Nicotto Town


モリバランノスケ


シャクナゲ

今朝も春霞。薄曇りで風の無い穏やかな陽気。
今、急に、日の光に照らされて、家の中と外が明るくなった。窓から、庭山の様子を眺めて見る。ところどころが、明るく浮き出た様に、輝いている。それは、我が世の春と咲き誇る桜の花。

私は、家内と、Breakfastの最中。勿論、何時もの様に、アサギマダラのお蝶、シヤムネコのチャム、サボテンのマミラリヤと一緒に、楽しんでいる。話題は、このところ、世界のあちこちで群発する、地震のこと。たった今も、九州熊本で、震度5弱が。先週は台湾。地球の地下構造は、今何を考え、これから何をしようとしているのだろう。

朝食が終え、私とチャムは、毎朝の習慣である朝の散歩に出かけるところだ。今日のルートは庭の西側。今を盛りと咲いているシャクナゲの紅白。又、同じ様に、今を盛りと咲いている、オオシマザクラのご機嫌伺いと会話が楽しみ。

私達は、妻、お蝶、マミラリヤの(気をつけて)との声を背に受けて、玄関のドアを開けベランダに出る。そして、下に降りて、中庭を通り、左の階段を下る。その間、柿、ツツジ、夏椿、モミジ、青年クスノキ、春蘭、黒松、を始めとする、様々な草木樹木達と、朝の挨拶を交しながら。黒松君の樹上にいたピョン太と合流した。

そして、いよいよ、紅白の花が盛のシャクナゲ達と朝の挨拶。今年も、例年に無く、見事である。私は、紅花の木を彼女、白花の木を彼とよんで、親しくして来た。それから、その間を抜けて、庭の西の堤を歩く。思わず、上を見上げる。そこに在るのは、大空に両手を拡げた様に咲き誇っている、正に満開の、オオシマザクラだ。




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