Nicotto Town


彩の松ちゃん


30余年前にもブラックマンデーはあった

1987年10月19日にも世界的株価大暴落が起きたが、どうだったんだろうか。現在の投資家は、当時の大暴落を知らない人が多いのではないだろうか、今はパソコンやスマホで簡単に株売買が出来てしまうが、当時は証券会社の担当者へ電話注文だから、株式投資はごく一部の人しか行っていなかっただろう。だが現在は、政府の怪しい推しもあって誰でも株投資に手を出しているのが現状だろうから、昨日の大暴落は前回よりも反応が早くなった結果でもある。大暴落は、歴史を見ても周期的に起きているので、今さら慌ててもどうにもならない。前回の大暴落での経済回復は半年くらいかかったと思われるので、静観するしかないだろう。
さて問題は、昨夜のNYダウを受けて今日の市場がどう反応するか、まだこれから大底が来るかもしれないので、専門家でも先を見通せないだろう。ここですぐにV字回復などあり得ないから買いは禁物だろうし、証拠金不足で狼狽売りが続くかもしれない、今は手を出さないほうが無難だ。


さて今週は、ほんの少しだけ気温が低くなる。日本の南に2つ目の熱帯低気圧が発生し北へ移動するので、北からの冷たい気流が日本列島に流れ込むためだ。ただ2つ目の熱帯低気圧は、北にある高気圧のアシストを受け発達する可能性もあるので目が離せない。台風にならなくとも熱い海水面で急激な上昇気流は起きるので、豪雨の危険があるため進路には中止する必要がある。


明日は立秋だ、毎日暑いとはいえ気温は徐々に下がっており、今朝も北からの涼しい風が吹いてくる。ただ皮肉にも涼しい風は経済にも吹いてくるのではないだろうか、昨日の大暴落もネット注文の影響だろうと思うが、売られすぎの反動で一部反発しているが、果たして大暴落の底は過ぎたのだろうか。まだ数日は、信用買いの買い残があるだろうから整理されていく可能性もあり、まだ下げる可能性も無いとは言えない。他にもどこまで円高になるのか、米国景気の動向も不明なところが多い、情報に振り回されて売買しても大損するだけのことである。円高になれば海外投資家は逃げるだろうから、株価が上がることはないはずだ、焦って今買うことは早計な判断と思える。昨日の大暴落で貧乏になった人はたくさんいるだろうから、物価高の中で消費需要が落ち込む可能性もありそうだ、需要が落ち込めば好景気なんてありえない、賃金も上がるわけがない、そのうえ来月の総裁選で誰が選出されようが経済に詳しい人が一人もいないのは、秋風とともに経済も冷え込んでいく恐れも無いとは言えない。銀行利息が上がったとしても投資で大損すれば貯蓄など出来ない、それよりローン利息地獄が待っているだけかもしれない。いずれにせよ物価は下がらない、計画的なご利用とはどこかのセリフにならざるを得ない。


今日は、株価が大反発して値を上げているようだが、恐らく昨日の大暴落で大損をした人が焦って買いを入れている気がするが、このまま株価が上がるとは思えない。もしかしたらこれから大底が来る可能性も大いにある。なにせ円高、米国景気悪化など不透明な材料が多すぎる、しばらくは方向感のない株価の乱高下が続くから、下手に買いを入れると大失敗をする。それから日本の利上げ方針だが、物価が上がっているのは景気が良いわけではない、円安の影響などで経費負担が膨らんだ結果、商品価格に上乗せしただけだから景気が良いわけではない。商品がどれだけ売れても儲けにはならない。庶民としては、景気はどうでもいい、物価が安くなってほしいが、それも手遅れだ、物価はずっと高いままだ。




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