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かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ466 私が受けた教育指導

子供を見ていると、「そういえば、その頃の自分は…」と子供の時のことを思い出した。


今、子供が夏休みに入って、「お母さんの子供の頃どうだった~???」と聞いてくる。そうだね~と、思い出して、そういえば、と考えて、ゾっとしたというか、よくよく考えたらこれ、変な話…?という事を思い出した。


我が家流(?)
 子供と同じくらいの低学年のころ、一度ならず、母親に「父が玄関に帰宅したら、三つ指をついて額を床につけて、土下座して迎えなさい」って言われた事があった。それで子供の私は「あ~~~~~~~~いわかった~~~~~~~えへへ」と快諾して、父親が帰宅したら、「おかえんなしゃ~~~い」みたいな100パーセントの笑顔で土下座していた。玄関の床に。そんでそれを後ろから見てた母親。父親は「あはは~~~なにそれウケル」みたいなノリでした。


↑という事が、何回かあったな~そういえば。という事を思い出して。そうだ、そういえば、私の母親は「土下座っていうのはね、こうするんだよ。三つ指をついて、こうだよ」と、三つ指の作り方、額を床におしあてる位置などを細かく指導してくれたものだった。子供の頃の素直な私は遊びだとおもって、「はああああいっ」と本格土下座を習って得意満面だった。


そういう事があったな~と、ふと思い出したのだった。子供の頃はあまり疑問に思わなかったんですけど、よくよく今考えたら、子供に土下座させるってどういう夫婦喧嘩のいやがらせっだったんだろう…?というゾっとしたものを感じたというか。

ソープの礼儀作法
 子供の頃は知らなかったんですけれども、ふと、大人になって夫(神)そういう話をしていたら、
「え、お出迎え時に土下座するって、ソープでやる挨拶のしかたじゃん」
って言われて、「え、そうなの!?」とビックリしたんですよね。そんな究極を、鼻水たらしてた子供にさせてたと、大人になって知りました。

母親に、凄いな…うちの母親ってホンモノだったんだな。ホンモノの極道だったんだな…と、極道な親のソープ教育に、ゾワっとしました。

後にも先にも、「土下座の正しいやり方」というのを習ったのは、母親一人だけだった。なぜ、あの母親はソープでする正しいやり方の土下座方法を知っていたのだろう?やっぱり極道だから?今思えば、なんで普通の主婦だったはずの母親が、あまりにも正しい三つ指を作った土下座方法を知っていたのか、謎です。やっぱ極道だったからかな。と、しか思えません。

極道は女を育てない。
 私の母親の教育として、なぜか私には少年漫画を読ませたり、スカートをはかせないという事があった。これも子供の頃に疑問に思ってなかったけど、なぜわざわざあえて少年漫画を読みなさい、と言って少年漫画を渡していたのだろうか。少女漫画より、少年漫画が安いからだと思っていた。昔は。安いけど面白ければいいか~と思っていた子供のころ。でもやっぱ、極道だったから?極道だから、女郎を育てるという本筋を通していたのだとおもう。やっぱ極道というのは、エンコ詰めにためらいが無いですよ。と、子供が「お母さんの子供の頃どうだった~?」と聞いてきた時に
「う~ん。まぁ、そこそこだったよ」と言ってはぐらかしている自分がいました。

極道のお母さんがキレたら
 極道な私の母親は、キレると知らない男性に相談するみたいで、よくキレたら、見ず知らずの年上男性が私に「お前なにやっとんじゃ」とかわいがりにきてた事がった。母親の舎弟か…というのを子供ながらに見て育ったものだったな。


そういう事が、子供の頃あったな。そういえば。ソープの礼儀作法を教えられたな~という事を、なぜ私はここに公言しているのかというと、ほんとにそれは、私の受けた教育が最高のものだったんだな(笑)という事が、今はわかったからです。

それにしても、なぜうちの母親は、ソープの本場なみの三つ指つくった土下座作法を知っていたのだろう?ふつうの女性は、まったく知る由もないことですよ。

まぁ、つまり。そういう事であって、親が極道っていうだけの事だったんだ~と今となってはわかります。でも、極道な母親でしたが、中年になってからは普通のパートで仕事をするようになっていた。
 最近はエーアンドダブリューという沖縄のバーガー屋さんで働いていたので、私は、エーアンドダブリューって極道でも働けるんだなぁ。と企業理念の懐の深さに感動していました。

親の悪口を言われる
 親が極道だったからだと思うけど、お前の親は最低だよ、と、周囲の大人に言われた事が何回もあった。「お前の親、このあたりで働ける場所ないからな」と言われた事があった。子供にそれいう?エグ~(笑)と、ほとんど極道がしている抗争に巻き込まれている気分でした。親が極道だと、こういう事があるので、小さい頃は自分は結婚なんかしない…子供にソープ教育したり、女なのに男として育てたりしない人になる…と積怨を鬱屈させていました。

でも子供産んでしまった。
 あんなに極道の家が嫌だったのに、自分のダーリンに出会ってしまって、子供が生まれてしまいました。うわお。そんな私は、子供をまっとうに育てているのだろうか。育てられているのだろうか。当然だけど、土下座をさせる事はしてませんが、子供が「お前の親は最低だ~~」といじめられたりしないだろうか。私みたいな生き方を、絶対にしてほしくないなと思うけれども、その不安は一生死んでも消えないと思う。せめて、不安を少しでもなくすように生きたいものだ。




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