サンショウ
- カテゴリ:占い
- 2024/04/21 17:40:43
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こんにちは!前線の影響で九州から東海、北陸は雨。
関東は曇りで夜から雨が降る。
東北は晴れる所が多く、北海道では雲が広がる。
沖縄は晴れ。
【サンショウ】 山椒 Zanthoxylum piperitum
Japanese pepper
Sichuan pepper
Japanese prickly ash
☆ミカン科サンショウ属の落葉低木です。
<概要>
〇特徴
サンショウは雌雄異株のミカン科の落葉低木です。
爽やかな香りは古くから香辛料として親しまれています。
樹高は約2~5mで、葉の付け根には鋭い棘があります。
@薬味
・葉 ・花
・実 ・木の皮
これら等が全て薬味となります。
・葉:葉山椒
・花:花山椒
・実:実山椒(雌株のみ)
このように呼ばれ、ピリッと舌が痺れるような独特の辛味があります。
これら等は鰻(うなぎ)の薬味等、様々な料理に利用されています。
@花
4~5月頃に黄色の小花が咲きます。
6月になりますと雌株には果実が実り始め、
9~10月に赤く色づきます。
雌株は花は咲きますが、果実は実りません。
果実を実らせるには雄株と雌株の両方が必要です。
〇基本情報
園芸分類 :庭木、落葉
草丈・樹高:約2~5m
耐寒性 :強い
耐暑性 :やや強い
花色 :黄色
開花時期 :4~5月
〇山椒の雑学
室町時代の食物和歌本草増補7巻に、
鰻の蒲焼きにサンショウをつけて食されていたことが記されています。
[和歌形式の食物本草書]
宝暦10年(1760年)刊、
「永代重宝記宝蔵(えいたいちょうほうほうきたからぐら)のうち、
巻第四第三に配される「食物本草要歌 いろはよせ」(以下「食物本草要歌)」の
翻刻を行うものです。
これは「芋は平冬ばかり食へ余の月はしよびょうの毒ぞ病ひ起これり」のように、
五味「酸・苦・甘・辛・鹹(しおからい)」、
四気(寒、涼、温、熱)、能毒等食物本草の知識を五七五七五七七の
形式で表した三百九首の和歌群です。
「永代重宝記宝蔵」は書名にもありますように「重宝記」です。
つまり庶民の日常生活に役立つ事柄を纏(まと)めた日用百科事典の一つです。
重宝記は近世前期に生まれまして・・・
・「家内重宝記」(享和3年・1803年)
・「女重宝記」(元禄5年・1695年)
・「諸札重宝記」(享和3年・1803年)
そして「田畑重宝記」の分野を対象としたものまで様々造られています。
特に近年期に多く作られましたが、昭和に至るまで出版されました。
和歌形式の食物本草書は見返しに、
「世人日夜要用(せじんにちやようやう)の
数條(すでう)を拾(ひろ)ひ集(あつ)めて漏(もら)す事なし
実(まこと)二四民使用(しみんへんよう)の宝庫(ほうこ也」
このようにあります。
・算術 ・漢字
・語彙(ごい) ・礼法
・医学 ・医学
・養生 ・暦
・料理
これら等、広く日常生活で役立つ知識を集めた書です。
・「食物本草要歌」
・「小児諸灸の要歌」
・「灸穴要歌」
このように「要歌」の語を含みます項は三箇所ありまして・・・
・「顖癇(しんかん)は旋毛(せんもう)のうち
風癇(ふうかん)はまゆのあなより一寸にあり」
・「脳おもく頭痛目(づつうめ)まはし力(ちから)なく
肛門(こうもん)いでば百会灸(おきう)せよ」
このようにいずれも和歌形式で知識が纏められています。
このように和歌形式で知識を綴(つづ)りました書物は、
中世後期からあらゆる分野に見られます。
例えば・・・
日常的な道徳や処世等の教調を和歌にしました「西明寺殿百首」は、
その名を冠した和歌集や教調書が中世に複数作られました。
・鷹狩りに関する「龍山公鷹百首」(天正17年・1589年)
・連歌の規則「連歌和歌歌之式目」(成立年不詳)
・蹴鞠(けまり)を対象とした「蹴鞠百首和歌」(永正3年・1506年)
このような多様な場面で、和歌形式を用いて知識の伝承が図られました。
食物本草を対象とする書も近世初期を中心に複数作られていまして、
とりわけ「和歌食物本草」がよく知られています。
そして・・・
和歌形式の食物本草書で取り上げます「食物本草要歌」収録歌は、
その多くがこの「和歌食物本草」に由来することが分かっています。
「和歌食物本草」は寛永7年(1630年)から、
元禄7年(1694年)までの六版があります。
さらに・・・
増補版「食物和歌本草増補」が寛文7年(1795年)まで、
同じく六版確認されています。
これら以外にも・・・
類似した内容を持ちながら成立年の明らかではない、
写本や版本も多数残されていることから、
和歌形式の食物本草書の中では最も流布したものと考えられています。
@サンショウが定番
サンショウは鰻の泥臭さを消すと同時に油っぽさを和らげますので、
鰻とサンショウの組み合わせが定番になりました。
サンショウを鰻の上にかけますと、
いきなりサンショウの辛味が口の中を支配してしまいますので、
最初に鰻を裏返しましてサンショウをかけて、
戻した上でご飯の温かさでサンショウの薫りをフンワリと香らせますと、
調和が取れて美味しくいただくことが出来ます。
@サンショウの栄養
・食物繊維 ・炭水化物
・マグネシウム ・カルシウム
・鉄 ・タンパク質
・カロテン ・ビタミンB1
・ビタミンB2 ・サンショオール
・シトネラース ・ジペンテン
・リモネン ・ゲラニオール
・フェランドレン
これら等が含まれています。
★下拵(したごしら)え
枝がついたまま洗いまして、虫がいた場合は取り除きます。
沸騰したお湯で5分茹でましたら、
1時間水に晒(さら)しまして、灰汁を取ります。
その後・・・
枝を取って調理をします。
問題 次の文章の中の料理名を教えてください。
3世紀後半に書かれました「魏志倭人伝(ぎしわじんでん)」に、
サンショウが自生しているという記述があります。
奈良時代では「ナルハジカミ」という名前で、
平安時代には「正解の料理名」の薬味に使用されていました。
室町時代になりますと、
鰻の薬味としてサンショウが使用され始めました。
原産地は中国という説と日本という説があります。
1、鰻丼
2、鰻を干した汁
3、お茶漬け
ヒント・・・〇正解の料理名
平安時代頃から食されていたとされる下記の料理。
・湯漬(ゆづ)け
・水飯(すいはん/みずめし)
これが、正解の料理名の起原や由来といわれています。
・平安時代末期の説話集「今昔(こんじゃく)物語集」
・平安時代中期の有識書の、
「侍中群要(じちゅうぐんよう)」
これら等にも、湯漬けや水飯の記載が見られます。
平安時代は現在のように保温や冷凍保存する技術が無く、
しばらく時間が経過しますと乾燥して硬くなってしまい、
食しずらかったです。
お分かりの方は数字もしくは平安時代の「正解の料理名」を
よろしくお願いします。
ねこさん、日曜日の夜のお忙しい時間帯にこうしてコメントと絵文字をありがとうございます。
あはは、豚さんが可愛いですね。
はい、いつもありがとうございます。
そうですか、ねこさんの所も雨が降っておいでですか。
気圧の変動もありましょう。
どうぞ体調を崩さないようにお過ごしください。
今週も大変お世話になりました。
来週もどうぞよろしくお願いします。
お疲れになられましたでしょう。
ゆっくりとおやすみくださいませ。
∫ ∫ ∫ ∫ ∫
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+ ε';;'::゛'::::;'ヘ ⌒ ヽ フ
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( ム 〃 ミ ミ ' ' ; ●●つ、つ _,)
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ゴクゴク(*´ノ◎ヽ`)ズゥーズゥー
(*´ ω `)っ旦 ごちそうさまでした♪
今日、雨でした(笑)