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スズキ

ニコットおみくじ(2024-06-12の運勢)

おみくじ

こんにちは!全国的に晴れるが、

午後から山沿いを中心に所々でにわか雨や雷雨となる。
沖縄は雨で、夜は曇りのち雨。
最高気温は平年を上回る。
熱中症に注意。

【スズキ】 鱸 須々木Suzuki

        Lateolabrax japonicus(Cuvier,1828)

        Japanese sea bass

☆スズキ目スズキ亜目スズキ科に属する魚です。

<概要>

全長が80cm前後になります。

吻(くち)は長く、先端が尖っています。

尾柄部は長く、背鰭軟条は12~14本あります。

体側には黒い斑点があるものと無いものがあります。
斑点はありましても鱗と同じ大きさか、それよりも小さいです。

〇漢字・学名由来

@漢字

 ・鱸

 ・須々木

 ★由来・語源

  鱸は「ろ」で鱸魚で「ろぎょ」ともいいます。

  ただし、この鱸の文字は中国大陸明の時代のもので、
  正確にはタイリクスズキのことです。

  □タイリクスズキ Lateolabrax maculatus(McClelland,1844)

           Sea bass

           BlackFinSeabass

  この魚はスズキ目スズキ亜目スズキ科に属し、
  日本や台湾で養殖されています。

 ◆形態・特徴

  日本にスズキ科は3種生息しまして、
  本種の他にスズキとヒラスズキが知られています。
  
  本種は元来日本には生息していない外来種であることに注意です。

  『ヒラスズキ』 Lateolabrax latus Katayama,1957

          Blackfin Seabass

   スズキ目スズキ科スズキ属に属する魚類です。

   日本では茨城県以南の本州、四国、九州の太平洋側沿岸部、
   種子島、屋久島、日本海西部、朝鮮半島南部沿岸部、
   及び済州島(ちぇじゅとう・どくと)で見られます。
   稀に沖縄でも見られます。

   別名:・ヒラスズキ

      ・ヒラセイゴ

      ・モス

   ●特徴

    温かい海域の外洋に面した荒磯のサラシ場当に好んでつく魚ですが、
    幼魚は河口等にもみられることもあります。

    主に鰯(いわし)等の小型の魚を捕食しますが、
    小型の甲殻類や軟体動物も捕食します。

    典型的なフィッシュイーターで、
    ルアーフィッシングで人気のターゲットです。

    ヒラスズキは岩磯帯で見られる魚である為、
    地磯や沖磯が主な釣り場です。

    スズキよりもはるかに体高があり、
    平たく見える為、ヒラスズキと名付けられました。

    ヒラスズキに対して、スズキを丸スズキとも呼ばれています。

    手に入れることが難しい魚である為、高値で販売されることが多いです。

    全長が20cm未満の個体は背面がオリーブ色の個体が多いですが、
    頭部が暗青緑色、躯体(くたい)背面が暗青色、
    尾柄が暗緑青色の個体もいます。

    対側面の斑点はより小型で、
    成長に伴い、完全に消失すると考えられています。

    *成長・・・体長:20cm以上

    見た目の特徴・見分け方

    スズキよりも体高が広く、
    その名の通り平らな体型で、尾の付け根が太くて短いのが特徴です。

    スズキとよく似ていますが、
    背鰭の軟条(背鰭の後ろ側にある軟らかい鰭)が異なります。

    ・ヒラスズキ:15~16本

    ・スズキ  :12~14本

    このように見分けることが出来ます。

    体色は背側は濃い紺色で腹側は銀白色に近い色をしています。

    頭の大きさの割に眼が大きく、顎も大きく受け口になっています。
    鰓蓋の後ろ側にある棘は鋭いです。

    スズキやタイリクスズキと同様に、下顎に鱗列があります。

    体長は最大で1mにまで成長します。

    食し方・食味

    身は透明感のある白身で、血合いの部分は鮮やかな赤色をしています。

    スズキのように淡水魚のような臭いはほとんど無く、
    新鮮なものは刺し身で食すのがおすすめです。

    スズキより旨味が強く、脂のりが良いです。

    歯応えもある為、食感も楽しむことが出来ます。

    山葵(わさび)と醤油で食しても美味ですが、
    酢味噌やマリネ等で食しても美味です。

    又、脂の乗りました時期は火を通しても固く締まり過ぎない為、
    フライやムニエル、ホイル蒸し、塩焼きにしても美味しいです。

    ヒラスズキのアラからは良い味も出ますので、
    汁物に使用してもよいです。

  本種の特徴は尾柄部が細長くて、吻は短いです。
  又、背鰭軟条は12~15本です。

  黒色斑が出現し、特に若魚迄の成長段階ではこの斑紋が大きく、
  側線よりも下に出現することが特徴的でありますが、
  稀に黒色斑の無い個体もいます。

 ◇分布

  岩礁を中心とした沿岸の浅海域及び、
  河川河口域から下流域までに生息しています。

  大陸由来ということもあり、
  スズキよりも淡水の影響が強い場所を好む傾向が強いです。

 ◆食性

  ・多毛類          ・甲殻類

  ・軟体動物         ・魚類等

  これら等を食す動物食性の魚です。

 ◇その他

  1990年から中国産の種苗が養殖されるようになり、
  それが生簀から逃げたしたものが各地で野生化していると考えられています。

  特に生態的地位(ニッチェ)の近いスズキとの競争が懸念されています。

  この理由から・・・

  「特定外来生物による生物系等に係る被害の防止に関する法律」で、
  要注意外来生物に指定されています。

  又、両種の雑種は今のところは発見されておらず、
  交雑が生じている可能性は低いという意見もありますが、
  人工的には容易に雑種が形成される為、遺伝的多様性保全の面からも、
  天然水域における本種や本種と在来種との雑種形成に関する動向に、
  注視・モニタリングしていく必要があると考えられています。

〇生息域

海水魚で内湾や岩礁域に生息し、若魚は汽水域から淡水域に侵入します。

@分布

 北海道全域、青森から九州西岸、鹿児島県南さつま市笠沙の日本海、
 東シナ海、青森から日向灘の太平洋沿岸、瀬戸内海、
 朝鮮半島南岸と西岸に分布しています。

問題 スズキを使用した名物で、
   江戸時代から城下町として繁栄した松江市の名物料理があります。

   こちらの「スズキの奉書(ほうしょ)」焼きは、
   スズキを奉書に包み、蒸し焼きにして食します。

   この奉書が何かを教えてください。

1、和紙

2、原稿用紙

3、包装紙

ヒント・・・〇楮(こうぞ)を使用下奉書紙

      元々楮を原料として漉(す)いた純白で美しい正解の紙です。
      中世から近世にかけて、最高級の公文書として使用されていました。

      正解の神の原料となる楮を包丁で不要な部分を取り除きまして、
      綺麗に処理が出来た楮を鍋に入れて炊きます。
      煮え上がった楮を水に浮かべて小さなゴミを取ります。
      楮を台に乗せて木の棒で叩き、繊維を解します。  
      最後に出来た原料で紙を漉します。

お分かりの方は数字もしくは奉書が何かをよろしくお願いします。



  












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