Nicotto Town


かきくけこのブログ。


犬夜叉ファンからみたアニメちいかわの魅力。

ちょとネタバレあり。あとちょっとオタク能すぎて怖がられそう。


ちいかわ子供が好きで、よく一緒に見ている。ちいかわなんてかわいいんだ~と、子供より私がハマってたりして。あのアニメの考察がいっぱいある。色々と深い考察をしている人がいて、興味深くてどんどん引き込まれていった。その中でも、神道的観点でちいかわを見ている人がいて、ちいかわハチワレうさぎの三人は、和魂と幸魂と奇魂の組み合わせなんじゃないかと考察している人がいて、おおお、なるほどと。

ちいかわ世界は、一霊四魂説を体現していた?

 神道の考え方に、人の霊魂の種類が四つあるとして、上記みっつと荒魂の四つで構成されているという。四つの魂四魂を全部あわせて直魂なおひというらしい。有名なアニメの犬夜叉にもちょっと出てきていた古い日本の考え方のようだ。

 ちいかわ達は、うさぎとハチワレと三人組でいつも行動している。その三人の暮らしのすぐ横に、いつも脅威的な存在が存在していて、時々荒ぶるキャラクターが三人を襲撃しにきている。襲撃してくるキャラクターが、荒魂を象徴しているという考察をしている人がいた。なるほど~と私も納得した。ちいかわ世界というのは、とりもなおさず、三匹と悪役を含めたキャラクターが全員、一体の一つの存在だったという、四魂の魂という思想を具現化したものだという考察。面白いですね~。


犬夜叉世界の四魂の玉
 犬夜叉世界では四魂の玉という存在は消滅させられていました。悪にも善にもなる脅威は、なくなったほうがいいという事で。悪にも善にもなる存在というのが面白いですね。

ちいかわ世界の四魂の魂
 ちいかわ世界には、主人公ちいかわの様な最弱最愛のような存在がいて、不倶戴天の凶悪権化のような存在もあって、ちいかわファンの人の感想を聞いていると、「残酷な物語」と評する人もいたり、「かわいい」というだけの人もいたりと、評価が二極化しやすい作品である。そういう二面性というものが説明せずとも作品を通して、世界を観察する読者、視聴者が悪か善かを判断できるような構造なのだと思う。こういう点を鑑みて、ちいかわという作品が四魂の魂説というのがものすごく興味深く惹かれた。

ちいかわ世界は消滅しないといけない世界なのか。
 犬夜叉にでてきた四魂の玉は、悪の心を持つものが持てば悪に染まり、善の心を持つものが持てば、善なる力になるという…お金…?みたいな…(笑)中立的で驚異的なエネルギーみたいなものだった。ちいかわという作品も、見る人によって「残酷」と言われたり「癒し」となったり。その魂を持つものの本性を炙り出すものになっている。こう考えると、なんだかとっても、また犬夜叉を読み返したくなって仕方ないです!!まさかこんな形で犬夜叉に再燃する日がくるとは。

ちいかわ達のこころ
 ちいかわは幸魂、ハチワレは和魂、うさぎは奇魂と考えながらアニメを見ると、なんだかめちゃくちゃ面白い。ハチワレは確かにちょっと親みたいなところがあるなとか。ちいかわってなんだろ?愛…?あれが愛というものなのかぁ~と愛というものについて、すご~く深く考えさせられたりして。

荒ぶる神
 荒ぶる神という存在として、でかつよ、みたいな存在がある。ちいかわ世界では、イレギュラーで時々デカツヨ族とちいかわ族の中身がスイッチしているらしい。ちいかわ世界では、全生命はまったく異なる存在ではなく、あんなにカワイイちいかわと、でかくておっかないデカツヨが、地続きの亜種の同じ生命体みたいな描かれ方をしている。こういう考え方は、本当に日本人的だと思う。自分たちという生き物と、他の存在がまったく異なる生命だと思っていないみたいな、生命の食物連鎖とか自然環境の循環を意識するというか。万物に神聖が等しくあると崇敬するところというか。悪役にさえも、かわいさ同じ生命という認識を欠かさないというか。そういうのはちいかわ世界にあるベーシックな日本に通底している思念なんだよな~とか思ったりする。荒ぶる神ですら、流れ星に涙を流してセンチメンタルな感傷に浸っているシーンがあったりする。

うさぎという、「智者」
 うさぎが有能説みたいなのを解いてるちいかわ考察部隊の人がいるんですけど、ちいかわ世界四魂の魂説でいくと、うさぎは奇魂という事になる。知恵を司っている。ことになる。そう考えるとなんだろうな。と凄い深く考えさせられる。うさぎは言葉を話せないから、知能低い説もあったけど、ヤハヤハ言ってる言葉が、「ヤハウェ」とかいうユダヤの最高神を指してるのはとか、まさかの最高神部隊説もでたり、うさぎは荒ぶる神にたいして、荒ぶる神でもないのに戦闘して勝利したりする。強い。ハチワレにも「強い!」と言われてるエピソードもある。うさぎは、日本の知恵を司っている神なのかあれは…という見方をしてみると、あんなにほよんほよん~~~ってした子供むけアニメなのに…一気になんだか猛烈な大人の世界を垣間見るような気がして…。もうあんなの子供だましのアニメだなんて一笑に付すことなんてできなくて。もうどんどん、考察オタクの人の考察系サイトにもっとどんどんハマリこんでいくんですよね。面白いな~と。


ちいかわを見て力がみなぎっている私は、妖怪なのか…!
 犬夜叉世界では、四魂の玉は妖怪にモテモテで、それをよこせ~~って奪い合うものだった。私もちいかわ見たくてちいかわ~~~ってなっている。ちいかわに奮い立っている時点で、私は犬夜叉的観点でいけば、私って妖怪?妖怪なの私?っていう事になる。四魂の玉に妖怪は反応して強く欲するようになるらしいから。ちいかわが四魂の玉説でいけば、ちいかわに「うひょう~」ってなる私って妖怪だった!?みたいです…。なんだか嫌な事実に気づいてしまったのか????

ちいかわは、本当に四魂の玉なのか…?
 犬夜叉の世界では、四魂の玉というものは、清いものが持てば清くなるものだった。なんだか、そう考えると、もう人としてこれは、嘘でも「ちいかわは素晴らしい作品です!」と言わなければ、人格を疑われるのか…とか思ったりして。人だと思われたいからってワケでもないけど、まぁ、普通にちいかわは面白いですけどね。ちいかわっていうより、うさぎが好きでした。うさぎという存在って、あのちいかわ世界の中で一番おかしいというか、一番なんかキャラが単純じゃないというか、しゃべれないのに有能っていう設定もなんだかおかしいというか。一筋縄でいかない魅力があって。うさぎが好きなんですよねぇ。うさぎといえば、日本の童謡にあるように、月にいる動物なんですけど、ちいかわ作品の中では、うさぎって月とか月見とかそういう日本っぽい事しない。一体あいつは何なんだ…?といつも不思議で不思議で、ひょうひょうとした彼(彼?彼女?どっちかわからんけどいずれにしろめちゃくちゃ美人に違いないボイパみたいな変な声だす美声の持ち主。)にとりこでメロメロですす。

ちいかわを持って、力が強くなるのか
 もしも、もしもチイカワという作品が四魂の玉だったのならば、犬夜叉世界の観点で行けば、四魂の玉というのは持つものの願いを叶えるようなものだったような気がする。まさに、なんか、お金…?みたいなものだ。お金って…大体誰の願いもかなえますしね。そう考えると、ちいかわって…なんだかちょっと、そういうラッキーチャーム的な雰囲気もあるのか?という気がして、ますますチイカワから目が離せない。ちいかわ、四魂の玉説をとなえる考察者さまがいて、妖怪的な私の人生は、そわそわして仕方ないのだった。




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