バレンタインはお兄さまと~セバスとお嬢様~外伝
- カテゴリ:自作小説
- 2024/02/16 16:53:22
これはまだお屋敷に、お嬢様もセバスもいない頃のお話・・・。
屋敷のバラの庭園で彼女は静かに過ごしていました。
群青色の夜空には綺麗な星が煌いていて、その綺麗な星を見上げながら、庭園に漂うバラの優しい香りを楽しんでいると心が穏やかになっていくのが分かりました。
のんびりした気分でしばらく過ごしていた彼女でしたが、屋敷の方から声がしました。
「お嬢さま~、麗菜(れいな)お嬢さま~!」
「こっちよ~、お兄さま」
「ああ、こちらでしたか。お屋敷の中にいらっしゃると思いまして、あちこちお探ししましたよ。
この時間に外にいらしては寒くありませんか?」
「寒くないわ。大丈夫(^-^)
今日はバレンタインだったから学校でお友達とチョコレートの交換をたくさんしてちょっと疲れちゃって、お庭でのんびりしたかったから。
でも色んなチョコレートをもらえて楽しかったわ。
お兄さまに用意してもらったチョコも大好評でしたのよ」
「楽しいバレンタインデーだったようですね。ご用意したチョコレートもお役に立ったようでなによりです」
「男の子からも色々面白いプレゼントをもらったのよ。
手紙がついてたのもあったけど、チョコだけもらって手紙は返しちゃった」
(お嬢様は本当に興味のない相手には、態度がはっきりしてらっしゃるな・・・。ちょっとかわいそうな気もするが(^-^;
はっきりしているところもありながら、元々が穏やかな気質でいらっしゃるからか、男女に関わらずお友達が多いようだから)
「お兄さま、お願いしていたケーキを持って来て下さったのね」
「はい、あのお店のチョコレートケーキでございます。
それからこちらもお持ちしました」と一緒に持ってきたバラをお見せしました。
彼はケーキをテーブルに置いて、籠はどうしようかと思っているとお嬢様は嬉しそうにバラの籠を受けとりました。
そして顔を近づけバラの香りを胸いっぱいに吸い込むと、頬をピンク色にして満足そうな笑顔になりました。
「ありがとう、お兄さま(#^.^#)」
気分の良さそうなお嬢様の様子を見てバラのとげと戦ったかいがあったなあと思った彼なのでした。
美味しそうにケーキを食べ始めたお嬢様に
「お茶をお持ちいたしますので少々お待ちください。
それから・・・前からお願いしていますが、私の呼び方ですがなにか他のものを考えて頂けないでしょうか・・・」
「お名前で呼んだらいいの?でも私にとっては、やっとできたお兄さまなんだから、そう呼びたいのよね」
「はあ・・・そう言われましても・・・。私は執事ですから、敬称をつけることはお止めいただけたらと」
「それじゃあ、お兄ちゃんになっちゃうけれど、それでもいいの?」
「いや、ですからそういうことではなくてですね!」
必死に説明しようとしている執事をよそに、のんびりケーキを楽しむお嬢様。
とりあえず今は仕方ないかと諦めて彼は紅茶の準備をしてくることにしました。
庭園に戻ってくるとバラを手に取って嬉しそうにしているお嬢様が見えました。
バラもケーキも本当に喜んで下さっているようだな(*^-^*)
しっかりと蒸らした紅茶を差し上げると美味しそうに飲んでからお嬢様はにっこり。
そしてもう三つ目になろうかという食べかけたケーキをフォークで刺して「このケーキとっても美味しいわ、一緒に食べて」と執事の彼の口元へ。
戸惑う彼を気にもせず、お嬢様はそのままケーキを彼の唇にくっつけてしまったので、抵抗することすらできず、結局彼は口を開けて美味しいケーキをお嬢様と一緒に楽しんだのでした。
本当にお茶目な方だなあ。
こちらのお屋敷に入ってまだ数か月だというのに、もうお嬢様の魅力を沢山感じている彼なのでした。
つづく?かも(´艸`*)
バレンタインといえば、日本では女性からのイメージがありますが、チョコ好きな私は男性からもチョコをもらいたい~
そしてお花もあったら嬉しいなあなんて思っているので、そんなコーデを男装でやってみました。
実はこのお話は、セバスとお嬢様シリーズのお嬢様のお母さんが主人公です。
以前からセバスとお嬢様以前はどうなっていたのかな?
ということが頭にあったのでいつか書いてみたいと思っていて。
偶然執事服を使ってのバレンタインコーデとバラのお庭で雰囲気も出ましたので、ちょっと書いてみることに(*^-^*)
お嬢様のお母さんの名前が判明しましたね~。
なんだかほんわりしてでもマイペースな彼女を想像したら
そんな名前が浮かびました。
娘のお嬢様の名前はまだ考えていないのに先にお母さんの方が名前出来ちゃいましたね(≧∇≦)
またこの二人でお話を書く日も来るかも?
そうだ、魔王の方もきっと姫が待ってますね。
いや魔王の方がハラハラしてるかも(´艸`*)
イベントまでにいくつかお話や日記をアップしようと思います。
最後までお読みいただいた皆様、今回もどうもありがとうございました❤
コメントもとっても嬉しく読ませて頂いています✨
いつも本当に感謝しております(*- -)
せっかくなので、今回の主人公の彼女が登場している謎解きのお話を、こちらに貼っておこうと思います。作者もちょっと忘れ・・・いやいや思い出せるように(´艸`*)
https://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1640941&aid=71266845
https://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1640941&aid=71288365
https://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1640941&aid=71354321
https://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1640941&aid=71396231
https://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1640941&aid=71401312
えとね~ 月曜日の最後の書類を先生に送るので
月曜日で良かったら いつもの時間でお邪魔できますよ^^
もし空いてたら書き込んでね(=^・^=)
で 念のため 一つ質問です エクセルとかは触ったことあるん?
うんうん 本が来たら教えてね
傍にいてたら 進み具合がわかるけど ネットだとね
だから 質問形式がええかな^^
あと エクセルのソフトもいるね
もし 持ってなかったら TAIKI先生のブログから
↓ 2分くらいからのが説明です
https://www.youtube.com/watch?v=Zj5aegbw5Ec
からエクセルが使えるようになります(=^・^=)
意表をつかれまくった感じっすよ~(;´∀`)
アニメって、ハイジのセバスチャンかな~?(^^;)
きっと、いつの日か、メインのお二人も、きっと!!きっと~~~☆と、オイラは思っていますよ~!(^^)!
ころねさん、面白系での外伝のお話の続きも楽しみにしてますね~^v^
ほんと、何気にちょっとしたやりとりが、かなり面白すぎる外伝でしたよ~(^^)vvv
きっと、ネタコーデのはず!!!と、名探偵 ネ申田は推理してみましたw
シリーズ名は、ゲーム的にも多い、外伝でベストだったと思いますよ~(^_-)-☆
このお話を、どこかで聞いたお嬢様も、いつかきっと、セバスちゃんに~^^とも推理している、ネ申田でありますw
早々に使って頂けて光栄でありますよ~~~(^_-)-☆
ちょっぴりでも喜んで頂けて嬉しいっすよ~(*´ω`*)
甘いもの大好物なオイラは、ケーキもチョコも食べまくりたくなっちゃいます('ω')ノ
ころねさんは、ダイエット中ですんで、がっつりとはいかないでくださいね~^^
この前、花園のフォレストで、バームクーヘンやフロランタン等、買いあさってきました^w^
ころねさん、まったね~~~(^_-)-☆
すぐ母親の話だとお分かりになりましたか(#^.^#)
今回の執事はセバスより若い印象がありましたか。
外見の印象がそんな感じかもしれませんね。
お母さんは一応外国の血が入っている設定なので、名前も外国でもう呼びやすそうな
名前にしています。
海外でもこのレイナって名前があるようです。
セバスの方のお嬢様の名前はどうしましょうかね~。あの子の名前は全然浮かんでこないんです。
あまり凝った名前ではなくて馴染みのあるような名前な気がします。
感想のコメントをありがとうございます(^▽^)/
この主人公の性格からお話が勝手に生まれた感じです。
執事に対してなら本当なら苗字を読んだりしないといけないのかな。
この執事の正体は・・・まだ作者もちゃんとわからなかったりして(´艸`*)
安奈さんだけにお伝えしますが・・・(実はこの執事、とある人の父親の設定で書き始め
ましたが、この主人公の暴走によってお話が改変されそうな予感が・・・)
名前を書いてないのでまだどうともできますが、作者もどうしようか混乱しております(;'∀')
ありがとう(=^・^=)♥
わぁ お嬢様のお母さんのお話だと思ったよ。
今回の執事君 お兄さんは生真面目な感じかな?
セバスより若い感じがするわ。
セバスとはまた違う雰囲気なので楽しいです。
お嬢様とこの執事君のお話もまた読みたいのでぜひ
続きを書いてね 麗菜と言う名前も素敵だわ。
次はお嬢様の名前を楽しみにしてるね。
ころねちゃん 楽しい物語をありがとう。
最初兄妹だと思って読んでいたので、「お嬢様」呼びに
疑問符いっぱいだったのですが、お兄さまは執事だったんですね。
もしや、セバスのお嬢様のお父様は、この執事だったり?
などと妄想してしまいます^^
いつも感想のコメントを下さってありがとうございます(*^-^*)
執事服だとセバスっぽい感じしますよね。しかも同じ執事服で色違いですし(´艸`*)
一応セバスがお屋敷に来る前のお話なので、他の執事のお話になっていますが、
反応が固めなのは二人ともちょっと似てるかも?これから書いているうちに個性がもっと出てくるかも。
そして、お嬢様が少し天然の所は多分母親からの遺伝かもしれませんね( *´艸`)
この二人はお気に召しましたでしょうか(*‘∀‘)
多分この子は一人っ子なのかもしれないですね。
なんとなくそんな気がします。
こんな風に書いたら設定ちゃんと考えてないのが分かってしまいますね(^-^;
メインの二人とはまた違うこの二人のことをまた登場させられるように、色々想像を膨らませてみようと思います(*^-^*)
楽しんでもらえて良かったです~♬
なるべく最後まで正体を明かしすぎないようにと書いてみましたが、
少しびっくりしてもらえたでしょうか(*^-^*)
いつも感想のコメントを下さってありがとうございます❤
さすがですね~鋭い!
お母さんは以前事件解決でも登場してるんですが、個性が強かったのか、脇役で収まって
くれなかったようです(*ノωノ)
そういえばバレンタインのプレゼントもチョコに限らないとか。
他に何が欲しいかな~アロマとか、口紅とかも嬉しいかも。
チョコよりもよりセンスが問われそうなので送る方は大変かもしれないですけど( *´艸`)
シリーズ名をどうしようかな~と思いましたが
あくまでセバス達をメインと思って外伝ということにしました。
いつも温かいお言葉を下さってありがとうございます(*^-^*)
こんなお話どうかな?これって面白いかな~大丈夫かな?と自信は全くない状態で
アップすることもありますが、銀さんの言葉でホッとします。
楽しんで頂けて嬉しいです♬
ケーキ食べたくなりました?
食べるのが好きなのでついつい文章にも出ちゃうのかな?
素敵なチョコのアイテムが今年のバレンタインの思い出になりました❤
ありがとうございました(⌒∇⌒)
いつもありがとうございます❤
そうですちょっと昔に戻っちゃったんです(´艸`*)
ちなみにバック・トゥ・ザ・フューチャー私は大好きです!
もう何回観たことか(*´з`)
セバスはお母様の代からお仕えしてたんですね^^
お嬢様はお母様にそっくりですね(^^♪
今日もとっても楽しかったです♬(#^.^#)♬
ほほえましいです
今回も楽しく読ませていただきました。(#^^#)
なかなか天然で、可愛らしいお母さんで素敵ですね~(´∀`*)
バレンタイン、確かチョコレートを女性から男性へと渡すだけというのは
世界的に見ると少数派なんですよね。
記憶が確かだったら、世界ではお花を贈る(男性から女性へ、というのもあったはず)のが
主流だったはずですよ~
ぜひ、たま~に外伝も続けてね~~~(^_-)-☆
どきどき&面白さが融合されていて、読んでてめちゃくちゃ楽しいっす^^vvv
ナイスキャラっすよ~!(^^)!
ゆったりまったりと、自由気ままに小説を書いてくださいね~(^_-)-☆
楽しいお話、ありがとうございました~~~(*´▽`*)
もちろん、読んでいて、チョコケーキをがっつり食べたくなってきちゃいましたー(;´∀`)
お母様のお話にバック・トゥ・ザ・フューチャー
してしまったのでつね?! Σ(○д○;)
ますます展開が楽しみでつ~ ヽ(=´▽`=)ノ