Nicotto Town


モリバランノスケ


戦場にかける橋

このところ、山田洋次監督の映画(男はつらいよ)を、NHKBS(月曜日午後1時プレミアムシネマ)で何本か見た。昔から好きな作品で、若い頃から見続けている。葛飾柴又の団子屋(とらや)と近隣の人達が繰り広げる、下町の人情ドラマだ。

一本目は、マドンナに太地喜和子を配した相当昔の作品(第一回目?)。二本目は、マドンナが大原麗子が演じた、これも相当昔の作品。来週は吉永小百合がマドンナの作品予定との予告に従い、その日、チャンネルを。しかし、日時を間違えたのか、放映されるのは、アメリカ映画の(戦場にかける橋)であった。

挿入曲が、馴染みがある(クワイ河マーチ)だったこともあり、結局、最後まで見てしまった。し然しながら、これが、なかなか良かったのである。Storyの舞台は、第二次世界大戦のビルマ(現在のミャンマー)。日本軍が欧米人捕虜を使い橋を。

チャムも、私の傍らで、食い入る様にして、見ていた。シヤムネコは、タイが原産国。隣国で展開される話で、郷愁をそそられたのだろう。
シンガポール、マレーシア、ミャンマー、バングラデシュ、インドに至る、大陸間鉄道。

その途中の、クワイ河に架かる橋。日本人と捕虜達の協力(欧米人の知識と技術)がなければ、建設は不可能だった。完成を祝う、一番列車が、橋を渡る。しかし、その瞬間、潜り込んだ欧米側のスパイが絡み、木っ端微塵に爆破される。

映画は、混迷する我々へのメッセージを示す。

<戦争は、殺人と破壊。そこに、正義は無い>




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