Nicotto Town


モリバランノスケ


ウサコの怪我

今朝は、正に台風一過。冷たい風が、僅かに残っているが、雲一つない快晴。品種によりバラつきはあるけれども、折角満開を迎えた桜くんにとっては、悔しい日であったかもしれない。
でも、まだまだ、その美しさは保たれている。

我がFamilyは、いつもの様に、Breakfastを楽しんでいた。ほぼ終わりかけた時、ログハウスの窓際に、リスのピョン太が、顔を見せて、何事かを叫んでいる。窓を開ける。(ウサコが、怪我を負い、東側の川端で踞っている。直ぐに来て!)との事。私とチャムは、家を飛び出し、丘を下り川端に直行。そこには、負傷したウサコの姿。

彼女は、全身に傷を負い、動くことが出来ず、横になった姿勢のままだ。私は、ウサコを抱き上げて、ログハウスの中に連れてくる。そして柔らかい毛布の上に寝かせた。傷が痛むのだろう。ウサコは、顔を歪めて、とても苦しそう。

私は、獣医に電話。直ぐに、来てもらう。彼の診断では、軽い脳震盪。右足を少し骨折。
ただ、あちこちに摺り傷。心臓は正常。ここ、当分は、安静が必要だ。との、診断であった。
そして、注射を一本。傷口に薬を。処方箋は、
(感染症を予防する塗り薬を、一日に2回塗る。新鮮な野菜を毎日食べさせる)と、言う内容だ。

私は考える。命に別状が、無くて本当に良かった。ここ当分は、獣医の指示に従い、処方箋通りの生活をさせよう。完治するまでは、この、ログハウスの中で、過ごさせよう。我がFamilyの皆が、彼女を、手厚く看護できるし、何より、ウサコも、寂しくなく心強いだろう。痛みが少し薄らいできたのか、明るさの増した表情に変わった。




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