Nicotto Town


モリバランノスケ


私(自分)

私、妻、お蝶、チャム、カスタムは、(おはよう)と、笑顔で挨拶を交わし合う。我々の、毎朝の習慣。(笑う門には福来る)ではないけれど、心が軽く明るくなる。昨夜の夢の世界から、現実の世界へ。だが、我々は常に夢の中と言う説もある。

私の思いを、聴いていたのか、お蝶が、(そういえば、光様も老クスノキさんも、同じ様なことを仰ってた)と、前置きして、喋り始めた。

私達は、この世で生きている刹那は、自分(私)を、常に意識している訳ではない。

我々の日常生活を支えているのは、社会の中で、一定の役割(夫婦、家庭、学生、組織、国家等など)を担っている姿を自分と思っている事だ。しかし、それは、思い込まされている、と言うか、それは、錯覚なのかもしれない。

更に、(光様)は、こうも言ってらした。

夢の中の事を考えてみよう。それは、夢だから現実ではないと、普通、我々は、そう考える。しかし、夢の中に自分が出てきて話をする。その姿を、何者かが、俯瞰して眺めている。不思議だと思わないか?。一体、誰が見ている?。

それが、本当の自分(私)なのだ。

更に、(老クスノキ様)は、おっしやった。

自分(私)とは、宇宙の事だ。それは意味の世界。
そこから、我々の命は誕生した。自分、それは文字どおり、(自ら分かれて来た)何者かである。

更に、(光様)は、おっしゃった。

我々は、瞬間瞬時に、意味の宇宙から、(意味)を取り出し、言葉に変換しながら、生きている。

私は、お蝶が語る、(光様)と(老クスノキさん)の考えを聞きながら、<それも、一理あるな>、と、思っている。

そして、私なりに、こう結論づけたい。

○我々は、肉体と言う衣をまとい、世の荒波を乗り越える。しかし、生きるのは、言葉(思い、意味)の中の命。死を迎え、意味の世界に戻る○

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2024/03/23 09:23
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