Nicotto Town


モリバランノスケ


新居

今朝も、とても爽やかな良い天気だ。午前中、共に軽めの運動を行った後の、Lunchの時間は、この上なく楽しい語らいのひと時である。一同の、午後の目標。それは、大鷲(たかお)の為に、新しい住まい造りを力を合わせ手助けする事。

(さあ、始めようか)と、特別に、今日のLunchに、加わっていたピョン太が、食事と語らいが終わったと判断し、掛け声を上げた。大鷹のたかおが、(俺一人で出来るよ)と、さも遠慮がちに言う。チャムが、(手伝うのは、みんなの総意なんだ。そうするのが、楽しくてしょうがないんだよ)と、皆のやる気を、もり立てるかのように。

全員で協力して、Lunchのあと片付けをした後、たかおを先頭に、ログハウスから、外に出る。
老クスノキの下に集合したのは、私、チャム、お蝶、ピョン太、ウサコ、石亀、スズメ蜂、の総勢七名(?)の精鋭達である。

先ず、大鷹の(たかお)から、これから集めて貰う巣の造営材料について、説明がなされた。

1. 木の枯れ枝(細いのと、中位の)
2. 枯れ葉(柏、柿、柑橘、竹、等など)
3. 用済みの蜘蛛の巣
4. 用済みの蜂の巣
5. 昨年の枯れた苔の葉と根

そして、たかおは、舞い上がり、老クスノキを上空から眺めて、巣を造るのに相応しい場所を見定めると、そこの場所に止まった。役割分担は、自ずと決まっている。皆で協力し、必要な材料を老クスノキの下に運ぶ。たかおが、上から見ていて、材質、分量、等などの、指示を出した。たかおのOKが出ると、ピョン太とチャムが運ぶ。

僅か1時間、で完成。たかおは、皆を前にして次の様にお礼の言葉を述べる。

○皆さん。ほんとうに、有難う御座いました。
もし、私、一人でなら、下から運んでは組立、又、下に降りて運んでは組立、その様な作業を繰り返しながら・・・・・・・・そうですね、
約1ヶ月は要したでしょう。ほんとに有難う○




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