Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


1821番:初七日の法要を無時終えました

無事、初七日の法要を、素人(自称お坊さん)の奉修で終えました。



初七日とは死の1日前から数えると申し上げました.

ということは、人の死は一日前からわかっている、決まっている
ということかも知れません.



父が亡くなったのは、3月14日でしたが、実は前日の13日
は一睡もせず、ストーブに手をかざして、ベッドに腰掛けて
何かを思い出しるようでした.人は死ぬ前に一生を瞬時に
走馬灯のように振り返ると言いますが、まさに父はそれを
13日深夜から14日朝にかけて、やってのけた.


今思えば、あれが父の走馬灯体験だったようです.


さて、初七日(死後6日目)が終わるとどうなるか?
いつか自分も行く道なので気になります.


仏説によると、ここで裁判を受けます.
といっても閻魔大王の裁判ではありません.


ああいう大物はすぐには登場しない.裁判官は「蓁広王」
という人です.お名前から察するに中国の方のようです.

多くの人がここで慌てふためくとおもいます.


ドラの音が鳴ります.ゴ~~ン


死んだ人:おい、ここは死後の世界なのか?おれは死んでしまったのか?

蓁行王 :いかにも、ここはあの世1丁目である.
     ああ、お前は急性心筋梗塞で娑婆を追い出されてきたのだな.
     よろしい.ここでは心臓がなくても生きていられます.
     というか、死んでいられます.さあ、私はお前を裁かねば
     ならないが、シャバで何かいいことしてきたか?

死んだ人:あんた、誰?

蓁広王 :蓁広王ともうす.裁判官である.

死んだ人:ほな、やっぱり死後の世界っちゅうのはあるんやってんな.
     ほな、もっとええことしといたよかった.わしな、けっこう
     性格がいけずでな.


蓁広王: 死後の世界があるとわかっていたら、もっと親切にして
     いたのか?それはエサにつられる魚と同じじゃ.来世は
     魚でいいのか?

死んだ人:いや、人間にしてくれ.

蓁広王 :まあ、それはわしの上司の閻魔さんがお決めになるよ.
     ではお前にはこれから三途の川を渡ってもらう.

死んだ人:えー?ほんまに三途の川があるのか?

蓁広王 :あらいでか.行ってこい!




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