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重賞展望


今週末の重賞は阪神大賞典、スプリングS、フラワーC、ファルコンSの4つ。この時期多いね。

【阪神大賞典】前半、中盤、後半5Fずつに分けるとハイペースになった19年や道悪で時計のかかる馬場やった21年みたいなイレギュラーはあるけど前半、中盤は62~3秒で後半が59~60秒程度の5~6Fロンスパ戦が基本形。去年みたいな前後半差7秒のドスローとかになると流石に後ろからでは厳しいけど標準的な流れなら差しも届くし位置取りは問わへん印象。スタミナや末脚のしっかりしたタイプが好走しやすいレース。血統ではディープ系とステイゴールド系が双璧。ロベルトやトニービン、ヌレイエフ≒サドラーズウェルズあたりも悪くない。

サヴォーナは前走日経新春杯は序盤速いペースを積極的に追いかけての2着は内容的には勝ったブローザホーンより良かった。ただこの時斤量は1キロ軽かったのもあるんよね。菊花賞も向正面で後方から一気に押し上げる強引な競馬をしての5着なら悪くはないけど2着以下のレベル自体は低かった。成長はしてるけど別定戦のGⅡでどこまでやれるかある意味試金石かなと。ブローザホーンは前走は馬場や展開がハマった印象が強いし、これまでにそういうレースを走ってへんのもあるけど恐らく速い脚は使えへんステイヤータイプ。今の阪神の馬場で去年みたいなスローになったら決め手の面で不安はあるかなと。この相手で1キロ余分に背負わされるのも楽ではないはず。テーオーロイヤルも現役屈指のステイヤーでこのカテゴリーでは安定株。前走ダイヤモンドSも58.5キロを背負って上がり勝負でも勝ち切ったように完勝やったしタフなレースになった一昨年の春天も3着と対応幅も広い。ただ復帰後ほぼ休みなく長距離戦ばっかりを4走目でお釣りがあるかどうかは気になるところ。シルヴァーソニックもこの路線では安定してるけどディープボンドにはきっちり負けてるし突き抜けた何かというよりは総合力で勝負するタイプやからね。今回は約11か月ぶりのレースで状態面も気になる。そのディープボンドは実績では1枚上の存在。ただ散々書いてきたように鈍足タイプで上がりのかかる競馬にならなどうしようもない。近年は年齢のせいもあってかズブさが増してきた印象でギアチェンジが求められる展開は辛い。今の馬場でスロー色が強くなると去年みたいにキレ負けしそう。このカテゴリーを得意にしてるタイプが多く総崩れは考えにくいから穴ならざっくりと前が恵まれる展開ならディアスティマ、前が潰れる展開ならメイショウブレゲあたりを挙げときます。





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