賃上げは物価上昇の呼び水
- カテゴリ：日記
- 2024/03/21 01:11:26
個人的には、変形性膝関節症と帯状疱疹後神経痛が突然発症したこともあって退職をしたので、賃上げは全く関係なくなった。年金は、平均受給額程度は貰っているが、相当消費を切り詰めなければならない。今日も畑でジャガイモを植えながら、隣の畑の人と世間話をしてて、年金受給者に賃上げは関係ないよなぁとボヤキにしかならないのだ。
まだ私の場合は、厚生年金とサイドビジネスで何とか食っていけるが、特に高齢になれば女性の方が多くなり年金はいっそう少ないから、賃上げと物価上昇の好循環どころか悪循環にしかならない。
現在、ただでさえ円安の影響で２倍くらいに値上げしているものがあるが、賃上げにより人件費増額分を商品価格に転嫁することになるから、現在の高騰価格に上乗せしながら物価上昇が続くとなるならば、消費者が消費したくともいつかは消費限界に到達すると考える。その結果物が売れなくなりデフレになるリスクは無いのか。そのうえステルス増税が消費を消極的にする影響も考えなければいけないだろう。
果たして大企業社員の賃上げ分だけで、日本経済に好循環をもたらしてくれるのか、そう言うことになるのではないだろうか。大企業社員は、人口の何％だろうか。
そして株高の恩恵は、海外投資家にかなりあるのではないだろうか、もし儲かった人がいても、投資に再投入するから消費に回ることは無いので、今後も賃上げが続くような消費を伸ばすことが出来るのか、誰にも分からない。
今朝は、昨日の低気圧が東北沖に移動して、日本列島全体を寒気で覆っている。大陸からは、北西の冷たい風が日本海側に雪を降らせ、大平洋側では空っ風が吹いて冷え込んでいる。
さて今日の株価は、昨夜のＮＹダウ高騰を受けて一気に４万円台に跳ね上がった。同様に金の価格も最高値を更新している。つまり資産を保有する投資家が再投資を行っているからだと考えられる。特に海外投資家も円安を受けて積極的に資金を投入している可能性がある。なので株価上昇が我々庶民の景気を良くするわけではない、株保有の議員さんを除けばインタビューされても実感があるわけがないのが当然だ。この先も株価はどんどん上がる可能性もあるが、知らぬ間にバブルが膨らんでいるかもしれないですね。
今夜もかなり冷え込んでいる、東北の東沖に移動した低気圧に向かって、大陸の寒気が流れ込み日本列島をすっぽり覆っている。日本海側では雪降りとなり、関東は明朝には氷が張っているだろう。とにかく今夜は、薪を燃やしているがなかなか室温が上がらないくらい冷え込んでいる。
