よくわからない記事
- カテゴリ:コーデ広場
- 2024/04/04 11:17:09
花見の宴では、緑茶と紅茶 どちらになさいますか?
昨日から 首をひねっている記事がある ↓
判決は即日確定し、岡口判事は裁判官の地位を喪失。判事は再任を希望せず任期満了の今月12日に退官する意向だったが、判決により退職金は支払われない見込みで、弁護士や検察官になる法曹資格も失った。
判決によると、岡口判事は2017年、東京都江戸川区の女子高校生殺人事件に関し、ツイッター(現X)に「首を絞められ苦しむ姿に性的興奮を覚える男」「無残にも殺されてしまった女性」と投稿。19年には「遺族は東京高裁に洗脳されている」と書き込むなどした。
船田裁判長は、投稿は岡口判事が量刑に問題があると考える判例を紹介する目的だったと指摘。一方で、遺族が抗議した後も投稿が繰り返されたことを挙げ、「何度も執拗(しつよう)に遺族を傷つけた」と非難した。
裁判官の表現行為については、憲法が保障しているとした上で、SNSには他人を傷つける投稿が拡散する危険性があるのに配慮を怠ったと判断。「表現の自由を行使する手段として甚だ問題だ」として、裁判官としての威信を著しく失う非行に当たると認定した。
罷免には疑問が残るなどとする少数意見があったとし、「裁判員の3分の2以上の多数意見で罷免とした」と述べた。
◇
私が何を悩んでいるか言えば、
1)以前 SNS投稿が問題とされて罷免された裁判官がいたと記憶している。
それは 殺人事件の被害女性にも落ち度があったといった趣旨の書き込みをしたり、何度も職業的不満をSNSでぶち上げていた人
その時私は、彼の職業から言ってあの投稿は許されるべきではない、しかし 記事内容から察するに 精神的に疲弊しきって判断力が低下し意固地になっているのかも?
断罪は断罪として もっと早期にその裁判官を精神的にケアする必要があったのでは? 判事・検事職のその職務であるが故の精神的疲弊対策として職場のメンタルヘルスに本腰を入れるべき と言った趣旨の投稿をしたことがある
2)最初 この記事を見た時 てっきりその話が蒸し返されたのかと思った。
なにしろ戦後発のSNS投稿を理由とした弾劾裁判の罷免とあったから。
なので えっ なぜ?
と思った。
ところが 問題とされた投稿文が若干ちがう。
じゃ 別の事件なの??? 別人の話なの???
じゃ なんで 「初」とつくのと???
3)”首を絞められ苦しむ姿に性的興奮を覚える男」「無残にも殺されてしまった女性」”という文面
非常に週刊誌的 ありふれた煽り表現
これだけで 罷免になるのか???
4)「投稿が繰り替えされた」とあるが 具体的数字がでてなかったら 量刑の適否の判断を読者のしようがない
そりゃ 遺族が怒るのは当然だし、部外者の私としても不謹慎な表現をするとは判事にあるまじき行動って思うけど
これが なんで 弾劾裁判までいっちゃうの?
やっぱ これもメンタルケアとか 精神鑑定に基づく裁定を先にすべき問題では? それとも遺族が特殊コネもちなの??と思った。
・裁判官というのは 立場上「後には引かない」頑固さが必要とされる職務だけど、それだけに 過労から判断にゆがみが生じた時に 「罷免か野放し」の2択しかない職場環境なのだとしたら その方が 問題で 今すぐ改善すべき点なのではなかろうか
・それと 記事に記載された情報量が少なすぎて
文脈や過去報道等の関連がさっぱりわからない
・まあ 時事通信だから、要点・新事実のみ配信(本来は配信会社なので)、記事にするのは 各メディアにお任せの立場だから仕方がないとは思うのだけど・・。
・現役裁判官の不祥事ニュースの時には、必ず過去に行った判決リスト(表題と受理日と判決日が記載されたもの)へのリンクを張ってほしいなと思うな
その裁判官の人柄を知る手掛かりになる
それは 不当な処罰であったのか 緩すぎる処罰であるかの判断材料にもなるから