Nicotto Town



重賞展望


阪神オープン戦初勝利。連覇へ向けて視界良好。

【フラワーC】これもこの時期飽き飽きの中山内1800。ただマイルを超える距離の世代限定牝馬重賞は初。まだ体力のない3歳牝馬にとってはタフなコースで、これまでの軽いスピードや斬れが求められてたレースとは違ってスタミナや持久力といった能力が求められるような印象。不良馬場でやや前傾になった23年、ハイペースになった20年のような例外もあるけどそれ以外の3年は前後半差2秒前後のスローと同条件のスプリングSと比べても道中のペースは上がりにくく基本的には前有利。血統では欧州色の強いノーザンダンサー系やトニービンといったスタミナ豊富な血が目立つ。

カニキュルは東京2000で行われた未勝利戦の勝ち時計が2分を切ったのは序盤流れて展開が向いた面はあるにしてもまずまず優秀。新馬戦で負けた相手が世代の牡馬としてはトップクラスとは言い難いシュバルツクーゲルというのがちょっとあれやけどスタミナの心配がないのは悪くない。ただ前走後に軽度の骨折があったけど手術はせんかったとかで状態面は気になるところ。ミアネーロは前走菜の花賞は直線窮屈な所に入ってなかなか追えへんかったのはあるけどレースの時計やラップは特筆するほどではなかったし、この時勝ったミラビリスマジックは次走チューリップ賞で7着やからね。人気で重い印を打ちたいかと言われるとどうかな。テリオスサラは前走クイーンCで正直底が知れた感はある。ただまぁ、今回の方が相手関係は楽やしフェアリーSみたいに出遅れへん限り前には行けそうなのは良いかもしれんね。カンティアーモは新馬戦は時計も優秀で素直に良い馬やなって思ったけどデイリー杯は案外な結果。2戦とも気性面の難しさは感じられたしスローになりやすいここは折り合い含め上手く走れるかどうか。ただ今回上位人気になりそうな馬にも乗ったことのあるルメールがテン乗りでこの馬に乗るのはどういう経緯なんかは気になる。ラビットアイは前走つばき賞はインパクトに欠ける内容ではあるけど牡馬相手の4着でレベル自体は低くなさそうやし本質的にはこの時みたいな決め手が問われる競馬よりは上がりは掛かった方が良さそう。馬場が渋ったり上がりが掛かる展開なら。穴っぽいところではまずはホーエリート。前走は直線前が詰まったしルーラーシップ×ステイゴールドという血統からも決め手が求められる府中よりは中山の方が合いそう。あとはエルフストラック。正直そこまで強いとかクラシック候補とかは思わんけど先行力や立ち回りの上手さがあるのは良い。





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