Nicotto Town


「さくら亭」日報


コーデ記録~宵山(午後)



祇園祭で一番盛り上がるのは、
山鉾巡行よりもむしろ、その前夜の宵山。
四条通も鉾町の狭い道も人で溢れかえる。
目当ては屋台―――というと正直すぎるけど
やっぱり道の両側を埋め尽くす屋台にテンションはあがる。
ただでさえ盆地で夏の暑さが厳しい京都で、
何が楽しくて人混みに埋もれねばならないのかと
思わないでもないけれど
夏のお祭りって、そういうものだと思う。

夜なので浴衣は濃い色のものを。
今回は「浴衣(蝶々)黒」で。
「帯(蝶々)黄」にピアスもちょうちょ。
髪飾りが若干華やかなくらいで、
アバ本人は抑えた感じです。
今回はアバそのものより、
祭りの雰囲気っぽくなるように配したアクセサリーが主役かも。
これで、この背景がパリだと思うまいw
かき氷は、宵山の人出では必需ですよ。
ないと、暑さで死ねる。



鉾とか、ほぼ鉾じゃないかと思うような山に
まあ、有料なんだけど上るじゃない?
上ってみたら、鉾の内部の狭さにびっくりする。
囃子方はそこにずっといるわけで、
人口密度がえぐい。
むっとする暑さと匂いもけっこうきつい。
囃子方の皆様は、成人男性の方々なんですよ。
そこに次から次へと浮かれた観光客が加わるんで、
そりゃもう、全員汗かいてるわけです。

鉾町では鉾や山のそれぞれのちまき(厄除け)やら
お守りに手ぬぐい、うちわ、その他のものも売られています。
私は八幡山の呼び込みがお気に入り。
子供たちがやってるんですが
歌うように呼び込みしてるんです。
特に宵山だと
「今晩かぎり~」と歌ってくれるんです。子供の声で。
そのあとすぐ
「ちまきどうですか~」になるのがとっても商売人w
でも買わないw
元々、町衆のお祭りですからね。

お稚児さんに選ばれるのは小学生男子なんですが、
選ばれる本人も大変だけど
そのお父さんがもっと大変らしい。
祭り期間中、ずっと接待らしい。
持ち出しが多そうで怖い世界です。


さて本日は山鉾巡行です。
実際に近くで見に行ったことがあるのですが、
屋根方の人たちがですねえ、
熱中症で転がり落ちたりしないのか
ハラハラします。
鉾って、縦長なんで、動くものとしては
滅茶苦茶バランス悪いんですよ。
そういう意味では船鉾は安定してるし、
乗らないで引くだけの山も安心。

さて、経験からの忠告を。
山鉾巡行を見終わってから
「もう一回屋台~」とか思うのは甘い。
びっくりするほど素早く撤退されるんで。
そして。
鉾や山の解体も、びっくりするほど早いんだ。
祭りの余韻は!?
という気分になれること請け合い。
それでも良いというのならば、
後祭りに参加するといいと思うよ!




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