Nicotto Town


かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 459 かわいい…!?

笑いが…。止まらない。



学校に遅刻したいという子供。理由は、「このアニメみてから~!みたいみたい~」っていう。朝からアニメ見る事に真剣な子供。そこまで好きな番組があって、本当にいいなとうらやましい~と子供と一緒に見たくなるけれど、私も一応立場的にダメって言わないといけないから、それ見ないで学校いかないといけないんだけど、と説明したら、「やだやだ~うっせーよ」と最近お母さんに反抗してくる。昔はそんな事なかったのに、ようやくイヤイヤ期がきてくれたんだな、と遅いイヤイヤ期の到来に嬉しいやら困るやら。成長してるって事だよなという手ごたえもあるので、何だか嬉しい気持ちが大きいです。さておき、子供の駄々こねにあの手この手でどうにかこうにかなだめようとしていた時、子供に、
「そんな事したら、先生に怒られちゃうんじゃないか?」

って言ってみた。

そしたら、

ピタ…と動きが止まって、

「わかった。」

と言って素直に言う事聞いてくれた。

え、爆笑~。と心で爆笑した。やっぱそこで笑ったら、子供の自尊心が傷つくと思って。真面目~な顔してたけど、心の中で大爆笑していた。ごめんよ。こんなおかんで(笑)面従腹背、とは違うけども。巧言令色少なし仁、というけれども。なんだか私って、徳の低い人間性をしていますよ。人一倍徳積まないといけませんね。


 今まで、子供が怒った時にどうにかいう事聞いてもらうために、「お父さんが怒るんじゃないか」って言って聞いてた時期、「お化けがでるんじゃないか」といって聞いてた時期、があった。それを通り越して、もうお母さんもお父さんもお化けもそんなに怖くないという事が、最近バレ始めてきて、子供の自尊心が肥大化しすぎていた時だった。「先生に怒られるんじゃないか」という言葉が、今の子供を動かす最大のキーワードだった。お母さんはちょと子供がかわいそう、と思ったけども、そこまで先生に怒られるの嫌だと思ってる子供がかわいい…としか思えなかった。先生が怖いんですよ?カワイイじゃないですか。もうカワイイです。

 そして先生怖がられる役してくれて本当にありがとうございますですと思った。お母さんが怒っても怖くないし、お父さんもそんなに怖くないし、「お化けがでるよっ」も怖くなくなった子供。しばらく数年は先生に嫌われ役をやって欲しいと思ってしまう私は鬼だろうか。鬼でしょう。優しい先生でいて欲しいという気持ちもありますけども、やっぱりどっかで締めとかないと…と思っていて、先生に怒ってもらおうと画策している私は放任気味かもしれない。子供が言う事きかなかったら、愛の鉄拳制裁とかいう手段を講じるのは、令和時代では時代遅れだと言われて犯罪となっていますが、昔はそんな親が普通だったという事に、そこまで違和感を感じないのは、私の家庭がそこまで類人猿的な時代遅れ傾向があるという事なのかな。知性的に進化して新時代に適応していきたいものです。そして、私の子供が今、一番怒られて怖いのは、父でも母でもお化けでもなく、先生。親はナメても大丈夫だけど、先生にナメた態度とったらダメだ…という事がわかっているみたいです。子供って、あんなに愚かそうなのに、人を見てるというか、こいつにはこうしても大丈夫、でもこいつはやべぇ…みたいな、そんなチンピラみたいな縦順位を無意識なのか意識的なのか、きちんとそういう大人の優劣を判断しているように見えます。そして私ら親より、先生が偉いと子供はどうやら判断していると思う。そこに凄いと思う。子供なりに親を厳しく観察しているんでしょう。何も考えてなさそうに見えて。

 そんな子供に私は凄い…と尊敬するしカワイイです。色々勉強しながら毎日頑張っている子供です。偉い。




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