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五飯田八宝菜の語学学習日記


1826番:軍事弔慰金のよくわけのわからん継承

軍事弔慰金のよくわけのわからん継承



軍事弔慰金制度ができたとき、お金が支給されたのですが、
それは戦死した人の子ではなく、孫、あるいは兄弟姉妹が
受け取るという制度になっていました.そこが私にはよく
わからない.



どう考えても、子に行くべきだろう.だけど、そのお金は
この変てこな法制度により、戦死したふたりの伯父の弔慰
金はそれぞれの息子や娘ではなく、戦争に出なかった長兄
が受け取った.同じく、長兄が亡くなったときは、その息
子や娘ではなく、四番目の兄弟となる父が受け取った.



残された兄弟のうち、戦争に行ったのは唯一、元少年飛行
兵の父だったので、ここまではまあ法制度に従った権利継
承だったように思う.



さて、父の死後、その弔慰金の受け取り人は誰になるか?
これまでの経緯から推すと、当然長女(この人が父の妹に
なる)だろう.そう思ったので、「こちらで手続きします
ので戸籍謄本送って下さいな」と電話し、早速手続きをと
るため、福祉事務所、市役所、郵便局と東奔西走.しかし
最終的にこう言われた.

 「あのう、この弔慰金ですけど、ゴタさん、あなたが
受け取れますよ」

 「え?なんで? それはうれしいけど、なんで?」

 「財産権利は子が受け継ぐものですから.」

 「え?ええ?ほんとうにいいの?」

そこで、めっちゃ恥ずかしいながら、めっちゃ申し訳ない
気持ちで叔母さんに連絡した.

 「ごめんなさい.間違いでした.」

なんとあと味の悪いこと!


最終決裁は日銀で下されます.只今審査待ちです.




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