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重賞展望


【函館スプリントS】函館1200は最初のコーナーまでの距離があってハイペースになりやすいコース。実際このレースも過去5年(21年は札幌開催のため除外)のうち約半数が除外になった19年以外の4年はテンの3Fは33秒前後。ただ開幕週で時計の出る馬場で行われることが多く、近年で勝ち時計が1分8秒以上掛かったのは例の19年と23年のみ。オーバーペースや時計の掛かる馬場になって差しが決まることもあるけど基本は前や内を通るに越したことはない。あとはまぁ、当たり前やけど洋芝やからね。例え近走不振であっても洋芝実績は見ておいて損はないはず。血統ではロードカナロア産駒が好調。カナロア経由も含めてストームキャットの血は目立つ。

アサカラキングは初の千二やった前走33.0-34.7で逃げて完勝。スタート自体は決して速くないだけにこの距離とペースで行けたのは意外。千二で基礎スピード面を見せたのは大きいしパワー型やから洋芝もこなせそう。ただここは他にテンから出して行きそうな馬も多いだけに二の足でハナに立つまでにどれくらい足を使わされるか。そういう意味では枠の並びは大事。サトノレーヴは前走春雷Sの勝ち時計は速いけど当日かなり時計の出る馬場やったし休養期間が長すぎて正直能力も適性も今一つ掴めへん。モレイラからの乗り替わりやし人気で本命とかはタイミング的にどうなんかな。ビッグシーザーは好走したレースは相手に恵まれた感もあるし正直そこまで強いレースをした印象はない。ただ去年はまだ緩さがあったし血統的にも伸びしろはありそう。洋芝も未経験で人気がほどほどなら未知の魅力に賭ける手はあるかな。ジャスティンスカイはマイルを走ってた頃もペースが上がるとパフォーマンスを落としてた印象が強かっただけに前走初の千二で勝ったのは驚かされた。ただレースラップは33.7-33.2で自身のラップは34.0-32.9と千二としてはかなりスローで流れたのも事実。ゴリゴリの前傾戦が予想されるここが試金石といった感じやね。穴っぽいところではまずジュビリーヘッド。このレース2年連続2着やし洋芝実績は豊富。前傾戦の適性も高く3年連続好走の可能性はあるはず。あとは去年の勝ち馬キミワクイーン。時計面で限界があるタイプだけに1分8秒台の決着になった去年は馬場や展開に恵まれた感はあるけど、今年も時計の掛かる馬場になる可能性はあるし人気のないリピーターは押さえておきたい。





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