2/20 キラキラと4択
- カテゴリ:タウン
- 2024/02/20 02:53:19
仮想タウンでキラキラを集めました。
2024/02/20
集めた場所 | 個数 |
---|---|
ペット海浜公園 | 4 |
おしゃべり広場 | 10 |
4択 「ビール」
キラキラ 「ペット海浜公園」わんにゃん紹介所
「おしゃべり広場」円形型展望台 右側
4択 好きな(飲みたい)お酒は? → ビール
「まずビール」だもんな。
全てのお酒の入口だ。
イギリスやドイツなど欧州の殆どの国がビールは冷やさず飲むのだがそれは「エールビール」だからという理由が1つ。
昔から飲んでいて昔は冷やす冷蔵庫なんかなかったし!!というのが1つ。
比較的涼しい国が多いから冷やさなくてもまぁ、少しは冷たいじゃろ、というのが1つだ。
エールビールとはなんぞや?というと使うビール酵母が違うのであった。
「エール酵母(上面発酵酵母)」というものを使用し、20℃ぐらいで発酵、フルーティで豊かな香りと深い味わいのビールができるので、それをキンキンに冷やしてしまうと香りも味わいも消えてしまうのだ。
日本で普通に飲まれているのは「ラガービール」。
日本で流通しているビールの99%はこのラガービールだ。
「ラガー酵母(下面発酵酵母)」で5℃ぐらいで発酵。
スッキリした飲みやすさが特徴だ。
キンキンに冷やしてプッハーーーーーーー!である。
大まかなビールの製造工程は
(1) 原料選び
(2) 製麦
(3) 粉砕
(4) 仕込み
(5) 発酵
(6) 熟成
(7) ろ過・熱処理
(8) パッケージング
という流れになっている。
この中で(7) ろ過・熱処理は、ビール酵母の発酵を止めて酢にならないようにすること、雑菌が入っていたらそれを滅菌する作用を持つことになっている。
熱処理ったって50~60℃の処理なんだけどね!!
んが!!!
ビール会社は頑張って頑張って菌が入らないような製造工程を作り出したため(7) ろ過・熱処理を(7) ろ過でビール酵母を抜くことだけで出荷できるようにした。
それが「生ビール」。
「生ビール」に日本で最初に成功したのがサントリーである。
1967年のことであった。
それにより、日本中に「生」が人気商品となっていく。
・・・・相変わらず「生」が好きだな、日本。
1968年にアサヒが(7) ろ過・熱処理のどちらもしない、ビール酵母が入ったままで熱処理をしない「本生」を発売。
これにより「生ビールって酵母入?酵母なし??」で論争が巻き起こった!!!!らしい。
最終的にサントリーの主張を認める形で1979年に公正取引委員会が定義を定めている。
というわけで世界では「生ビール」ってほぼない。
逆に日本では今や殆どが「生ビール」である。
生じゃない「熱処理ビール」で手に入りやすいのは
『サッポロラガー』
『キリンクラシックラガー』
『アサヒスタウト』
の3つだ。
特に最後の『アサヒスタウト』は日本でよく飲まれているラガービールではなく『スタウトビール』。
そう。
エール、ラガー以外にもビールには100種類ぐらいあると言われている。
歴史古いからなぁ。
スタウトビールはイギリス特有のビールだそうだ。
何故日本にはラガービールがあふれているのか。
「スッキリした味で日本のどの料理にもあうから」
というのが一番の理由のようだ。
ビール後進国である日本は、ビールを作るにあたって外国人技術者(多くはドイツ人、北欧人)に習ったのでドイツビールが多いのだ。
ドイツの主なビールはピルスナー、ヘレス、ヴァイス、ケルシュ、ベルリナー・ヴァイセ。
その中のピルスナーがラガーだ。
1800年にヨーロッパでラガービールがでてきて、それを飲んだチェコのブルワリーが作り出したのがピルスナービール。
なのでほぼ同じものと見てもいい。
ラガービールが料理にあわないものであったなら、ここまでビールは広まらなかったか、後に海外に出て世界各地のビールを飲み歩いて日本人好みのものを見つけたか・・・歴史に「もし」はないが、多分日本人好みの味を見つけたんじゃないかなーーと思うのだ。
美味いものに目がなし!!!
美味いものに対する努力が半端ない!!国だから!
でもふと思うのだが・・・ピルスナー(ラガー)ビールをよく飲むドイツなのに冷やさないのか・・・。
それは・・・どうなん?
世界のビールバーに行くと、マスターの後ろにズラっとビール瓶が並んでいて注文されるとそこからとってお客様のところに運ばれる。
そのビールがズラリと並んでいる情景は圧巻だが、室温ビールってことだよね。
・・・・キンキンに冷えたものプリーーーズと思ってしまう日本人であった。
エールビールを室温でおいしく飲む経験をしたらまた違うのかもしれないけどね。
そういう体験教室があったら参加してもいいなー。