Nicotto Town


安寿の仮初めブログ


真夏の午後のグダグダ

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お暑うございます。
昨日も暑かったけど、
今日はそれを上回る暑さだとか。

まずは、ゆっくりと朝ご飯。
ご飯とシジミの味噌汁を温め、
ぬか床からキュウリと茄子と大根を引っ張りだし、
刻んだネギを入れた納豆に、焼き海苔を一枚、
そして、塩鯖を焼き、辛み大根のおろしを添える。

完璧だ~、完璧な日本の朝ご飯だ。


さて、今日はどうしよう。
遠出して草刈りしてくる用事もあるのですが、
この暑さでは危険なので、延期に継ぐ延期。

なので今日は、朝の内に庭の梅の木を剪定。
この暑さで、ぐんぐん成長していますが、
梅は大きくなりすぎると、
梅の実がついても手が届かないだけでなく、
葉が生い茂ってしまって、暑苦しい。

で、脚立を出して、
虫除けスプレーを全身塗布して、作業開始。
小一時間程度で、刈っておきたい枝は、
あらかた始末できたのですが、
それだけで、もう汗だくだく。

シャワーを浴び、麦茶を飲んで、
エアコンに扇風機まで回して、
一息ついています。
ふー。


先々週で、今年前半の仕事の山場は切り抜けたので、
これからしばらくの間は、ブログに徒然と、
よしなし事を書き連ねていくこともできそうです。

締切に追われていると、
ブログにかまけていることすら、
時間がもったいなく思えてしまう。

そんな自分を悲しく思いますが、
でも、久々にこうしてブログを書いてみると、
時間を使って言葉を探し当て、
練り直していくことが、
私にとっては、なによりも楽しく、
脳が喜ぶことなのです。

そして、それは私の仕事でも同じなのでした。
つまり、仕事で言葉を使って脳を喜ばせ、
ブログで言葉遊びをして脳を喜ばせる。
とどのつまり、言葉中毒なのですね。


さて、コーヒー豆を轢いて、
コーヒーを煎れましょうか。

お気に入りの焙煎屋さんで、
モカブレンドをハイ・ロースト、
マンデリンをフレンチ・ローストに煎ってもらってあるので、
今日はモカブレンドを、ペーパードリップ用に轢いて、
マグカップで三杯分煎れて、飲みましょう。
豆大福も買ってあります。

この焙煎屋さんは、街中でよく見かけるような、
焙煎の設定を入力すると、後は機械が自動的に焙煎してくれる
大型の焙煎機を使っているわけではなく、
直火コンロの上に、モーターで廻す焙煎機を置いて、
豆の煎り具合をお店の人が眼で確かめながら、
焙煎しているので、こだわりが感じられて、
ご贔屓にしています。

ですが、直火を使っているため、
夏の間、お店の厨房は、
エアコンを点けていてもサウナ状態なのだとか。
ご苦労さまです。

さて、挽き終わったので、コーヒーを煎れてきます。

煎れてきました。

私は、味オンチの気があって、
酸味が強いモカブレンドの、浅めのハイ・ローストと、
苦みが強いマンデリンの、深めのフレンチ・ローストとの、
味の違いはさすがに分かるのですが、
これが、同じく酸味が強いキリマンジャロとモカブレンドの
利きコーヒーをしろと言われたら、まず無理。
後、分かりそうなのは、カロシ・トラジャぐらいか。

なので、あれだけコーヒー豆の種類があるというのに、
その違いが分からない。

そのため、酸味・スッキリ系は、
キリマンジャロ、モカブレンド、有機ペルー、ブルーレイクアテトランの中から、
苦味・濃厚系は、
マンデリンG-1、カロシ・トラジャの中から選ぶようにしています。

でも、コーヒー豆も、この夏から値上がり。
円安に加えて、輸送コストが高くなっているのだとか。
コロナ感染拡大で、世界の物流が停滞した時、
輸送業界で大量の失業が発生しましたが、
その時、減った人手が、今もなお戻っていないらしいです。

そりゃ、そうですよ。
一方的に首を切られた業界に戻るより、
これを機に、もう少し安定した業界に転職しようと考えるのが、
人の世の常だもの。


人手不足と言えば、
長年、ご贔屓にしていた商店街の八百屋さんが、
人手不足で1ヶ月前に閉店してしまいました。

駅前なので、
お客さんも多くて、結構繁盛していたように思ったのに、
急に閉店すると言うから、「なんで」と聞いたら、
人手不足でお店が廻らないとのこと。
アルバイトを募集しても、まったく見つからなかったらしいです。

まあ、吹きさらしの店舗だから、
夏は暑いし、冬は寒い。
一日中、屋外にいるようなものだから、肌は荒れるし、
野菜や果物を扱うから、指先も荒れる。
今まで、家族経営でやってきたけど、
コロナを機に、先代のオジさんとオバさんは引退し、
お子さんたちが姉弟で店を廻してきたけど、
ついに力尽きたか。

「なんで最近、白菜が高いの」なんて気軽に聞けましたし、
傷物になりかけたイチゴを、笊に入れて安く並べたりしていたので、
イチゴジャムを作る時に重宝していました。
タケノコを買えば、糠も付けてくれたし、
「このたくあんは美味しい」と教えてくれたりもしたのです。

閉店によって、スーパーで野菜や果物を買うようになって、
そういう買い物の楽しさがなくなってしまったことに
気づかされました。


コーヒーと豆大福による、
遅いお昼のような、おやつのような一時が終わったので、
これから近くのホームセンターに、
お盆のセットを買いに行こうと思います。

真菰と麻柄、藁で作った馬と牛があればいいかな。
今年も、もうそんな季節なんだなあ。

外に出れば、どこまでも陽炎が揺れていました。




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