Nicotto Town


モリバランノスケ


フキノトウ

今日は、晴天である。然しながら、強い南西の風が吹いている。そんな状況でも、私とチャムは、Breakfast後の習慣である、散歩に出かける。
(気をつけて)という、家内、お蝶、カスタムの声に送られ、ログハウスのドアを開け外に出た。

先ず、ベランダから望まれる、草木樹木達に、(おはよう)と、声を掛けて、挨拶をする。彼等からも、それぞれに、(おはよう)、(オハヨウ)・・
と、元気な声が返ってきた。私は、彼等と言葉を交わすことで、心身共に元気になれる。その行為は、理屈抜きに、私の心を真底から、リラックスさせてくれて、本当に、感謝している。

それから、通り過ぎる、樹木達(青年クスノキ、黒松、ナツツバキ、・・・・・)と挨拶を交わしながら、メインの目的地に到着する。そこは、一面に(ふきのとう)の子ども達が顔を覗かせている一角である。チェアを開きゆっくりと座る。

私は、(おはよう。今年も、みんな元気に顔を出したね。ナニヨリだ。凄く嬉しいよ)と、彼等に声を掛けた。フキノトウの子供たちからも次々に、(おはようございます。お陰様で、こうして春を迎える事が出来ました)と、明るい声が返ってきた。私は、一瞬目をつむり、瞑想をする。そして、彼らとの出合いに、思いを馳せた。

彼等の出生地は、私が以前(働き盛りの頃)に住んでいた首都圏の東京西部。その頃、健康維持の為に、毎日、2時間程のウオーキングをしていた。お定まりコースは、多摩川の堤。あまりの可愛らしさに、思わず連れてきてしまったのが堤防に生息するフキノトウ。その一株が、彼等の祖先である。こうして、見事に増えてくれました。




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