Nicotto Town



重賞展望


今週末はGⅠは中休みで重賞はマイラーズC、フローラS、福島牝馬Sの3つ。阪神と中山が終わって京都と東京開催がスタート。京都の馬場がどうなってるかが気になるとこやね。

【マイラーズC】まずは馬場やけど23年は改修明けで1~2月の開催がなかったこともあって超高速馬場。21,22年は阪神開催。4年ぶりに通常開催かと思いきや今年は阪神改修の影響で京都は6月4週目までのロングラン開催。2月開催時は内を中心にかなり荒れてきてたけどどこまで回復してるかまずは注視したい。京都改修中の阪神がしっかり作り込まれてて内有利が多かったのを考えると京都もそうなる可能性もありそうかな。ラップ的には阪神や東京のマイルは中盤2Fで緩む急⇒緩⇒急の流れや高速巡行戦になりやすいのに対して京都マイルは前半に上りがあってラスト4Fから下りに入る構造やから前半スローからのダラッとした4Fロンスパ戦になりやすいコース。血統ではプリンスリーギフトらスピード型ナスルーラ系やサーゲイロードといった下りが得意なしなやかさを強調する血が目立つ。

ソウルラッシュは高速決着にも対応はしてるけど使える上がりに限界はあるタイプで道悪や締まった流れの消耗戦で上がりのかかる競馬で力を発揮する馬。去年も強い相手に3着と好走してるけど締まった流れになったのは良かった。高速京都で前半ペースが遅くなるとキレ負けの不安はあるかなと。セリフォスは先行することも出来るけど差して東京や阪神の重賞やGⅠを勝つダイワメジャー産駒らしからぬ決め手のある馬。同コースのマイルCSは終始馬群の外で浮いた形になって前に馬を置けずに力みっぱなしやったのが敗因。内枠を引いた時に大体前に行ってるし内の方が信用はしやすいかな。ダイワメジャー産駒が京都マイル重賞の成績が良くないのは気になるけど「っぽくない」タイプやからそこまで気にすることもないんかな。エエヤンは前走のダービー卿CTは序盤遅い流れやったのに楽逃げになった特殊な流れでこれで復調と捉えるのは危険。シルバーステート産駒は脚が短く小回りや急坂コース向きが大半。開幕週の京都マイルでどうか。トランキリテは前走洛陽S2着は外有利な馬場と前崩れの展開が向いた印象。勝ったドゥアイズもピュアマイラーとは思えへんし重賞で人気するほどのパフォーマンスは見せてへんかな。穴っぽいところではまずセッション。前走は消極的過ぎた。これもシルバーステート産駒で京都向きかと言われると微妙やけど先行できるのは良いし手が合う印象の坂井瑠星騎手に戻るのもプラス。トゥードジボンも先行力があって京都適性は高い。内枠希望。あとはニホンピロキーフ。マイル実績は薄いし能力的に足りるかはわからんけどわかりやすく平坦巧者でコース適性は高そう。千八寄りの馬でもスローからのロンスパなら対応可能。あとはフリームファクシとソーヴァリアントも気性面の難しさはあるから安定はせんしマイルで高速馬場、高速決着になるとスピード的にどうかもこれも前半スローからのロンスパなら能力的には走れてもおかしくはないはず。





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