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かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 413 偉い人は高い服を着てた

昔の日本人は、とかく義理を通した。義理のためには、殺人もやむなしだった。そういう時代の偉い人は、庶民と同じ服を着なかった。武家の人間は必ず豪華な服を着た。今でいえば、ハイブランドの服をまとい、高級時計を持ち、車もディーラーがすすめる最高の車を買っていたという人種が、切り捨てごめんがまかりとおる人間だった。別におしゃれがしたいから、でもお金が余ってるからでもない。とにかく人の上に立つ人間は、外見からして笑われるような服装をしてはいけなかったのだ。それが人の上に立って生殺与奪の権を握る人間の、身なりだったのだ。そんな身なりを見て、下の人間も「あの人に逆らってはいけない、従おう」と付き従ったのではないだろうか。


現代の上流階級意識

 でもまぁ、奢侈禁止令という時代もあったり、革命もあるのが社会であり、現代の上流階級の人というのは、一目見てお金持ちであるという外見を控える傾向があるようです。わざと、あえて、「ユニクロで人前に」という上流階級もあるらしい。そういう人はやっぱり、能力や資産はたくさんあっても、「人の上に立つ」という資格は無いというか、人がついていかないのではないでしょうか。人が人をどう見てるかという事に、あまりにも無関心なタイプの技術者とか、職人気質な人種だと思う。人が人に物をいって聞かせる時、人の上に立って、話をつけるという時、何かの命令をする時、下になる人間は、上に人が思ってるよりもはるかに外見というものをすごく重視している。外見なんて、能力なんかとは、別に関係ないんだけど。スティーブジョブスさんとかもお金持ちなのにいつも同じ服だった人らrしいけど、そういう人はリーダーにはなれないのでしょう。リーダーというのはいつも、庶民よりもいい服装をするものである。歴史的に見て貴族が庶民と同じ服を着ていたなんて、奢侈禁止令のあった時代くらいだ。そんな時代でも人は、オシャレをしていたらしいというから、普通人は、オシャレをするのが有能で人のうえに立つほうの人間のする、はるか昔からの習慣なのだ。そんな習慣のなかったジョブスは、確かに異端な天才だったのだろう。自分の会社なのに自分はリーダーにならなかった。そんな人物が教えてくれるものの一つに、下で付き従う人間というのは上の人間の服装なんて気にしてないと言いながら、実はしっかり見定めているのだという事を教えてやしないだろうか。

100円の中古服を着てる私
 上流階級の人は豪華な服を着るのですが、私はほとんど100円の中古服で四季を過ごしている。そんな私がリーダー的な立場には絶対ならないだろう。実際、リーダ的な何か人に尊敬される立場に、私は無いと思う。その人の性格や能力や資産に、外見は関係ないと基本的には私も感じる。外見=中身という判断をするのは、ちょっと怪しい。偽ブランドとかあるし。そういう考え方はちょっと危険ではあるが、そうとはいえども、本当に立派な人間は100円の中古服を着て節約できたと喜んではいない気がするし、普通に生きてると、大切な人たちとの絆が自然と自分の着ている服はこっちがいいんじゃないだろうかとキレイな身なりになっていくのが、大切にされる人の生き方なのではないかと思う。
 子供が、最近気に入った服ばかり着てしまう。こっちの服やこっちの服も着て欲しいんだけどな~と私は色んな服を着せたいのだけど、オシャレが楽しくなってきた子供に、今はおまかせしている。将来、どんなファッションが好きになるんだろう。私が今、何か口出しする事でへんなファッションが好きになったらどうしようと、何か言いたいけどけどいろいろ気にして何も言えなかったりする近頃。




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