1851番:ペルル嬢(23)
- カテゴリ:日記
- 2024/07/08 03:56:48
ペルル嬢(23)
モーパッサン作品集より
Mademoiselle Perle
Maupassant
——————————【23】—————————————————
Quant à moi, je vais dîner chez eux le 15 août
et le jour des Rois. Cela fait partie de mes de-
voirs comme la communion de Pâques pour les ca-
tholiques.
.——————————(訳)—————————————————
私はというと、8月15日と公現祭の日にシャンタル
一家のところへ行って夕食をとっています. これは
私の義務の一環になっています.復活祭の聖体拝領が
カトリック教徒の義務であるようなものです.
——————————《語句》—————————————————
quant à:~に関しては、~はどうかといういと
Quant aux enfants, ils iront en colonie de vacances.
子供たちの方は林間学校に行くことになっている.
le jour des Rois:公現祭 (1月6日)
8月15日:聖母被昇天
(わかりやすくいうとマリア様の命日)
partie:(f) 部分、一部
devoir:(m) 義務
Pâques:[パーク](f/pl)[無冠詞] 復活祭、イースター
communion:(f) [カトリック] 聖体拝領(の儀式)
——————————≪ひとこと≫——————————————
8月15日が聖母被昇天の祭日で、台湾、韓国にとっては
無条件降伏した日本から解放された祝日です.聖母マリ
アの祭日はほかにもあって、12月8日が無原罪のマリア
の祭日です.奇しくも日本が戦争を始めた日と止めた日
がマリア様の祭日となっています.