続3・読谷村の小蝶
- カテゴリ:日記
- 2024/06/26 07:00:38
今朝も、爽やかに晴れ渡った快晴である。Familyの皆は、今、揃ってBreakfastを始めようとしている。先ず(いただきます)と、声を合わせた。夫々思い思いに、眼の前の食材を楽しむ。小蝶の前には、ハイビスカスの絵皿に盛られた、蜂蜜。
食事が終わり、談笑Timeへと移る。主人が小蝶に話し掛ける。
主 (昨日は、クイナ君に、ヤンバルの森を案内
してもらったけれど、印象は?)
蝶 (南房総の森とは、樹木達が違っていました)
主 (そうだよね。この辺りは、東南アジアの、
マングローブに比べると規模は小さいが、
ミニマングローブの森を形成しているから)
蝶 (読谷山の頂きから望む、残波岬と灯台は、
とても素晴らしく、絶景でした)
主 (あのBeachは、太平洋戦争の沖縄戦で、米軍
上陸の、場所なんだ。あの風光明媚な景色
の裏には、県民の4人に1人が命を落とした
壮絶な戦争の傷跡がある。小蝶、貴女には
県民の悲しみに寄り添って欲しいのです)
主人は、宙の彼方を見詰めて、暫し沈黙した。