Nicotto Town



「ぼくはむかしかなしかった」以上の幸せを知らない

真面目にそう。

昔悲しかったこと、寂しかったこと以上に贅沢な感情を知らない

リアルタイムで悲しいのも寂しいのも苦手だけど、それこそ他の人を尊敬しまくるくらいビビットな感情に絶えられないタチだけど
昔の悲しみみたいなのはもう、例えるなら、えぇとなんだ例えられないな。
例えるなら、音楽のジャンルでいうとブルースみたいな感じ、食べ物でいうと体に悪い系に駄菓子グミみたいな感じ
本で例えるなら思春期病棟の少女たちや悪童日記やTUGUMIの読後感みたいな感じ

私の周りには今六法全書と義務と余生があるだけだから、毎日がそういうものでできているから、心など入る余地がないから
高時々隙間風のように心に似たものが滑り込んでくると泣くほど戸惑って歓迎してしまう

こういうのは人から見たら不幸せなのかもしれないけど
私はこういうのを幸せって呼んでる
誤解かもしれないけどそれはそれでありな誤解だと思ってる

私は私の心の欠片位を思い出に持っていられたら割に幸せなんだよね。
感じている私のことが私は好きだから




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