Nicotto Town


モリバランノスケ


会話

今日は、ここ数日の、ぐずついた天気とは裏腹に、全くの快晴である。ただ、少し風が強い。今朝もいつもの様に、私共夫婦、お蝶、チャムで、サボテンのカクタスくんが鎮座する、テーブルを囲み、Breakfastを、嬉しんでいる。

私共は、妻が料理した、ソウセージ、焼肉片、サラダ、キャベツ、季節の果物(通年リンゴ)。飲み物は、自家栽培、焙煎のコーヒー。チーズを載せたトースト。お蝶は、蜂蜜の皿(楓さんから頂いた、メープルシロップを数滴垂らしてある)。チャムは、北欧製のキャットフード。カスタムには、水肥料。これが、定番のメニユー。

サボテンのカスタム君が、(チャムの朝食が、スエーデン製のキャットフードなんて、チョット気取ってませんか?)と、茶々を入れる。

それに受け、チャムが返答する。(このログハウスは、北欧フィンランドの森奥に成育している杉材で、出来ています。色々なキャットフードを試したが、そのつながりで、やはり、北欧製のが、一番私には合うみたい)、と納得顔です。

お蝶が、真顔で、(昨日のご返事をいただきたいのですが)と、私に話し掛ける。私は、(そうだったね)と、言いながら、彼女に語り始めた。

昔、西欧(特にアメリカ)で、禅思想の普及に熱心に取り組んだ日本人がいた。鈴木大拙である。或日、朝食の席で、とある西欧人が、彼に問い掛ける。(禅とは何か?。我々西欧人に、理解出来るように、一言で、お教え願いたい)。

鈴木大拙は、次の様に、一喝したそうです。

○馬鹿な事を言うでない。今、目の前の食事に、心を集中する事。それが、禅の奥義だ○

昨日、お蝶が話してくれた、考え思いは、間違っていない。素晴らしいと思います。様々な事を経験してきた、貴方だから、到達し得た境地などです。私なりに、ある事を付け加えたい、と考えて、鈴木大拙の逸話を伝えた次第です。

彼は、今、目の前の事に、集中する事が大事と述べている。

貴方の考えに置き換えると、そうする事で、心の存在が、より鮮明に感じられるようになる。




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