしないで、出来ないとか、難しいとか、無いとか言われて一生懸命アイデアを出して馬鹿みたいに思ってしまった。
・言い訳ばかりでお客の要望を叶えてあげようと言う意欲や姿勢が感じられず、残念な気持ちになった。
・無益でアイデアを出している私に対して失礼。

との事でした。もっともだと思う所もあれば、それには理由が…と弁明したい所もありましたが、ココまで拗れると、修復は不可能だと思うので、この言葉は真摯に受け止めたいと思いました。
その上で、折り紙ウサギはお客として応援するとは言ってくれたので、期待しないで信じる事にしました。

と、コレはコレで終着点が見えたのですが、問題はブランドとしての位置づけの話で悩んでいます。

彫金作品は5,000円くらい~30,000円くらい(彫金七宝も含む)で販売しており、折り紙は500円~3,000円くらいで販売しています。動いているのは『幸うさぎ』だけで、『幸達磨工房』としての商品は全く動いてません。
最初は彫金作品がなかなか売れないので、日銭(出展料)稼ぎの為に、購入しやすい物…という事で始めたのですが、今は折り紙ファンのお客さんの方が多いのです。
じゃあ、「折り紙うさぎ=幸うさぎ」でやって行けばいいんじゃない?とも思われるかもしれませんが、彫金作品のファンの方も少なからずいらして、ウサギイベントで毎回彫金作品を購入してくださる方もいらっしゃいます。それに、貴金属の作品にブランド名を刻む刻印(60,000円くらい)も作っていますなので、切るに切れないのです。出来る事なら、彫金と折り紙の二本柱でやっていきたいのです。
それを今日、彫金教室の先生に相談したところ、(先生は彫金教室の他、ブランドも持っていて、いくつも会社を経営し、コンサルなどもして幅広い事業展開をしている方です)販売価格帯が違い過ぎるので、顧客層が違うから、折り紙と彫金でブランドを分けた方が良いとの事。
今まで、両方で『幸うさぎ』として売ってきているし、うさぎイベントでは「折り紙と彫金のブランド」として周知されつつあります。
対象の年齢層は一緒なのですが、確かに銀を買ってくれたお客様は折り紙も買ってくれる事もあるけど、折り紙のお客様は銀には靡かない、たまに両方買う人がいると言う感じです。
先生の話は今までの実績やデータの裏付けからの話なので、正解なのでしょうけど、分けるのは身が裂かれる思いでもあります。
そもそも、分けたら、うさぎイベントでどのように販売したらいいか…
兎に角、ネットショップだけでも分けた方が良いとの話でした。
ネットショップでは銀の方が売れているので、ネットショップでは折り紙は売らない様にしようか…とも考えています。でも、海外向けのサイトで折り紙は売れるんじゃないかと別の売れっ子ハンドメイド作家の人は言うし…
ココで話す内容ではないとは思っていますが、頭の整理のためにも書いてみました。
あぁぁぁぁぁぁ…余計に訳分んなくなってきたTTДTT

どうしたものか…

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2024/08/31 16:03
> 月架さん
コメントありがとうございます。
幼少期に通っていた絵画教室の先生が、私が大人になった頃に会社を退職し、陶芸家になっていました。
ずっと年賀状のやり取りはしていましたが、ある時こんな事を書かれていました。
「好きな事を長く続けているのは良い事だけど、仕事にするなら、話は別で、10年続けても芽が出なければ、才能が無いので辞めた方が良い。時間がもったいない…」と。
本業ではなく、副業としてではありますが、その10年をはるかに超えてしまいました。
最近、その言葉をよく思い出します。
先生にご意見を伺いたいものの、既に他界されているので、直接伺う事が出来ないのですが、思い出すという事は、そういう事なのかなぁ…とも思ったりしています。
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2024/08/30 19:48
15年くらい彫金を続けられている、「長く続ける事」が誰にでも出来る簡単な事ではないからすごいですね!
日々の仕事のストレスと直属の上司からのパワハラと創作活動が出来ない事のストレスのトリプルパンチで身体も心も壊し、とても辛かったですね。
大変でしたね。
よく頑張りましたね。
通院していたメンタルクリニックの先生の態度は異常だったのですね。
素敵なシルバージュエリーと折り紙アクセサリーを買っていただいた方々がいます。
新しいアイディアと情熱を持っています。
変化はチャンスであり、挑戦は成長への扉です。
自分を信じて前に進み続けてください。
成功への道は挑戦と努力の積み重ねです。
相当腹を立てていても折り紙ウサギはお客として応援する気持ちがあるなら嬉しいですね。
「後悔先に立たず」済んでしまったことをあとから悔やんでも取り返しがつかないです。
何事もあとで悔やむことのないように、よく考えて行動してください。
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2024/08/28 09:43
> そらさん
コメントありがとうございます。
イベントやポップアップで立っていると、そらさんの仰ってる事は肌身で感じます。
実際に値段がいくらでも即決で購入される方もいらっしゃいますし、逆に、値段を見て辞める方もいました。
実際に他の方が着用している画像をアップすると、その画像の閲覧数は伸びます。
推しのカラーが何色だから、この色のを買いますと言う方もいらっしゃいました。
お陰様で、購入者の方からは高評価のレビューばかり頂けています。
先生のお話では1着3,000円のジーパンを買う人と、1,000円のジーパンを買う人は別々で被らないと仰っていて、その時はそんなものか…と思っていましたが、私自身、ユニクロもGUも見ますし、ユニクロになかったからGUにはあるかな?ってな感じです。ハッキリ言って、分けている意味や違いが分かりませんでした。(どうやら、こういうのは少数派らしいです)
先生の仰る1点数千万円する様なジュエリーを販売する『一流(自分の作品が一流ではないとは思っていませんが)』界隈の事は分かりませんが、庶民感覚では今のままでもイイのかな…とも、思ってしまいます。
「1万円前後の商品を購入される層をターゲットにしても良いし、3,000円前後の商品を購入される層をターゲットにしてもいいけど、幸達磨さんの場合は範囲が広すぎるよ。3,000円台をターゲットにすると、利益が少ないから生活するのには、量を売らないといけないし、大変だよ。」とも言われました。
ますます、分からなくなってしまいました>Д<
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2024/08/28 08:12
ジュエリーに関しては売り手側に回ったことがないので、
あくまでお客さん目線での話です。
しかも私自身の偏見のある視線です。

「ユニクロ」と「GU」は分かれていますが
日常的に購入している服としては「面倒だな」って感じです。
どちらも利用しますが、店舗の規模(広さ)で選んでいます。
オンラインショップもあり、Instagramなどで実際に着用している例も見かけます。
目星をつけてからの店舗に訪れることも多いです。
店舗に訪れるのは試着をして着丈や腕回り、締め付けの確認や
モニターとの色味の差を確認するためです。
※特殊な例なのですが、成人女性として身長が低すぎる&スリーサイズが標準じゃないためです。

私自身がミネラル系のイベントに足を運び、
即決で1万を超すアクセサリーをお迎えすることもあります。
あるいはデイリーに使いたいとアクセサリーをお迎えすることもあります。
格安のジュエリーショップであるツツミ(ネックレスが3万円台?)ではなく、
ハンドメイドのジュエリーをお迎えするのは作家さんにしかないブランド力があるからです。

同じようなデザインでも一点物であり、似ているだけで、同じ物は一つもない。
欲しかったモチーフの個性的なデザインがある、ということです。
場合によってはセミオーダー、オーダーメイドという我が儘を叶えてくれる。
この場でお迎えしないと、同じ物は二度と入手できない、という危機感があります。

ターゲット層を考えて「営業する」というのは非常に重要です。
twitter(X)やInstagramでインフルエンサーに目を止めてもらうのが目標です。
○○さんが着用している画像があって、私も欲しい、となるからです。
フォロワーの▲▲さんが好きなブランドだから新作が出るとRTで回ってくる。
このクリエイターさんネットショップはあるのかな? というきっかけもあります。
『推しの概念のアクセサリーだよ! ■■ちゃんにプレゼントしよう』ということもあります。

女性の口コミ力は素晴らしく、どうヒットするかわかりません。
むしろ口コミでマイナス評価がつく、口コミ(レビュー)がないと避ける性質の方も多いです。

買い手側からの一意見なので、こういう感覚のヲタクもいるということで(*- -)(*_ _)ペコリ
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2024/08/28 03:52
> 虹 の 夢さん
コメントありがとうございます。
彫金ブログを書いていたので、まだ起きていますので、全然、お気になさらず。
このところ、いつも、4時に寝て7時に起きる日々なので、全く問題ありません。
虹の夢さんのご意見、目から鱗です!
今年になってから彫金の作品をいくつ作ったか…
うーん…未公開作品も含めると48個…でしょうか。
折り紙と比べると、断然数は少ないですーー;
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2024/08/28 02:59
朝珈琲を淹れて、クロワッサンと、ヨーグルトとでっかいミカンを食べ
今日の日記が思いついたので、ログインしました。

折り紙と彫金っていったら、彫金の方が利益率は絶対いいと思います。
折り紙って、素材が紙でしかないじゃないですか。

ちょっとお聞きしたいのですが、今年になって彫金の作品をいくつ作られましたか?

こんな真夜中に質問したら迷惑かもしれないのだけど、
>「折り紙と彫金を一緒にやっていくと、彫金はタヒぬよ」とも。
実際問題、今の状況はそうなりつつあります。折り紙に軒先を貸したつもりが、
売り場の大半が折り紙商品で、彫金作品が軒先を借りてる様な感じになってます」

彫金の先生が
>「折り紙と彫金を一緒にやっていくと、彫金はタヒぬよ」と言っているのは
折り紙を作る数、時間の方が多いことを意味している気がします。
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2024/08/28 02:36
> 虹 の 夢さん
いつも、温かいお言葉ありがとうございます。
彫金教室の先生の意見が一番説得力はあります。
GUとユニクロは同じ会社がやっていて、同じ洋服なのに売り場も品物も完全に分けていて、一緒には販売していません。それは顧客層が違うからと…私の場合もそれと同じだと言うのです。
「成功したブランドは最初から顧客ターゲットを決めて動いている。」
「一流ブランドはテレビCMを流さずに、ホテルのスイートルームや飛行機のビジネスクラスにしか広告を打たない。」
「折り紙と彫金を一緒にやっていくと、彫金はタヒぬよ」とも。
実際問題、今の状況はそうなりつつあります。折り紙に軒先を貸したつもりが、売り場の大半が折り紙商品で、彫金作品が軒先を借りてる様な感じになってます。
行程や手間暇を考えると、利益は彫金の方が断然良いので、彫金をメインにしつつ、折り紙も…と言うのが理想なのです。
やりたいようにやるのが一番なのですが、実績が伴わないと、続かないのも事実で、どうしたらいいのか…

両方とも同じところでやりたいのに、どっちつかずに見えてしまうのかもしれません。
永遠の課題ですかね…
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2024/08/28 02:15
幸達磨さん、おはようございます。

人に相談すると、相談した数だけ、いろんな意見、アドバイスがあります。

今は、ネットで海外の人もサイトを見る時代だから、幸達磨さんがやりたいと思っている
今のままでいいんじゃないかな。
本格的に商品販売を初めてから、まだちょっとしか経ってないわけですよね。
どんな業界でも、黒字化するには時間がかかるもの。

石の上にも3年っていうし。

ブランドを分けるといっても、やろうとすると結構手間と時間がかかる気がします。
そして、分けた所で、急に売り上げが伸びるか分からない気がします。

今のままで、よい作品を作ることに専念し、いろんな人と交流していくうちに
作品を置いてくれる所が増え、売り上げが伸びる気がします。

気持ちが迷うと、作品にも迷いが出ます。

幸達磨さんの気持ちのこもった美しいシルバージュエリーと折り紙アクセサリーが
売れ筋になっていくと思います。

迷った時は、少し、作品作りから離れて、温泉にでも行ってゆっくりされては
いかがでしょう。
私も、メンタルクリニックに人生のある時期数度、その度に何年か通い
お医者さんに話を聞いてもらいました。
私のメンタルクリニックでのカルテノートはかなり分厚くなっていて、
ちょっと笑えました。



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